密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

年利6%!アメリカの学生ローンと奨学金

今日のNYタイムスに、学生ローンで酷いトラブルになった人のインタビューがでていた。アメリカは奨学金は優秀な学生の為と,経済的に恵まれない(あるいは希望の大学に経済が届かない)学生、スポーツや芸術音楽ダンスなどの特別の分野の奨学金などがある。奨学金はもちろん賞与である。そして,借りて返すものは、スチューデントローンと呼ばれていて、国に借金をする。どんな人でも、借りられる,審査は無い。ただ利子がなんと年利6%以上。このトラブルになった女性は、大学に250万円、卒業後仕事が見つからず、そこから,法学部に3期(途中で病気退学)200万円、学生でいるうちは支払いを開始しなくてもいい、ただし利子はついてゆく。そうして、オハイオ州で教職につき,収入が十分でないため,もう一度ローンで大学院へ,と云う事を繰り返し、現在は月30万の支払いを,30年、現在45才
だという。彼女の子供たちも今大学に学生ローンでかよっている。学生ローンは学生本人がローンを組ものと、両親が組むもの2種類が利用できる。彼女はこの両親のローンで,自分の今までのローンの支払いに充てている。これもいずれもっと大きな破綻につながる。彼女の利子は10%になっている。学生ローンは自己破産はできない。


この人の例は、あまりに、楽観的というか、計画性が無い野心家だったための、破綻であるけれど、事実、返済できない人たちが増えて社会問題にもなっている。


オバマ大統領は6%から3%に引き下げようとしたのだが,やはり共和党中心の下院で潰されたしまった。日本の年利はしらべてみると年利1%未満?月々で利率が違うし、返済状況でも変化していくので,数字に弱い者には理解がむずかしい。


アメリカの学生ローンがこんなに酷いとは,正直驚いた。ただ学生ローンはよほど計画的に,奨学金の不足を補う形で借りるべきものと云う認識が薄れ、担保もなしに安易に借りられるため、先の事を考えないで多額の申し込みをしてしまう人が増えているのが問題だ。


日本の学生はブラックバイトや風俗関係にも収入の道を求めなければいけないほど追いつめられている
ようだが、アメリカの大学内には,学生用に仕事が,用意されていて、勉強の傷害にならない収入を得る事が出来る。せめて、大学が学生の仕事を用意するというのは、日本でも広まるといいと思う。


それから、学生ローンを,奨学金と呼ぶのをやめるべきだ。これはイメージ詐欺。今両親の生活苦しい時代、こういうときこそ,国はなんとかしなければならない。本当に奨学金を出すべきだ。軍備拡張している場合ではない。


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頭に中の軍艦マーチは調しっぱずれ。世界も国内も見えなてない。

軍国妄想ばく進中の我が軍司令官。南シナ海に野心。フィリピンでのオバマ米大統領との首脳会談で、南シナ海への自衛隊派遣の可能性に言及し丁寧にスルーされたのに。http://artrino.muragon.com/entry/75.html


軍部(もうまさにそう呼ぶにふさわしい)の勢力拡大願望で来年度予算で、南シナ海での対中衝突を想定しているような兵器調達を一気呵成に進めようとしているとの記事。日刊ゲンダイ2015年11月27日http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/170437/1国会を開かないので,なにを言ってもやっても,追求されないから、もうのびのび野望全開。高すぎるおもちゃを買いたい放題。


国際社会は別な方面で緊張。有志連合の空爆、ロシアトルコの緊張で、ISILがキルギ,タジキスタンとか、中国方向ウルグイとかに移動という見方もあり,そうなれば,中国も巻き込んでしまうので,より慎重な国際社会の連携が必要になる。中国も安倍首相の軍国お遊びの相手もしていられない。


ゲンダイ記事の最後に『何より米国は日本にこれ以上の武力強化を望んでいません。導入計画は、米国から“待った”のかかる可能性が高いと思います』と書いている。これは、4月にさかのぼるワシントンでの共同記者会見でオバマ大統領がそういっている。もう一度この防衛ラインについての発言の拙訳を載せる。『最終的に、日本の人々と、その選ばれた代表(議員)は,自国の防衛について,何が最善であるか結論を下すことになるでしょう。しかし、安倍総理がおっしゃったように、ここ数十年間、平和を愛する日本が没頭つづけてきた大変に困難な、過去の教訓からの学び、実践してきたことは,非常に重要なことだと私は考えています。日本は国際的あるいは地域的武力紛争に携わることを,良しとせず、そして、日米同盟は我が国が主導として,起てられ、私たちの国への、武力攻撃および侵略とその可能性を有する事態への防衛の方法を模索してきました。 そして,安倍総理からお申し出のあった,新しい防衛ガイドライン、そして集団的自衛への取り組み方は、武力攻撃および侵略とその可能性に対する防衛を実行する我がアメリカ軍の能力をアップグレードさせるでしょう。私たちは全ての国際社会に生きる人々とともに、ISILのような組織が行う残忍な行為、アメリカ人の、日本人の、他の国々の、そして,最も多くあるイスラム圏の国々の無辜の人々に死の犠牲を強いるテロリストの行動を除去する、その決意を分かち合うでしょう。そして それこそがISILを打ち負かす為に巡らされた連立の絆であり、私たちが、世界各国の幅広い層の人々とともに、なし続ける 世界中のテロリズムの阻止、および防止の努力であるのです。こうしたなかで、日本の協力は、力強く、感謝を持って迎えられるでしょう。 けれども、この連合のメンバーには、そこへの関わりかた(参加の仕方が)が行く通りもあるはずです。日本の快く進んで行うことのできる(willingness)、人道的支援を提供することへの関与は、不安定な状況におかれている国々に大きな違いをもたらすことでしょう。また,日本のwillingnessー快く進んで行う、地域の平和維持と他の国とともに、破壊された地域を再構築する働きは、状況を大きく変えてゆくことでしょう。 ですから、重要なのは、日本の軍備計画が,今すぐ、また大きく変化することを期待するのではなく、むしろ,日本が、私たちの盟友とそして,私たち自身のように、新しい脅威に、対応し,また,私たちの,基本的な原則の核心が領土的野心によるものでなく、また他者への侵略でも無いことを,これは独立した国家の繁栄と自由の純然たる擁護であることを理解し、 私たちが長い間行って来た事を,今,私たちとともに,更なる長い年月ともに、行ってゆこうと云う事であると,私は考えています。』


アメリカはブッシュ2政権をなんと2期8年(両選挙とも開票に疑惑問題もあったが、とにかく9・11で頭に血の昇った国民が選んだのだ。)その間、企業減税を続け、防衛費に膨大なお金をつぎ込みつづけた結果、任期末にはアメリカは破産寸前ボロボロだった。オバマ政権前期で,下降線を止め、横ばいにするのがやっとと云った状態だった。安倍政権が倒れた(倒さなくてはならないが)後、たくさんの法改悪に加え、彼の無謀な税金の散蒔き、どうするオリンピック?、一度勢いがついてた軍部上層部!!を縮小(専守防衛に必要ない武器兵器)など、大変困難な修復が待っている。しかし,変えなければ,日本がどんな状態になるのか想像するのも恐ろしい。


共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、来年4月24日に投開票される衆院北海道5区の補欠選挙で、民主党などと選挙協力できる場合、共産党候補の立候補を取り下げる考えを示した。本当にもう具体的に動き始める時だ。氏は「野党共闘で勝利するスタートにしたい」とも語った。どうかいいスタートが切れますように。民主党頼むよ。ぐずぐずはやめてね。


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LEDライトはたのしい。

朝日新聞:蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換 を読んで。
http://digital.asahi.com/articles/ASHCT5JHKHCTULFA021.html?rm=416
最近、安倍政権が何か打ち上げると,裏があるのでは??と勘ぐってしまうのが常だが、色々懸念はあるかもしれないけれど、事実LEDライトはとてもいい光源である。寿命も長いし,熱くもならない。アメリカでも徐々にLEDにかわっている。NYCの街頭もLEDに移行中。くわえて、蛍光灯は水銀を使用しているため,廃棄が危険で難しいそうだ。政権思惑はさておき、LEDライトアートをちょっと紹介。


LEDはアートに最適でたくさんの新しいアプローチ、空間デザインを生んでいる。私も今LEDを使った作品を作るため、ハンダ付けの練習中。お隣り中国はLEDマーケットを牛耳っているのではないかと思うほどで、ネットで材料を注文すると全て中国から送られてくる。最近中国では光のインスタレーションも盛んらしい。<フロリダのタンパロウリー動物園で開かれた中国のライトショー、子供たち大喜び。中国のアート感覚ってとても楽しいし、細かく悩まずにやり切ってしまう凄さがある,世界巡回展なので,日本にも来たかも?>

LEDライト現在2−3000円と高価のようだが,値段も下がる。今でもIKEAに本店ではLEDライトボールは、低価格だ。ただ、地元Beacon のDIA美術館の蛍光灯アートなどは,その後のオリジナリティーの継続が悩みの種とか。

ともあれ、LEDライトの普及は生活を楽しくしてくれる部分も大きいと思う。
<タンパ美術館の外壁に永久展示のLEDライトアート、刻々と色とパターンが変わる、夕暮れから明け方まで−これも低熱低電力の賜物。>


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