密接な関係にある他国から

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国会は野党と喧嘩する場という呆れた心得違い 議員の資質

魔の3回生ご要望の、国会質問時間。自民党質問に立ったのは、加計学園問題の当事者
義家前文科副大臣。なんと、加計問題そのものを捏造とぶち上げた。

15日の加計学園問題の衆院文部科学委員会の質疑は、質問時間が従来より増えた自民党や、持ち時間が単純配分より多い少数政党の質問が注目された。
15日の質疑は従来の「与党2、野党8」ではなく、「与党1、野党2」(与党80分、野党160分)で時間配分。


自民党の義家弘介氏は30分間の質問に際し「恣意(しい)的な報道を繰り返したマスコミ、野党による結論ありきの追及にじくじたる思いを抱いてきた」とメディアと野党の批判を展開した。8月まで副文科相だった義家氏は、加計学園を巡る圧力を示唆した前川喜平・前文科事務次官にも言及。「次官が司会の閣僚らの懇談会で、前川氏の『事実がゆがめられた』との発言はなく、加計問題も一回も取り上げていない」と述べ、辞任後に告発した前川氏を批判した。


 野党は「何のための時間増か」と反発。立憲民主党の辻元清美国対委員長は党会合で「おかしいと声を上げた人をさらにおとしめる質問だ。(このために)時間がほしかったのかと言わざるを得ない。立法府が行政をチェックする問題(意義)が問われかねない」と批判した。


 日本維新の会の足立康史氏の持ち時間は20分間で、自民の主張通りの「5対5」で想定される10分弱や、「2対8」での約15分を上回る。大政党の持ち時間が提供されたからだ。足立氏は、希望の玉木雄一郎代表と立憲の福山哲郎幹事長を名指しして攻撃。獣医学部新設に懐疑的な獣医師会から献金を受けているとして「仮に請託を受けて国会質問していれば、あっせん利得罪だ。犯罪者だ。首相を犯罪者たちが取り囲んで非難しているのが今の国会だ」と主張した。さらに「『総理の意向』との報道は捏造(ねつぞう)だ。大臣はどう思うか」と質問。林芳正文科相は「特定の報道について何かを断定するのは控える」とかわした。


 希望幹部は「コメントに値しない」と不快感を示した。立憲、希望両党は、足立氏への懲罰動議提出を検討する。【小山由宇】


義家氏は「文部科学省の組織的な天下り斡旋に自身も関与を指摘され引責辞任をされた前川前次官、恣意的な報道を繰り返してきたマスコミのみなさま、また、野党議員による根拠はないが結論はありきといった姿勢の追及に対し、忸怩たる思いを抱いてまいりました」と冒頭で発言。だとしたら、質問者ではなく、自身が今回避難した前川氏と同じ立場の参考人として、忸怩たる思いを晴らせばいい。だいたい、容疑者の一味が弁護士をやっているようなものだ。


同氏は、文科省内部文章でも「義家副大臣レク概要」と題されたものが存在している。「平成30年4月開学で早くやれ、と言われても、手続きはちゃんと踏まないといけない」「やれと言うならやるが、閣内不一致(麻生財務大臣反対)をどうにかしてくれないと文科省が悪者になってしまう」と綴られている。


また、「10/4義家副大臣レク概要」では、「私が萩生田副長官のところに『ちゃんと調整してくれ』と言いに行く。アポ取りして正式に行こう。シナリオを書いてくれ」「斎藤健農水副大臣に話した際には「何も聞いていない。やばい話じゃないか」という反応だった」という言葉が、義家副大臣の発言として記されているのである。


義家副大臣は当初、加計学園獣医学部開学に消極的な姿勢で、この話が無理筋だという認識をもっていたことが萩生田光一官房副長官や斎藤農水副大臣とのやりとりにも明らかに見てとれるのだ。
 

この間に何があったのか。本来、義家前副大臣には説明をする責任があるが、それがいまや官邸が描いたストーリーをただ主張するだけの質問者になっているのである。これでは委員会の時間の無駄としか言いようがない。(リテラ参照)
文科省から流出した内部文書には、“義家副大臣”の名前も! 義家は質問でなく、説明をしろ|LITERA/リテラ


そしてもうひとりの足立議員、この人は上手にお勉強して経産省官僚にまでなったのにどこで頭がひっくり返ったか、貧しい下品なボキャブラリーで民進党攻撃を国会の場で行いる付け、今回は、希望の玉木雄一郎代表と立憲の福山哲郎幹事長を名指しして攻撃。Twitterでは”朝日死ね”と公人とは思えないメディア攻撃した。この人の20分の質問時間人数配分では、今回議席を減らした維新、2;3なら13分くらい?7分もの時間を大政党から頂いている。どこにもこの大政党がどこの党か書いていない。自民党だろうがなぜ自民党と書かないのだろう。 与党が野党に質問時間を譲る?大層仲のいいことで、、、


国会は行政府のチャックの場、これを行政府ばかりチャックを受けるは不当と、野党をチャックしたいというトンデモの発言もした、呆れた痴れ者だ。
「自由討議でもいいので野党の議員についても質問し答弁を得る機会をセッティングしてほしい」と求めた。これに対し、冨岡委員長は「ここは文科委員会の席でございます。私見は伺いますが、しかる委員会等にご提案を」と諌めた。
あくまで場外乱闘に持ち込みたいらしい。加えて、報道機関にいちゃもん。”朝日死ね”ツイートと、削除謝罪拒否の言い訳に呆れる。人としてレベルが低すぎる、というコメントも。

【大竹まこと】日米首脳外交報道に対する欧米メディアのクールな反応 大竹まことゴールデンラジオ2017年11月16日
立場の違いをわきまえず、社会に怒りを向けた一市民の発言を逆手にとって我田引水。
そういえば、沖縄の県知事の工事差し止め命令に安倍政権が我が異議を唱えて法廷に持ち込んだ際、この制度は市民の権力側への抗議のためであり国が行うべきではない、という批判に、安倍総理(だと思う)私の、日本の一市民だ、と行天発言をしたことを思い起こさせる。ああ言えばこう言う、屁理屈だけは一人前で、結局筋が通らなくても、派手に買っている印象を与えたいだけなのだろう。人としてレベルが低すぎますね。


大竹氏は、彼も票を集めた議員だから、というが、だいたい足立氏は、小選挙区で落ちたら議員を辞めると豪語し、結局比例復活。これも、安倍首相の議員やめますよ豪語とイメージがダブル。足立氏は安倍総理が大好きで、安倍総理が大好きなトランプに習っているのかもしれない。とんだ3バカトリオだ。


結局こういう輩を跋扈させ、国会をめちゃくちゃに荒らしてしまおうという、安倍政権の思惑。それを忖度する質問議員がこれからもわんさか無意味な質問で時間を浪費する。 


まともな野党側の抗議を、いつも議長は「委員会でお計りします」というが、どうお計りされたのか、本当にお計りしているのか知りたいものだ。


メディアは今回のこの二人の、質問ではない”質問”のあり方にどんどん批判を加えて欲しい。私たち国民も、きちんと国会のあり方、責務を認識しなおし、与党の横暴な国会破壊に不支持を表明しよう。



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