密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

安倍総理の詭弁;福山議員質疑 情動のみが安倍氏の価値観

24日参議院、福山議員の質問時に安倍総理は、「ことの本質は、なぜ土地が安くなったのか、認可が出たのか、そこに政治家の関与があり金銭の授受があったのか。これにおいて私も妻も関与していない。」と言い、そのあとは、またいつものよく理解不明の長広舌。


しかし今回はいつもの詭弁よりずっとスキルフルだった、『そこに政治家の関与があり金銭の授受があったのか』と断定しているからだ。関与は金銭の授受だけではない。
金銭の授受なら、安倍総理は(昭恵夫人も)胸を張って、潔白と言えるのだろう。
安倍夫妻の問題は、単に金銭授受、利益誘導の見返りにお金が動くという従来のもの以外にある。つまり人間関係、思想的共感で行われる優遇だ。


安倍総理は、多分そんなにお金に執着していないのだろう。執着しているのは、自分の信じるように日本を改造し、安倍家の歴史に燦然と輝くこと。自分に賛同し、自分の思想に共鳴する人であれば、自分の力で優遇する。
以前、世界遺産登録プロジェクトを推し進めてきた“幼なじみ”で、家族同然の深い関係ある都市経済評論家の加藤康子氏に「俺が(世界遺産登録を)やらせてあげる」と約束していたということが伝えられた(詳しくはリテラ記事で)


韓国反発「明治産業遺産」は安倍首相のゴリ押し! 仕掛人の女性に「俺がやらせてあげる」|LITERA/リテラ


この例だけではない自分のお友達の籾井勝人氏をNHK会長に据え、その後あれよあれよという間にNHKを始め日本のテレビメディアが劣化した。


加計学園しかり、実はこの国家戦略特区も複数の首相と思想を共有する、日本会議などで繋がる人たちへの優遇の隠れ蓑なのではないかと思う。


非正規雇用、残業代0法案も日本の雇用体系を雇用者サイドに変えたい、人材派遣会社と大企業の利益優先を望む安倍総理の盟友竹中平蔵氏絡んでいる。


内閣のFuckin'Sitな大臣たちの不祥事をなぜ庇いきちんと責任をとらせたり辞任させたりしないのか? とどの埋まり安倍総理は、利で動いていない、もちろん道理でも動いていない。情で動いているのだ。だから理屈も道理も飛び越してしまう。そして彼の周辺も、彼の気に沿うように機嫌をとり恩恵を取り付けようと露骨に軍国愛国発言や、民進党攻撃を買って出る。


もっとも末端の維新足立など他に術がないので安倍総理ごますり喜ばせるために民進党への暴言を繰り返す(それで安倍総理の関心を買えるかは疑問であるが)今の劣化自民党を作り出したのは、彼らのトップが、好き嫌いで物事を決める情緒的独裁者だからだ。だから彼らの国会での態度、決議も全く理屈に合わないことを平気でする。


安倍総理は、全く論理性のない、自分の頭の中にある情念的筋道を、人に説明せず(説明できないだろう)押し通せる体制を望んでいて、そのために邁進する政府が出来上がっている。これは恐ろしいことだ。


とにかくこのわけのわからない情念だけで動いている男をトップから引き摺り下ろし、
自民党内の志の低いKissAss世襲議員たちを一掃しなければならない。


野党4党、本当にきちんと連立政権樹立を標榜し、国民の前に、共通政策を発表し、劣化しきったこの国を再興してほしい。また心ある自民党議員(もうほとんど残っていないだろうが)も反省し日本の本来の保守本道の政党を立て直してほしい。


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