5日の参議院予算委員会　山本太郎議員の質疑の中で、私が常日頃思っていることが問いかけられた。内閣人事局を作り、官僚６００人の人事をコントロールできるようにしてしまった安倍政権。その弊害が、膿のようにドロドロともれ出してきている。

官僚を志す人の中には、この国を作ってゆく自負を持っている人も少なくない。この国を作るという自負は、そこに国民のためのより良き世の中を主眼に置いた人もあれば、権力の掌握、自己の利益を主眼に置く人もいるだろう。しかし、いま官僚の人々は、安倍政権に平身低頭、自己の倫理観、理想、全てをなげうてて、ひたすら政権の意向に沿うように動かされている。　そうして、法に抵触する行為にまで関わらされて、、、。
安倍政権は未来永劫続くなら、その身分も保証されるだろうが、日本は未だ、たとえ死に瀕していようとも、民主主義の国家なのだ。安倍政権が人事権を握ろうとも、彼らは未だに、自分に反対する野党議員や抗議デモの市民を拘束し、処刑するほどのパワーは、（さいわいなことに）まだ持ってはいない（５ヶ月拘束の沖縄の山城博治氏、未だ先の見えない気の毒な籠池夫妻などを、人ごとと容認すれば、いずれ権力による粛清が起きるだろう）

山本議員は、官僚諸氏に訴える。『自分の命を危険にさらされる状態になったら、勿体なさすぎる。皆さんはこの国を立て直すのに絶対必要な人たちなんです』と。

#山本太郎 議員 質疑 #参議院 #予算委員会 #内閣総辞職 #国会2018（2018.3.5）
そのとうりだと思う。安倍政権により、本当に日本は無茶苦茶になってしまっている。
彼らに多数決で歪められた法制度。改革だ・突破だ・革命だと、そんな能力もない人間たちの思いつきで、７０年用心深く積み上げてきた日本の、まだ柔らかい民主主語は蹂躙された。安倍政権が倒れた後、彼らが黒塗りだらけにした文章の中から、とんでもない問題がぞろぞろ出てくるだろう。必死で隠し、完全に独裁体制を引いている現在でさへ、本来なら、”責任”を取って総辞職すべきトラブルが出てきている。
安倍が未だ総理でいられるのは、”責任”というものを、言葉だけの空疎なものにしてしまっているからだ。日本の社会は、多くの部分、人々の良識を基盤に成り立ってきた信頼を基盤とした社会だった。法律とはいえ、良識・常識の部分を信頼し細かく規定したりしていない。安倍政権はその良識・常識の部分を意に介さず、言葉の持つ本来の意味を無視し、文字面だけで空洞化し、上っ面の屁理屈で、捻じ曲げてきた。まさに”無理が通れば、道理引っ込む”

なんでも自分たちに都合よく捻じ曲げる、無法な人たちを相手に、野党は理を持って攻めるのだから、大変な作業だ。自民党内で安倍おろしが成功しても、野党が安倍政権を追い落としても、その後の作業は、倫理の焼け野原に再構築をするがごとくだろう。

自民が継続すれば、臭いものに蓋、とごまかしに走り根本的な修正は加えず安倍政権の遺産を上手に利用するのだろう。しかし、野党はその多方面にわたる膨大な立て直しに苦労する。そういう時、心ある官僚諸氏の能力と、使命感はとても重要だ。歪められた行政、ひどい閣議決定と強行採決で通した悪法の数々を是正するこの遠くなる過程を経なくてはならない。しかしこのままでは、日本は立ち行かなくなる。官僚諸氏もいい加減、見切りをつけて、安倍政権倒しに動いてもいい時だ。

安倍総理に、侮辱されフェイクニュース呼ばわりされた朝日新聞が、真っ向から反旗を翻した今回の改ざんスクープ。朝日は以前銃撃を受け、二人の記者がなくなった過去がある
特集・阪神支局襲撃事件３０年：朝日新聞デジタル
先ごろ、朝鮮総連会館に銃弾が撃ち込まれた。感情的な安倍親派の人々もいる。かなりの覚悟も必要だっただろう。メディアの人々にはそうした矜持がある。
大声で脅す人々がネット社会でも跋扈しているが、良識のある人々の方が絶対のマジョリティーであると信じる。

以前は反日と決めつけ攻撃で炎上が起こっていた、最近は、詩織さんバッシング・イラスト、生活保護、貧困差別の落語家、安倍首相自分が中心のメダリストお祝い電話パフォーマンスに非難の炎上が起きている。加えて、安倍応援団JCの口汚いネトヨウプロパガンダ配信が発覚し謝罪、「TPPを強行採決という形で（承認が）実現するよう頑張る」と発言して理事を辞任した大臣が、北方領土の色丹島を「しゃこたん島」と言い間違え、こんな人事をすること自体国民を舐めている。サイレント・マジョリティーの堪忍袋の尾が切れかかつている証拠だ。今こそ、朝日新聞のようなメディアや、国民の声を代弁する野党を支えなければならない。報道や野党議員に対していちゃもんまがいのことをブログ、ツイッター等で発信する、愚かな自民党議員には、反対意見を書き込むことでも、いいと思う。何より支持率を下げることで政権を揺さぶることができる、これに尽きる。

昨今の経緯をよくまとめている記事です

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国家犯罪決済文書改ざんで、またも安倍政権大ピンチ！！なのに頼みの北朝鮮がミサイルを撃ってくれそうない。なんと親友トランプまで、韓国の対話努力を賞賛。ここは人気の金メダリストにおんぶして国民の目そらしを画策する、”哀れで惨めな”安倍総理だ。

ワシントン（ＣＮＮ） 北朝鮮が米国と非核化をめぐって対話する用意があると表明したことについて、トランプ米大統領は６日、「非常に前向き」な動きだと述べて対話に意欲を示した。ホワイトハウスを訪れたスウェーデンのロベーン首相との共同会見で語った。

トランプ氏はまた、北朝鮮の姿勢は「世界にとっても素晴らしいこと」だと語り、今後の展開に期待を示した。

北朝鮮の核問題は過去の大統領によって解決されるべき問題だったとの主張を繰り返す一方、北朝鮮の冬季五輪参加は「素晴らしかった」と述べ、「我々はきっと、とても平和的で素晴らしい道を進むことになるだろう」と語った。
ベビーシッター辞任表明で躁鬱状態？なので、一概に信用できないが、支持率最低のトランプにとって、歴代大統領がなしえなかった北朝鮮非核化を（実は文大統領の功績なのだが）自分が成し遂げた！！と宣伝したい野心の表れ、あるいは側近にそう説得されたか、ともあれ、いいことなしのトランプにとって、南北対話実現は支持率回復策。

ただ、この発言に続いて米政権高官は、北朝鮮が非核化へ向けて「信用できる行動」や「具体的な措置」を取るまで直接の対話には応じられないと、慎重な立場を強調した。
米政権高官？また、お前か、リンジー・グラム！！戦争したくてしょうがない人。

５日に北朝鮮を訪れた韓国特使団の鄭義溶（チョンウィヨン）国家安保室長が６日の帰国後に発表したところによると、北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長は非核化や米朝関係正常化について米国と対話する姿勢を示し、対話が続いている間は核・ミサイル実験を停止する方針を表明したという。
鄭氏は今週中に米国を訪れ、訪朝の成果を説明することになっている。

引き裂かれた同胞との融合と、人々を死なせないための平和への努力、文在寅大統領の根気と忍耐は賞賛に値する。
かたや、北ミサイルを心待ち、これからも国民を脅かし、政権支持率維持、憲法改正に追い風を送って欲しい安倍総理。こんな身勝手で狭量な総理大臣はいまい。そろそろ命運が尽きてきた。

訪米中の河井克行・自民党総裁外交特別補佐は６日（日本時間７日未明）、ワシントンで記者会見し、北朝鮮と韓国が首脳会談で合意するなど対話が進んでいることについて、安倍晋三首相（自民党総裁）から「北朝鮮は非核化に向けた具体的なコミットが必要だ」という考えを米側に伝えるよう指示を受けたことを明らかにした。

　河井氏が安倍氏から受けたメッセージは、①北朝鮮への制裁が効いたからこそ対話の流れになった②北朝鮮は完全、検証可能、不可逆的な非核化に向けてコミットしなければならない③当面は圧力を高めつつ、各国と連携して状況を見極める、の３点。河井氏は今後、ホワイトハウスや有力議員など米政府関係者と会談し、安倍氏の言葉を伝えるという。（ワシントン＝土佐茂生）

”朝鮮への制裁が効いたからこそ対話の流れになった”だとぉ？！？！
英語だと、まさに、How Dare You！！と叫んでしまう、厚かましさ。
世界が感動した平和を願う平昌オリンピックに込めた韓国の人々と文大統領の民族が再び見えることへの思いと平和への努力に水を差し、開会式招待ごねまくりと、ペンスにくっついて、文大統領の事前パーティーをコケにし、南北対話をぶち壊そうとした安倍総理。
偉そうに内政干渉までして、ぴしゃりとやられた安倍総理。内心はトランプの手の平返しにオドオドする安倍総理。
外交辞令もできないペンス副大統領と腰巾着安倍首相の子供じみた対応 - 密接な関係にある他国から
いつまで北朝鮮危機を頼りに、世論誘導できるわけではない。
「安倍さん、あンた、背中が煤けてるぜ…」という様相だ

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ファッションモデルからトランプファミリーのビジネス中核企業「トランプ・オーガナイゼーション」の広報担当、そしてホワイトハウス広報部長へ、異例の出世？を遂げたホープ・ヒックスが辞任を表明。彼女の役割は、ホワイトハウスから国民への広報より、ホワイトハウススタッフのためのトランプへの広報部長、いわゆるベビーシッターだ。

トランプはヨーロッパ系のモデルが大好き。
ヒックス氏はわずか数年のうちに、トランプ氏一族の中核企業「トランプ・オーガナイゼーション」の広報担当から米政府の権力の高みへと上り詰めていた。この間、ヒックス氏ほどの地位の人物としては異例なほど目立たない姿勢に努めてきた。
トランプ氏はヒックス氏の辞任により、この３年ほどで初めて、最も忠実な側近が常時そばにいる状態を失うことになる。企業経営時代から選挙戦、ホワイトハウス入り後に至るまでトランプ氏に一貫して協力してきた側近は数えるほどしかいない。

この大任に嫌気がさしたのか？それとも交際中のロブ・ポーター元秘書官をめぐるスキャンダルのためか。理由は定かではないが、彼女の辞任は、ただでさえ不安定なトランプの精神状態を加速させている。フロリダでの高校銃撃を受けて、これまでにないほど世論の高まりを見せる銃規制に対し、トランプは、正反対の発言を1日ごとに繰り返し、周囲は混乱を極めている。
自分が擁護して一切の銃規制に異議を唱えず、年齢引き下げも必要ないとし、学校の教員の銃の携帯訓練を支持、ボーナスを出すなどという馬鹿げたことを言ったかと思えば、自分んら丸腰でも立ち向かうと、警察官を非難、かと思えば、上院議員を前にして、銃購入の最低年齢引き上げを盛り込まなかった議員に対して「全米ライフル協会（ＮＲＡ）を怖がっているからだ」と宣った。

自分が乗ることができるかどうかわからないエアホース１（大統領専用機）２機３９億ドル（約４２００億円）で購入を発表、
ホワイトハウスの広報担当はＣＮＮの取材に対し、新しいエアフォースワンの価格について、トランプ大統領とボーイングとの間で合意に達したと説明。「大統領の交渉のおかげで、今回の契約で１４億ドル以上の税金が節約される」と述べた。
コスト削減の全体像は不明。トランプ氏は１６年の大統領選の勝利後、ツイートで、エアフォースワンについて費用が４０億ドルかかるとしていた。
４０億ドルという費用について、ホワイトハウスとボーイングは情報が間違っており、実際には５０億ドルだったとしている。
トランプ氏は２０２１年に運用が開始できるよう求めているという。

ものすごい楽観主義！！

方や、習近平の任期撤廃案を称賛
（ＣＮＮ） トランプ米大統領は３日、フロリダ州の別荘で開いた昼食会でのスピーチで、中国の習近平（シーチンピン）国家主席の長期政権を可能にする任期撤廃案を称賛するなど、奔放な発言を繰り返した。
習氏が「終身主席」になれるのは「素晴らしいと思う」と述べ、「我々もそのうち挑戦してみるべきか」と語った。
自由平等民主主義の国アメリカの大統領としては、たとえ冗談でも口にしてはいけないことだが、そんな判断もできない。

関税問題でもこれから不安定な思いつき連発になりかねない。

トランプは今月１日、鉄鋼に２５％、アルミに１０％の関税をかけると表明した。さらに、「例外はない」と明言。日本も対象となる可能性が高まっている。

ＥＵのユンケル欧州委員長は２日、反撃に出た。報復として、米から輸入される「ハーレーダビッドソンの二輪車、バーボンウイスキー、ジーパンなどに関税をかける」と発言した。

　中国も猛反発だ。中国商務省貿易救済調査局の局長は２日、「中国の権益を守る相応の措置を取る」と非難し、４日には全人代の張報道官が「座視しない」と主張した。

ところが、安倍政権の動きは鈍い。４日時点で伝わっているのは、世耕経産相がロス米商務長官に電話で「強い懸念を伝えた」だけだ。

　トランプ発言で円高も進行し、１ドル＝１０５円台に入っている。輸出企業の下方修正ラッシュが起きかねない。

ＥＵや中国は、米国への対抗措置をとることを表明している。日本もきちんと自分の立ち位置で発言しないと、不安定トランプの憂さ晴らしの標的にされかねないが、内弁慶の安倍総理、変節漢の河野外相では、なんとも心もとない。

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