密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

個人パーティーは主催者の意図が働く 忖度発端は別荘パーティー それだけで十分責任がある

モリカケ問題で、安倍首相は、ことあるごとに「私が支持したと言っている人は一人もいない」とか「私の指示を受け取った人は一人もいない」と言っている。その際、必ず前川前事務次官の名前も出す。
14日国会答弁では、お得意の切り取り印象操作で、前川氏の発言を”歪め” プライムニュースでもだめをしの垂れ流しに勤しんだという。

<記事一部抜粋>
安倍首相は昨日の答弁で、唖然とするようなでっちあげまでおこなった。
 それは、国家戦略特区に京都産業大学ではなく加計学園を選んだという選定が正当であった理由を強弁したときのことだ。
「前川前次官ですらですね、京産大はすでに出していたんですが、そのことはまだ準備がまだ十分じゃないという認識の上に、熟度は十分ではないという認識の上に、加計学園しかなかったとおっしゃっていたわけであります」
 じつは安倍首相は、先週生出演した『プライムニュース イブニング』(フジテレビ)でも、同じようにこう主張していた。
「そういうなかにおいて、前川前次官も認めていることなんですが、そういう意味における熟度の高かったところが加計学園であり、積極的なアプローチをしたということなんだろうと」
 前川喜平・前文科事務次官が、京産大よりも加計学園のほうが熟度が上だったと認めている……? そんな話は聞いたことがない。むしろ、前川氏はこれまで“京産大は恣意的に排除された”と語っており、「サンデー毎日」(毎日新聞出版)2017年12月3日号に掲載されたインタビューでは、京産大の提案を「京大のiPS細胞研究所とタイアップする、というそれなりに立派な構想だった」と評価し、「国家戦略特区法が求める国際的な競争力はむしろ京産大の方があったかもしれない」と話していたのではなかったか。


実際、前川氏の過去の発言を総ざらいしてみたが、「熟度の高かったところが加計学園」という発言はまったく確認できなかった。
 
ー中略ー
前川氏は「実際に京産大がどの程度の具体化した計画を持っていたかということは、その時点で私は承知しておりませんでした」と、これをきっぱり否定している。


もう追い詰められて、裏方が探してきた”使える”部分を強調しているだけだ。
そもそも、100%安倍首相の言うことが本当だとしても、事の発端を作ったのは、安倍氏の山梨の別荘でのパーティーである。官邸での公式パーティーとか、花見の会などだったら、招待客の管理は秘書などの仕事だろうし、全員の掌握はしていないとしても無理はないが、いわば、件のパーティーは安倍氏のプライベートパーティーだ。招待する人間も安倍氏が選んでいるわけだ。つまりコミュニケーションづくりのうちわパーティー。
いくら首相とはいえ、自分の別荘に何百人も読んでバーベキューはしないだろうと思っていたら、14日立憲民主党カワウと議員の質問に、安倍氏は「大変たくさんの人、20人ぐらい来ていた」と言った。


20人ぐらいの人間、そのうち半数は家族としていたら、来た人間を紹介できない数ではない。通常日本の社会では、上司あるいはそれに類する人間が主催のパーティーに家族ぐるみでの招待は、同伴家族は奥様を中心に集まって子供を遊ばせながら、料理やファッションの話、主催者の奥様、この場合昭恵夫人の采配で配膳を手伝ったりしているだろう。男性陣はビール片手に悪巧みだ。これが日本の形。


アメリカでは、頻繁に個人がパーティーする。もっと深く繋がりたい人、引き合わせたい人を呼ぶ場合も多い。公共性の高いのパーティーより招待側の目的がはっきり出やすい。
出会いの場を作り、今後のビジネスや人間関係をスムーズに有利に行うための個人パーティーだ。


我が家も2−30人になる新年やガーデンでのパーティーをするが、それぞれの来客が挨拶に来るしその際、話題の合いそうな人同士を引き合わせることは、主催者の礼儀だ。その後は席の決まっている正式の着席パーティーではなく、立食形式であれば自由に
お互い自己紹介して会話をしたり連絡先を交換したりするが、みんな必ず、その事を主催者の耳に入れることも、暗黙の礼儀。


安倍氏は「大勢の人が来ていて、いちいち紹介したりしない」と言うが、だったらどういう基準の招待者を人選したのだろう。明らかに特区担当者と、とっく申請を狙う腹心の友を選んで読んだのは安倍総理で、そうした事を全く意識しなかったのならそれこそ、一国の総理大臣として思慮に欠け、その後の混乱の責任は不用心な首相個人パーティーから始まった責任は重大である。利権のを求める友人と自分の側近の行政側の人間を選んでパーティーを行った、と言うだけで、公の奉仕者、一行のリーダーとして失格だ。


昭恵氏だけでなく、自分も公人私人を玉虫色に混ぜこぜで使い分け、総理大臣と自民党総裁も都合よく使い分けている。こんなことは責任ある立場の人間として許されることではないのだが、もう良識・常識の土台が崩れている安倍周辺。一層しなければ日本の良識ー良心、常識、言語まで崩れてしまう。国会の安倍答弁を聞いていると脳がぐにゃぐにゃになる。全く筋の通らない事、文ミゥアクの前後が食い違う事を、”まさに”とか”ですから”とかでつなぎ延々と喋るので、まともな人間は脳を破壊される。ウッチャンの国会で変な光線を出す宇宙人総理そのものだ(彼は崇高な目的を持った宇宙人だったが、安倍氏は違う)


安倍センス安倍語がまかり通る国など、悪夢としか言いようがない。


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