密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

やっと会えたねビースト:テオ ヤンセン展

メイン州海辺から、マサチューセッツ州セーラムへ。この街は魔女裁判の歴史で有名。19世紀には東洋と船で物資が届く貿易の街であった。この街のPeabodyEssex美術館は,小さいながら、とてもいい企画と面白いコレクレョンをもっている。貿易の街に由来して19世紀の、中国、日本からの 工芸品、画、写真などとともに、中国の古い民家が中庭に移築されている。ここを初めて訪れたのは、日本の写真家柴田敏雄氏の写真展だった。今回はオランダの造形作家テオ ヤンセン展。この人は,数年前日本の東京現代美術館で展覧会があり,ご記憶の方も多いと思うが、プラスチックの水道管をくんで,巨大な歩く生き物”ビースト”を作り続けている。日本の友人からこの展覧会の情報をもらい、DVDを購入し、いつか実物を見たい!!と思っていたのだ。

テオヤンセン氏は、1990年くらいから、このビーストの制作をはじめ、はじめは、自らささえ、引っ張って動かしていて、徐々に,風による自立運動が出来る物にしていったようだ。たくさんの彼とビーストの歴史がビデオにおさめられて、壁に映し出されていた。大風の中ビーストともみくちゃになるヤンセン氏、出来上がった巨大ビーストを長時間かけて浜辺で組み立て、2、3歩いて転倒するビースト!!

会場には部品も展示

子供たち(私も)ビーストを動かしてみた。

最近3Dプリンターを手に入れより精巧なプロトタイプの制作が出来るようになった模様(写真上)
最後に、期間限定だが下記美術館アドレスをアクセスすると、浜辺を動くビーストの動画が見られます。
http://www.pem.org


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