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入国規制問題 入国審査で「トランプ政権を支持するか」もちろんNoだ!!

効力停止の大統領令でも、空港はいまだ混乱が続き、入国審査官の中には、「トランプ政権を支持するか?」と質問するものがいたと、毎日新聞が伝えていて驚いた。

【ワシントン朴鐘珠】トランプ米大統領は外国人の米国入国を制限する新たな大統領令を6日以降に発令する見通しだと、米メディアが報じている。就任直後の1月27日に発令したイスラム圏7カ国を対象とする一時入国禁止令は、連邦裁判所の判断で2月3日にひとまず停止された。だが、米国内の国際空港ではその後も厳しい入国審査が続いている模様だ。


ワシントンの玄関口、ダレス国際空港では、大統領令が発令されてから連日、地元弁護士の有志が輪番で到着ゲートに張り付く。常識的ではない理由によって入国審査で足止めされる到着客がいれば弁護を買って出て、無事に入国できるよう手助けするためだ。例えば家族の到着を何時間も待ち続けている人がいれば声をかける。そして到着客の個人情報を聞き、空港内にある入国審査事務所に出向き、早期解放を要請する。


 今月4日夜に当番に入った女性弁護士が「無料法律支援」と書かれた紙を手に立っていたところ、米国人男性が歩み寄ってきた。北アフリカ・モロッコ発の便に乗ったはずの婚約者の所在を確認してほしいとの依頼だった。婚約者は米国永住権を取得してから初めての入国で、審査が長引いていた。


 弁護士有志による入国支援の輪は全米の主要な国際空港に広がる。大統領令の効力は停止されたものの、各地の弁護士が寄せた報告によると、入国審査官に「トランプ政権を支持するか」と問われたり、スマートフォンのデータ開示を拒んだために本体を没収されたりするケースがあったという。職業を尋ねられコンピュータープログラマーと答えたところ、その場でパソコンを開いてプログラミングの実演を強制された例もあったという。


 疑いの目を向けられるのは外国人に限らない。米ラジオ局NPRの報道によると、フロリダ州の空港ではボクシングの元世界ヘビー級王者、故ムハマド・アリさんの妻子がジャマイカから帰国した時に、信仰する宗教を質問された。答える理由はないと抵抗しながらもイスラム教だと告げると、その後2時間にわたり尋問が続き、更には解放後も謝罪はなかったという。


 トランプ氏の言動が引き金となり入国審査官の態度が高圧的になっている恐れがある。ワシントンの空港にいた弁護士は、週明けの大統領令が再び混乱を招くだろうと悲観していた。


もはや民主主義もへったくれもない。あんなトンデモ・サイコパスでも大統領なのだ。
入国審査官の中には、英語のよくわからない移民、旅行者に高圧的で無礼な奴もいる。
もちろんそうでない人も多い。「トランプ政権を支持するか」と問うのは、どう考えてもおかしすぎる。きっとトランプ支持者の審査官なのだろう。


私なら、口が裂けても支持など表明しない、移民のほとんどが支持などしない。個人情報の開示要求、宗教に対する質問、審査官の中には他国の習慣、宗教について大した知識を持たず、人権意識の低い奴もいる。英語が拙いことで、自分が優位に立っていると錯覚するチープな奴らがこの機に乗じて、弱いものいじめをしているのだろう。悔しい思いをしている人が、今この時も、たくさんいるだろうことを思うと、本当に腹がたつ。弁護士団の努力こそ、本来の良きアメリカ人の姿だ。


トランプは学ばない無知なアメリカ人の醜くさを顕在化させる。


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