密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

怒れ官僚 ”再発防止策”は内閣総辞職・安倍・麻生議員辞職、

安倍総理お得意のトラブルシューティングは、責任=再発防止に取り組む、なのだが、
まず、こうした問題が発生した土壌を作った人間たちを一掃し、新しいメンバーで立て直すのが筋だろう。土壌を作った人間たちとは財務官僚たちではない、彼らを忖度せざるを得ない環境におき、また、無言のあるいは示唆的に圧力を加えた人間たち、つまり今の政権中枢だ。


「もうしません、これから気付ます」は学習途上の子供達にのみ許される。大人になったら、責任を取らなくてはならない。こんな大問題になるまで何も知らずに放置した、これが本当なら、こんな無能のボンクラトップには、すぐにやめてもらって、他の人が調査、立て直しをするのが、賢明であり、公平公正であり、国益でもある。これだって、百歩譲って安倍・麻生の言うことが本当ならば、だ。


一体トップの責任とは何か?責任という言葉の意味を捻じ曲げて図々しく居座わる神経が信じられない。


国会では野党不在の中、自民党劇団の醜悪な茶番劇が繰り広げられている模様。

<記事要約>
14日に開かれた衆院財務金融委員会で質疑に立った自民党の西田昌司議員が、今回の文書改ざん問題を、「佐川事件」などと呼び出し、お得意のミスデレクション、問題のすり替え、印象操作。5日の段階で文書に「書き換えられた可能性がある」ことを国交省が財務省に伝えていたという件を俎上に載せ、「麻生財務相には11日に報告した」と言う太田充理財局長に対し、「なんで報告しなかったんだよ!」「まさに、財務省による、財務省のための、情報操作なんだよこれは!!」と大声をあげて罵倒。
加えて、「根本的に総理自身がですね、財務省の情報、はたしてほんとうに操作してないのか、こういうことを含めてやらないと、政治が官僚に牛耳られて、自分たちの都合のいいところだけ使われますよ。はっきり言いまして、いまの財務省のやり方は、昔の陸軍と同じなんですよ!


すごいな、この人、、、。昔の陸軍は、自分たちのイメージの中の”国”を守るため、自国の兵士を消耗品のごとくに死なせ、かつもっとひどいのは、自分たちの無策、戦争犯罪を隠すために、意味のない玉砕を敢行させ、戦後は命令で逆らえず実行した現場の士官、兵士に罪をなすりつけ口を拭おうとした。 まさに今の安倍・麻生のやっていることそのものだ。こんな馬鹿げたたとえを本気で言っているなら、真性のバカ歴史修正主義菌に脳を食われたスカスカになっているのではと心配になる。また、こんな理屈を国民が信じると思って言っているならあまりに能天気な阿呆だ。


官僚諸氏はこんな低レベルのバカに怒鳴られて、なんとも思わないのだろうか?いや思わないはずはない。
この日、デーブ・スペクターは〈テレビで悪役商会が出てると思ったら財務省を叱ってる自民党の西田議員だった〉とツイートしていた そうだ。


そして16日国会でも、ヤンキー先生義家議員が、体育会系ヒエラルキーかヤンキーヒエラルキーか任侠ヒエラルキーか、とにかくそんなセンスしか感じられない、麻生親分礼賛をやってのけたらしい。


反吐が出そうな自民党によるショーが、きょうも国会で繰り広げられた。なかでも醜かったのは、義家弘介・元文科副大臣の衆院財務金融委における質疑だ。
 

まず、義家元文科副大臣は、今朝の毎日新聞が伝えた森友学園への約8億円値引き売買の根拠となってきた地中ゴミについて、建設業者が「虚偽の報告書を作成した」と大阪地検の調べに答えているという件を取り上げ、この報道を「たいへん扇動的な記事」と表現。
 

さらに、今回の文書改ざんについても、「麻生財務大臣への極めて冒涜的な態度」「この部分については激しい怒りを感じております」などと言い出し、「麻生大臣がG20に出席できなくなった」「内政の問題で出席できなくなる。たんに文書の書き換えのみならず、我が国にとって深刻な事態になってしまっている」と述べたのだ。
 

総理への侮辱の次は、麻生大臣への冒涜?!いつの時代の専制君主国家だよ!!!
自民党の中だけ専制君主制になっているのだろう。バカ殿命の似非忠臣、いざ鎌倉とばかりに自分の売り込みに必死。
<以下、忠臣義家発言>
「私もまだ11年しか近くで存じ上げておりませんが、麻生大臣のお人柄、まさに親分肌でもございます。すべてをポジティブに、そしてすべてを信じながら物事を進めて行くという、たいへん大きなリ-ダーであると私は認識しておりますが、その麻生大臣がこの矢面のなかで、自分たちの部下が水面下で、そのようなことをやっているなかで前線に立たれていた。大臣はつねに前向きなことしかおっしゃりませんけれども、その心中察するやいかばかりかと、私自身、感じております」
「一部でテレビの評論家も、野党のみなさんも、麻生大臣が『佐川、佐川』と呼び捨てにするのはいかがなのかという話を聞きますけど、5年間、同じ釜のメシを食ってですね、さまざまな問題をともに力を合わせて乗り越えてきた、まさにファミリー、チームでやってきたわけでありまして。私だって、11年間やってきて『義家』と呼び捨てにしていただけませんから。私は呼び捨てにしていただけるくらい信頼されたいと思ってますよ! それぐらい佐川さんのことを信頼し、そして佐川さんの能力も評価し、これまで国会の前線に立ってきた。しかし一方で、佐川氏は書き換えを知っていながら答弁していたのだとしたら、これ、たいへん(声を詰まらせて)胸の痛い話だなと思います」

バカだねぇ〜、、、。こんなやつヤンキーを名乗る資格もない。
そして、なんとかもおだてりゃ木に登る、最後に麻生大臣の難局へのご決意を」と水を向けられた麻生財務相、
「昨日も、私としては事務次官等々、局長等々、幹部を部屋に呼んで、本件について真摯に反省をする必要がある(と言った)。これ、大きな大人のね、いい年こいた大人に対して、こんなことを俺に言わせるところがそもそもふざけた話なんだと言い渡した」
それは現場の財務官僚諸氏のセリフでしょう!?『努力して勉強し真面目に積み上げたきた俺たちに、行政を捻じ曲げに加担させ、法を犯させ、人生を破壊した人間が、偉そうに上から何事かを言い渡すことが、そもそもふざけた話なんだ。』と言い渡したいだろう。


佐川氏の証人喚問に準備万端の自民党、一体どんな方法で佐川氏の自己犠牲を完遂させるつもりなのか?家族を人質に取られている?佐川氏はすでに十分メンタルが壊れているような顔をしている。気をつけていないと、自殺もあり得るのではないかと心配になる。


前川氏の忠告を聞いて、自分の言葉で証言すれば、国民の佐川氏への怒りは消える、そう言っても過言でない、政権の冷酷な「佐川主犯説ー責任押し付け」は、多くの会社組織で働く人たちは身につまされることだろう。


組織のトップは、理想と現実のバランスをとる判断力、知性と教養、責任感と倫理観、そして人間としての徳が必要だ。責任とは、自分に関わる人たちの人生を守る意識、社会に不正不利益を押し付けない意識、信頼を損なわない意識、に立脚していなければならないし、徳とは自分の利益を超えて、他の人のために、こうしたことを実行したいという熱意と善良さ、人への情が心のどこかに保たれている人に備わる。


今のこの国のトップは、そうした要素がかけらもない。ただ自分たちの思う通りになんでも進めたゆくために、この国を消費している。


官僚を志す人は、高い理想と自負心を持って入省すると聞く。それは嘘のない人生のスタートだっただろう。それを、自分たちよりはるかに劣った、ただ親が偉かった、地位があった、金持ちだったというだけで、自分たちは特別と思い、さしたる努力もせず権力に居座る人間たちのために働く惨めな人生に変えられたことはの怒りを見せる時だろう。


安倍・麻生は永遠の権力を手にし続けることはできない。どれだけうまくやり運が味方しても、金正恩ほど若くもない。そして、うまくやれないし、運も尽き果てかけている。
自分の誇りを取り戻す最後のチャンスだ。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

放送に”政治的公平”の必要はない、が、安倍氏の”大胆な見直し”は要注意

安倍政権による放送の政治的公平の悪用は、常々ひどいものだと思ってきた。その党の安倍政権が放送制度改革の方針案を検討、放送局に政治的公平などを義務付けた放送法四条を撤廃を打ち出している。

安倍政権が検討している放送制度改革の方針案が十五日、明らかになった。テレビ、ラジオ番組の政治的公平を求めた放送法の条文を撤廃するなど、規制を緩和し自由な放送を可能にすることで、新規参入を促す構え。放送局が増えて、より多様な番組が流通することが期待される一方、党派色の強い局が登場する恐れもあり、論議を呼ぶのは必至だ。

 共同通信が入手した政府の内部文書によると、規制の少ないインターネット通信と放送で異なる現行規制を一本化し、放送局に政治的公平などを義務付けた放送法四条を撤廃するとともに、放送に認められた簡便な著作権処理を通信にも適用する。
 

NHKに限っては、番組内容に関する規律を維持し、番組を放送と同時にネットで配信することを容認する。また、番組をはじめとするソフトと放送設備などハードの事業の分離を徹底。業界ごとに縦割りの法制度を、映像の伝送サービスといった機能別の横割りに転換する。
NHK受信料の支払いをネットにまで広げる布石?



こうした改革により「多様な事業者が競い合いながら、魅力的な番組を消費者に提供できる成長市場を創出」すると結論付けている。


さらに「電波(による)放送に過度に依存しない番組流通網の整備により、国民の財産である電波の有効活用が一層可能に」なると指摘。既存の放送局から電波を一部返上させることも念頭にあるとみられる。
 

安倍晋三首相は一月以降、「放送事業の在り方の大胆な見直しが必要だ」と繰り返し発言。内閣府の規制改革推進会議などが検討を進めており方針案は同会議が五月ごろにまとめる答申に反映される見込みだ。

アメリカのニュースステーションでは、保守系のFOX,より極右のブライトバード、中道リベラルCNN リベラルの旗手MSNBC、その他各局のニュース部門がある。選挙などは、MSNBCーCNNーFoxと見比べたりする。ブライトバードは見ない(事態によってどんだけデマを流しているか興味があって見る場合を除く)


初めから、これは政権より、こちらはリベラル、ここは中道と、はっきりしていれば、見比べて判断できるので、逆に全ての局が政治的公平の脅しの元に、政権忖度放送を流すより、”党派色の強い局”ができた方が、国民にとっては知る権利に幅ができていいと思う。


とはいえ、今まで安倍政権のこうした改革により、国民の知らないところで、利権、優遇、私物化が起こり、”多様な事業者が競い合いながら”としながらも一事業者への結論ありきの優遇が行われてきた。”成長市場を創出”も一部の人間・特定の思想で固められる可能性がある。安倍晋三の”大胆な見直し”は要注意だ。


その他にも、ポイント4番目の、”電波放送に過度の依存しない番組も流通網の整備により、国民の財産である電波の有効活用が一層可能に”、このような、一体何を言っているのかよくわからない、しかし一見良さげな言い回しが、今までの経験上一番危険のような気がする。


党派色や番組の主張を明確にすることを懸念するより、その陰に隠れた実態のわからないことをクリアにし、かつ、この政権の性質も鑑みて、眉に唾してチャックしてゆかねばならない。

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

コメディアンの壮絶なナイフ+銃社会への抗議+ティラーソン解任+追悼ホーキング博士

日本の状況が風雲急を告げている中で、アメリカのニュースで書く予定でいたものが溜まってしまった。まとめて書きます。


アメリカの有名な女性コメディアン・キャシー・グリフィンがサロメの題材を持ってトランプに痛烈な抗議を仕掛け話題になった。

驚いたことに、司法省が彼女をテロリストと疑い捜査した?というのだ。もし本当ならアメリカの司法もトランプに毒されている。ともあれ、アメリカとはいえここまでやるのはやはり勇気がある。この国では、感情的になったり、怒ったりしたほうが負け。いかにユーモアにユーモアで返すか?でその人の知性の質がわかる。日本ではありえないパフォーマンスだ。珍しくトランプからのリアクションはない模様。


次なる、社会への抗議は、銃社会への抗議を込め、7000足の靴が議事堂前に並べられた。

ワシントン(CNN) 国際的な権利擁護団体アバーズは13日、米ワシントンにある連邦議会議事堂前の芝生一面に、7000足の靴を並べる活動を行った。靴は銃犯罪の犠牲になった子どもたちを表しており、米国の政策立案者らに対して、銃の脅威のない安全な学校生活の実現を呼びかける狙いがある。
並べられた靴は、今回の取り組みのために全米から寄付された。銃犯罪の犠牲になった子どもの遺族からのものも含まれる。
7000足という数は、毎年1300人近い子どもが銃撃による傷のために死亡しているとする米疾病対策センター(CDC)のデータに基づく。コネティカット州の小学校で銃乱射事件が起きた2012年以降の犠牲者数の総計として算出している。
息子を学校での銃乱射事件で亡くした男性は、息子の靴2足を持参してワシントンにやってきた。1足は芝生に並べ、もう1足を自ら履いた。取材に答え「息子は私と同じサイズの靴を履いていた。亡くなった後でそのことに気が付いたが、自分にとってとても意味深い発見だった」と語った。
現場には女優のベット・ミドラーさんやコメディアンのチェルシー・ハンドラーさんが贈った靴も置かれた。
この日から1カ月ほど前にはフロリダ州の高校で銃乱射事件が起き、17人が死亡した。
靴の展示に携わったボランティアの女性は、銃にまつわる暴力がメディアの関心事であり続けるよう支援したいと説明。過去の事件の後、銃犯罪に抗議する風潮が弱まっていくのを目にしてきたと述べ、「フロリダで亡くなった子どもたちはただのニュースの見出しではない。本物の人間で、今日もちゃんと生きていられたはずだった」と訴えた。


また、14日にはフロリダ州の高校で銃乱射事件の当事者である高校生たちの呼びかけで、大規模デモがワシントンDCでも要される。主催の2人の高校生が、リアルタイム・ビル・マーにゲストで呼ばれ、立派に自分たちの行動の趣旨、銃社会への抗議を訴えたた。一人は、白人、スポーツ好きな地元の警察官の息子、一人はラテン系の相当知的レベルの高い家庭の子で父親は元FBI。勇敢で聡明なこの二人の友情がずっと続くといいな、と思った。




女性、LGBT、マイノリティー、高校生、みんな強い発信力を持っている。ためらわず行動、そして率直な共感が大きなムーブメントを生む。日本の”安倍政治を許さない”デモも頑張れー!!!行動するは我にあり!!


さて、こんな抗議など歯牙にも掛けないトランプは無謀にも頼りのティラーソンを解任、ティラーソンはトランプのツイッターで解任を知ったという驚きの事実を伝えた、ゴールドスタイン国務次官もその直後解任。後任は、極右のポンペオ中央情報局(CIA)長官が指名された。北朝鮮交渉に強気のサポートが欲しいトランプ、意見の合わないティラーソンを追い出した。



しかし、強権独裁の夢は遠い。共和党の牙城ペンシルバニア州での補選で民主党が勝利!!!共和党のダメージは大きい。

補選は同選挙区選出の共和党議員が昨年、女性スキャンダルで辞任したことを受けて実施され、共和党からリック・サコーン氏、民主党からコナー・ラム氏が立候補していた。

共和党のリック・サコーン氏(左)と民主党のコナー・ラム氏が出馬した。
見るからにコンサバティブVSリベラル
当日分の開票率が100%に達し、不在者投票の集計が続く間に、民主党の選対委員会がラム氏の勝利を宣言。同氏は支持者らを前に「予想より少し時間がかかったが、我々は勝った。皆さんの勝利だ」と演説した。
一方、共和党の選対委員会はサコーン氏の勝利を「確信」していると発表し、同氏も支持者らに「まだ戦いは終わっていない」と語った。
この選挙区は白人労働者が多く、16年の大統領選でトランプ氏が大勝した地盤。サコーン氏が敗れれば、共和党にとって大きな打撃となる。


トランプの応援演説がマイナスになったという人たちもいる。この調子で中間選挙で
民主党が大勝すれば、今後の2年間かなり面白いことになる。


追記
偉大にして不屈の物理学者スティーブン・ホーキンギ博士が逝去された。21歳でALSと診断され、当時の医師からは余命2~3年と宣告されていた。特別のユーモアセンスも兼ね備えた巨人の冥福を祈る。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ