密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

お友達認可に甘えた、なんちゃって開学 仮面浪人推奨 ずさんな教授確保 

加計孝太郎氏も、安倍晋三氏も、大学時代どれだけ真面目に学問に勤しんだのだろうか?
その後もお二人とも、カリフォルニアへ語学留学 経歴には州立大卒業も、コース修了証書習得も記載なし、この点も安倍氏と同じ。
語学留学なんて、お金持ちのお遊びの口実(であることは安倍氏の英語のスピーチを聞けば明白)しかもそこで得た友人が同じ日本人坊々で、数十年後に悪巧み。


こうしたお二人ならでは、というか、学問を甘く見ているので、こういう大学を作ってしまう。要はお金儲け+息子のため? 息子さんは私人ゆえあんまり突っ込んでも、、と思いつつ、つい興味が出で調べてしまいました。


息子さんは、現在は山口大学の現在社会人コース博士課程に在籍。しかし博士課程社会人コースというのは 大学院にある連合獣医学研究科には特にない。社会人大学院というのは、一ッ橋など7つの大学に設置されているらしい、学部はビジネスや国際戦略などで、医学科学系はない。まさか加計さんのための特別なコース? 国立なのでそれはないとは思うが社会人コース博士課程の表記は見当たらない。山口と言えば、お父上の腹心の友の某総理のお膝元。指導教授は加計学園・倉敷芸術科学大学の前学長の教え子だとか。
ご本人も倉敷芸術科学大学で教鞭をとりながらの博士課程らしい。まあ、獣医学部で教える人が、4年制の学士ではさすがにまずい。だいたい、アメリカだと、どんな大学でも、そこで教えるためには大学院卒の修士の学位が必要なのだが、日本では、学士で大学教授やれるんだろうか? すぐに働く必要もないのに、大学を出て、国家試験も受けず、研究で大学院にも残らず、父の大学で教鞭で40歳、というのもどうなのかなぁ? ここへ来て、獣医大学を任せるために、広い人脈総動員で押し上げか? など、もしかしたら真面目な研究者であるかもしれない息子さんには悪いが、いろいろ考えてしまう。


しかし、そんな努力も、こんな初歩的なポカがあれば、なかなか実を結ばないのではなかろうか。

「文科省の大学設置審議会でしっかり審査して『可』とする答申が出ており、それに基づいて認可した」。加計学園の獣医学部新設の認可を受けて開かれた衆院文科委の集中審議。林芳正文科相はこう言って「問題ナシ」を強調していたが、申請書類を読めば読むほどホントに開学して大丈夫なのか? とクビをひねりたくなるのだ。


 大学設置審の専門委員は林大臣に認可答申する直前まで、加計獣医学部の授業カリキュラムや実習の問題点を指摘し、改善を求めていた。


 とりわけ深刻なのが、計画通り「教員」を確保できるかだ。獣医学部を持つ全国16大学の代表者でつくる「全国大学獣医学関係代表者協議会」会長の稲葉睦北海道大教授はJNNの取材で、学生80人に対して100人弱の教員がいる北海道大と、学生140人に対して約半分の75人の教員(予定)しかいない加計学園を比較し、〈75人で本当に(講義、実習を)やろうとしたら寝ていられないと思いますよ。先生がた〉と懸念を示していた。


そうしたら、ここにきて教員に就任予定だった帯広畜産大の教授が就任辞退の意向を示していると北海道新聞で報じられた。


 加計学園は就業規則の定年を延長するなど必死に教員の頭数をかき集めた様子がうかがえるから、就任辞退が相次いだら大変だ。生徒だって履修どころじゃない。


 注目は、この教授が北海道新聞の取材に「(就任意向の)最終確認は受けていない」と答えていることだ。文科省はHPで、大学・学部を新設する場合の「設置認可申請又は届出について」の質問例を公表。そこには「教員組織」について、こう記されているのだ。


〈Q 大学等の設置認可申請や学部等の設置届出をする際、就任が未定となっている教員がいることや、担当教員が未定となっている授業科目があることは問題ないでしょうか〉



〈A 申請又は届出の時点で教員組織等の計画が全て確定していることが必要です。そのため、就任が未定となっている教員(兼担・兼任教員を含む。)がいたり、担当教員が未定となっている授業科目がある状態で申請又は届出をすることはできません。また、完成年度までの間に定年等の理由で退職する教員がいる場合は、その後任となる教員や担当科目についても申請又は届出の時点で確定していることが必要です


つまり、帯広畜産大の教授の説明通りであれば、加計学園は確定しない教員の名前を申請書類に記入していたことになる。本来は認可どころか、申請すらできないのだ。いざ学生が入学したら先生は名前ばかりの「幽霊教員」だった――なんて最悪の事態も想定されるのだ。


 今からでも遅くない。入学後の生徒への影響を避けるためにも、林大臣は認可を撤回した方がいい


つまり、申請自体が見切り発車のずさんなものという見方ができる。お友達特権だから、いい加減でもなんとかブラックボックスの中で適当にやってもらえると思っていたのかもしれない。しかも、パンフレットでは、ぬけぬけと仮面浪人用の大学を標榜。真剣に勉学をしたことがない人間の、学問への尊敬の念のない人間の、なんちゃってな世の中をなめた軽〜い発想?


そんな人間が命を扱う分野の教育を手がける恐ろしさ。安倍氏も加計氏も、リッチボーイの波乗り人生でうまくやってきたかもしれないが、この問題は、他にも、建築費水増し、
バイオセキュリティーの杜撰さ、出来レースを裏付ける証言等等が次々に出てきている。
大きなうねりでご自慢のサーフボードがひっくり返されることもあり得る。


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