密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

メディアの矜恃、FOXを含むメディア各社がCNNを支持

トランプに食い下がったCNNの記者が、記者会見の後に記者証を取り上げられ、CNNは
記者証の返還を求める裁判を起こした。


日本ならさしずめ、鑑定圧力か忖度で当該記者が飛ばされて済まされるところだろう。
しかし、CNNは自社の記者を切り捨てたりしなかった。何より、記者証剥奪ノリルウとされる、女性アシスタントへの暴力?も、一部始終がバッチリ動画で残っていて、誰の目にも、強引に記者に詰め寄るアシスタントに極力触れないようにかわし、彼女が彼のパーソナルテリトリーを強引に侵害している様子しか写っていない。マモ苗で起こっていることさへ、きちんと把握できないトンデモトランプの、印象操作も日本なら、応援団の大バッシングにかき消されて事実歪曲が、同業メディアのよって拡散されそうだが、この点で、アメリカメディアはその報道倫理と矜恃を示した。


ジム・アコスタ記者の記者証の復活を求める訴訟に対して、10社以上のメディアがCNNへの支持を表明した/JONATHAN ERNST/REUTERS


(CNN) 米CNNのジム・アコスタ記者がトランプ米大統領との記者会見の後に記者証を取り上げられたことを受けてCNNがトランプ氏らを相手取って訴訟を起こした件で、競合のFOXニュースをはじめ、AP通信やUSAトゥデー、ワシントン・ポスト、ポリティコなど、10を超えるメディアがCNNとアコスタ記者への支持を表明した。
支持を表明したメディアには米国の主要な報道機関の多くが含まれている。
最も注目を集めるのはFOXニュースかもしれない。FOXニュースは14日、声明を発表し、記者証の返還を求めるCNNの裁判について支持すると表明。法廷助言書の提出も考えていることを明らかにした。
同社のジェイ・ウォレス社長は、トランプ大統領と報道陣の両方から広がる敵対的な論調を容認しているわけではないが、米国の人々のための自由な報道やアクセス、開かれた意見交換を支持するとしている。
14日に公表されたCNNを支持するメディアのリストの中には、ブルームバーグやNBCニュース、ニューヨーク・タイムズなども含まれている。


FOXは共和党御用達メディア、というより、共和党支持層が必ず見ているニュースであり、共和党とFOXは対等の関係、ましてや、トランプに忖度というより、トランプが忖度する場合もある。なぜなら、トランプがFOXニュースの絶大なる視聴者だからだ。
だから、主義や方向性が違っても、メディアの独立を脅かす権力側の所業には、きちんと反旗をひるがえす。こういう点が、同じ大馬鹿独裁者をトップにいただいても、日本よりアメリカの方が安心して見ていられる理由の一つだ。


政権に不都合な真実を追求した記者を左遷したり、突っ込んだ追求をする記者に対して、記者クラブというメディアの共同体内で、意地悪をしたりするなどという情けない人々が権力を握る日本は異常だと認識して方がいいと思う。


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片山さつき防波堤を乗り越えて、真打登場、懲りない昭恵夫人のイノセント風悪目立ち

鳥も鳴数ば撃たれまい、なのにまた鳴いてと飛び上がった、昭恵さん。
片山さつきの騒音的低レベルの頻発スキャンダルで、森友問題を忘れかけていた国民の気持ちを見事に戻し、かつ逆撫でする国際平和思考発言。本当にこの人、頭が悪い?



相変わらずの“天然”ぶりだ――。11日、佐賀市内で行われた佐賀藩藩士・島義勇(1822~74年)の銅像のお披露目式。島は明治政府の開拓判官として北海道札幌市の原型をつくった人物で、その功績が称えられて銅像が造られたという。


 問題となったのは、銅像の除幕式の後で行われた懇親会。安倍首相の妻・昭恵夫人が挨拶し、野党批判を展開したのだ。


 会に出席した国民民主党の原口一博国会対策委員長は、昭恵夫人のスピーチについて、自身のフェイスブックに次のように投稿している。


<驚いた事に講演で私の名前を安倍昭恵さんが出されました。「原口先生もおられますが世界が大変な時に日本国内で争っている場合でしょうか。」と。私たちは国内で無駄な争いをしているのではありません>


 昭恵夫人は、自身が森友疑惑の“核心”であることを棚に上げて、与野党の論戦を「ムダな争い」などと訓示を垂れたのである。会に出席したひとりはこう明かした。


「(昭恵夫人が)出てきたときは、ビックリしました。『何で来たのだろう』という感じです。確か、昭恵さんは、森永製菓の創始者で佐賀出身の森永太一郎の曾孫にあたるという縁で挨拶したとか。昭恵さんのスピーチが始まった途端、中座した人もいましたね。なぜか、西村康稔官房副長官も出席していました」


 昭恵夫人は、仮にもファーストレディーである。自らの発言が安倍首相の意向を代弁していると思われてもおかしくない立場なのに、国会の論争を批判するのは無神経じゃないか。原口議員に改めて聞いた。


「確かに、日本の中で争わず、協力し合える環境が整えばいいというのは(昭恵夫人の)おっしゃる通り。ただ、それを壊しているのは誰かということですよ。昭恵さんの言う理想と現実があまりにも違うから、野党はただすべきことをただしている。(財務省の決裁文書改ざん問題で)亡くなっている人も出てますからね。自民党から共産党までみんないるところで、政治的なことをおっしゃるので驚きました」


 サプライズ登場で野党をチクリと刺した昭恵夫人。森友問題の真相を語るのが先じゃないか。


”世界が大変な時に日本国内で争っている場合でしょうか。”って、日本が大変なことになっている自覚がない。(官僚による公文書改ざん、特区における安倍とも優遇補助金詐欺、総理夫人関与による国有地不正払い下げ認可優遇 その他あべとも優遇税金横流し疑惑、大臣官僚の利権、暴言、不祥事続発、自衛隊集団自衛権行使容認拡大解釈で、自衛隊員を危機に追いやり、高プロで過労死促進、働き方改革で人々の将来設計を不可能にし、種子法廃止とFTAで国内農業を危機に追いやり、水道民営化で貧困者は川の水を飲め?年金削減受給年齢引き上げ、医療費負担率をあげ、消費税も上げ、情報統制し、ネットでやらせの袋たたきを誘発、自己責任論で弱者を排除、数え上げればきりがない国家体型崩壊の危機)その原因はあなたの夫であり、またあなた自身が一翼を担っている。


”パンなければお菓子を食べればいいじゃない”的な守られた上流夫人のお言葉は、庶民の怒りに火を注ぐ。安倍晋三のイメージ戦略ボディーガードの苦労も水の泡?片山煙幕を払いのける昭恵神風である。


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「徴用工でなく労働者」字面を変えての本質誤魔化しが通用する日本

安倍晋三という人は、常に本質よりイメージを先行させる人だ。というより言葉のイメージで本質を隠しおおせると信じているし、また多くの日本人はそれを受け入れている。


そもそも、日本は、イメージ先行で、本質的な物事の突き詰めを嫌う。そういう議論は、
まあまあ、で諌められ、KYで処理される。


安倍晋三とその周辺はこういう日本人の体質を最大限に利用し、ご存知の通り呆れるほど見え透いた本質隠しのネーミング政策をぶちあげてきた。


こんな手法は海外では通用しない(トランプアメリカにとってTAG でもFTAでもその実質が変わらないことは間違えない)ましてや悪名高き日本の歴史修正主義だ。国内向けに綺麗事表面を拭っても、問題の本質は変わらない。



韓国の大法院(最高裁)が、植民地時代に強制的に動員された元徴用工にたいして新日鉄住金の賠償を命じる判決を下したが、安倍首相の「ありえない判決」「請求権協定で解決済み」なる大号令のもと、新聞やテレビ、週刊誌などの国内メディアは口を揃えて猛批判。これに乗じて政府は原告らの呼称を「徴用工」から「朝鮮半島出身労働者」に統一した。
呼び名を、”国内”で統一?それがどうした?「朝鮮半島出身労働者」を宗主国の権力づくでかき集め、過酷な奴隷労働に従事させ、暴力で管理し、死ねばボタ山に埋めるような、扱いが行われてきたことは事実である。このやり方は、慰安婦も同じ、大日本帝国が大戦下、海の向こうで何をしてきたか、それが現代の日本人として受け入れがたいといても、
やったことは消せないし、今の性搾取、ブラック労働、ハラスメント、外国人技能実習生への扱いを見れば、日本人が支配力を握ると何をするのか、推して知るべしの事実が目の前にある。


慰安婦も、超要綱も、個人の賠償請求権は認められるべきであり、また発言し続けるべきである。政府・企業は謝罪し賠償するべきだ。国会から逃げて、他国の援助金をばらまくより、歴史修正主義を改め、隣国の”国民”が納得する、戦後の千さんを行う方が、国際的
に信用を取り戻し、東アジアでの孤立を解消できる。対ロシア・対アメリカという局面も、臨機応変に切り抜けられる。


言葉を変えてイメージを変えれば、物事が変わる化のような効果があるのは日本だけ。
一億総中流のだった頃はそれも良かったが、貧富の差が拡大し、正規非正規という身分制度が固定化し多くの国民が苦しい生活を余儀なくされている今、イメージだけの上滑りの言葉で誤魔化されてばかりもいられない。


”なんとなく”ではなくて、目を見開いて歴史的事実を見る、本質で議論する人間の言葉にそょうめんから向かい合う、自分たちの手で民主主義を取り戻す時が来ている。

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