密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

バレンタインデー ”今一度、知性を愛してみよう”

この言葉は、昨晩のリアルタイム・ビル・マーのエンディングでビルが口にしたメッセージ。 彼は「かつて、情報は、メディアから、ニュースから発信された。発信する側は、そのための、精神的、技術的に高い教育を受け、志を持った人たちだから、信頼できた。
しかし、昨今は、インターネットの情報が不用意に信じられ無責任に流布される。」


「現在の”インターネットの情報”はかつての言葉で”うわさ”と呼ばれていた代物だ。」


「僕が学生の頃は、愛は本に向けられていた。時々僕の右手を愛してそれで十分だった。
今、人々はそうした、確かな知識や、知性に対する尊敬と信頼を失っている。
バレンタインデーにその知性への愛を思い出し、今一度、知性を愛してみよう”


番組を見ながらなので、ざっとの意味なのだけれど、胸を打ったメッセージ。
きっと日本の人たちにも響くと思うのです。


かつて、リーダーと呼ばれる人は、その立場だけの能力ではなく、広く全般の知性を身につけている必要があった。漢字を読む能力が低い=読書をしていない、歴史をきちんと学ばず、自分の感情的イメージで構築したデマを主張する。政治家として、必要な条約、宣言にも目を通していない。人として、他者への尊敬と共感を持てない。そんな人物が国のトップとして居座る続けている。


知性をないがしろにし、それを得る努力を放棄し、簡単なものに、面白そうなものに飛びつく、目の前の事象のみに拘泥する、そうした風潮が作り出した、劣化社会がある。
人を支配するには、教育を奪い、情報を奪うこと。それに対抗するのは、知ろうとする気持ち、考える能力を維持し続けること。


バレンタインデーに愛を楽しむのもいいけれど、 ”今一度、知性を愛してみよう”という言葉もかみしめたい。



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