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泉立民、腰まで水に浸かってるのに、背水の陣?

立憲民主党の自己評価と認識、ズレてるんとちゃう?と言いたくなる、次期衆院選の小選挙区に野党第1党として200人以上の候補を擁立と戦う覚悟。

立憲民主党の中堅・若手衆院議員の有志32人が8日、泉健太代表に対し、次期衆院選の小選挙区に野党第1党として200人以上の候補を擁立して政権交代を目指すべきだとする緊急提言を手渡した。


泉氏は提言を受け取った後、記者団に200人擁立に前向きな意向を示した。
 

小選挙区は全国に289あるが、党執行部は従来、擁立目標を150選挙区として、138人が内定していた。提言では、統一地方選で勢力を伸ばした日本維新の会が全ての小選挙区に候補を立てる方針を示していることを踏まえて「競合も辞さず戦う覚悟と決意を鮮明に示すべきだ」と訴えた。
 

さらに「政権に本気で挑み、改革を断行する覚悟と決意を示さなければ、政権奪取可能な枠組みを構築できない」と強調。若者や女性の候補者の「飛躍的な増加」も求めた。
 提言の当初案には、党執行部への要求として「野党第1党として背水の陣で戦う覚悟を決めてほしい。その意思がないなら、後進に道を譲っていただきたい」との文言があったが、党内対立を招きかねないため、削除された。提言は中谷一馬氏ら有志が当選1〜4回の党所属の衆院議員に呼びかけて取りまとめた。(大野暢子)


枝野元代表が責任を取って辞任した時点から考えても、責任を取って辞めなくてはいけないポイントはいくつも過ぎている。若手有志32人も、どこを見て提言しているのか?
今、泉立民が、政権に本気で挑み、改革を断行する覚悟と決意を示しても、有権者は、おお!!と見直すことは起こらない。何言ってんだよ!!って感じしかしない。提案型野党だの、維新と協力だの緩いことをやってきて、結局維新には本気で相手にされず、共産党との共闘排除のみが目的としか思えず、喜んだのは、連合と維新 自民公明。
本来野党第一党として、野党共闘に積極的リーダーシップを取るべきであったのに、ことあるごとに真逆の行動。共産党排除と維新と連携。維新は国会での行動に合理的に利用できても、立民は選挙協力まで考える愚鈍さ。


維新に第1党を奪われる瀬戸際まで来ていても、共産党排除の方が大事な立民右派と連合。
今更背水の陣だの、ましてや競合も辞さず戦う覚悟と決意などとトンチンカンなことをいう。強気の勇ましさで、自己満足はいい加減にして欲しい。


覚悟だの決意だの右派議員の掛け声みたいなのは一文にもならない。立憲民主党に国民が何を期待しているのか?を冷静に探り、維新に近づいた浅ましさを反省し、希望の党にまんまと軒を貸して母屋を取られた今の状態を、結党時の立憲民主党に戻すことだ。


さりとて枝野・福山体制の弊害もある。次期選挙前に、辻元・蓮舫主導体制に変換すべきだ。勝つ選挙は人々を興奮させなくてはならない。今、立民にはリーダーシップを取れる女性議員がいる。枝野・福山体制は父権的な頑固で強権的なところが党内からの不満を呼び国民から反感を買ったように思う。辻元議員という老獪?な政治手腕を有する人がいて、蓮舫議員というシャープで花のある弁舌の人がいて、それに続く、西村・森(落選中だけど)・安倍議員らの中堅、塩村・打越・石垣議員ら1期目の若手も優秀な人がいる。


そもそも、背水の陣だ、覚悟と決意だ、などとおっさんLikeな文言を言い募る若手?センスの古いマッチョイズムが見て取れる。リベラルの党ではなく、中道保守なんて、安倍信者に秋波を送ることに腐心する、ここにもおっさん政治。そういえば、枝野さんお気に入りの『お互い様に支え合う』もなんか国難隣組制度を思い起こさせる。馴染んでいそうで馴染まない。”Yes, We Can!!”くらいの全世代に受け入れられるスローガンがいい。


実力者でもある、辻元・蓮舫体制で、いっそ女性で首脳部を固めて、選挙に臨む、これこそ、背水の陣と呼ぶにふさわしい。今のままでは、水の中にズルズル後退するだけだ。


不調の共産党も心配だ。今は、松竹の乱の影響で、奥底で共産党に反発を感じていた(言い負かされた過去の恨み)左派メディア言論人が騒いで、志位さんも珍しく、怒りや不快をあらわにする会見が増えた。それでも、”結社の自由”に踏み込む、親切ごかしの大きなお世話やイージー世論に流される共産党ではない。 日本の文化?である、まあまあ・なあなあ・丸く収めるが、悪い意味で感情的共産党攻撃になっている。田村議員を委員長に変え、両脇を志位・小池でかためる作戦も有りかと思うが、でもまぁ目先替えの党名変更もしかりで、
そういうことはしないだろう。党のイメージ刷新を議題として話し合い党員の合意を得れば、可能かもしれないが。政治が広告代理店”イメージ”戦略で簡単にポリシーを捨てる世の中で、今こそ、筋の通らないことはしない、妥協しない、すべて綱領に帰結する、そういう共産党の姿勢が大切だと思う。
現政府ももっと厳格に憲法に帰結する行動を取らねばならない。ご都合主義になんちゃって憲法解釈なんて犯罪だ。


共産党は、勢力を失っても、また盛り返す。人々が彼らの進化と必要性を再び実感する時が来るからだ。


ともあれ、都会的でスマートな立憲民主党は、おっさん政治カラーに染まらず、融通無碍にしなやかなリベラルとしての存在意義を打ち出してほしい。
今こそ女性の力が必要だ。


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