密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

橋下氏を巻き込んで野党が協力できるのか?

小沢一郎氏の力技が暴走している?なんと橋下氏を担ぎ出すつもりか。

国民民主党の玉木雄一郎代表が31日、インターネット放送「AbemaTV」で橋下徹・前大阪市長が進行役を務める番組(収録)にゲスト出演。そこに、国民民主と統一会派を組んだばかりの自由党の小沢一郎代表も飛び入り出演し、玉木氏、小沢氏の2人で橋下氏に「政界復帰」と「強い野党の大きな固まり」への秋波を送ったという。


 番組は来週7日放送予定で非公開だったが、終了後、取材に応じた玉木氏によれば、橋下氏は政界復帰について「自分は嫌いな人を含めてまとめることができませんよ」と否定する理由を挙げたものの、玉木氏いわく、「それだけしか理由がない」。


 安倍政権に対して小沢氏が全否定すると、橋下氏は「『いいところはいい』と言った方がいいじゃないですか」というスタンスだったという。ただ、「国民が期待できるような政治をやらないといけない」ということでは、3人は一致したという。


玉木氏は支持率回復の上に野党第一党そして政権交代の中心を担うという野望に向けて、なりふり構わず、という感じがする。


山本太郎議員は、「安倍政権を倒しても、その後で役者を変えて、自民党政治は続く、例えば小泉進次郎氏とか橋下徹氏とか。それではダメなんだ。」と講演で語っていた。


彼の考えと小沢一郎氏の行動はどんどん離れてゆく。国民民主と合流し力をつけて、その上で立憲民主と協力を求める、これは、好き嫌いは抜きにして、そういう作戦もあるだろう。しかし橋下氏を担ぎ出せば、立憲民主党・共産党と大きな乖離ができてしまう。


ポピュリズムで推し進める政治がどれだけ危険か、アメリカを見ればわかる。安倍政権も安倍さん名門プリンスのポピュリズムに支え得られたきた部分もある。そんな政治に出しては、結局トップの恣意的な行政になる。


枝野氏は、「迷惑だ!!」と言ったが、民主主義の原点を考え、立憲主義を考え、市民からの政治という動きの上の、日本の政治を変えようという時に、安倍政権打倒の旗印のもとに変なポピュリズムだするのは、市民を分断しかき回す。まさに「迷惑だ!!」と言わなければならない。


悪因悪果を生む。悪い始め方からは悪い結果しかうまないのだ。枝野氏の純血主義が非難されているが、こういう動きを見ると、身を固くして理念にこだわる枝野氏のかたくなさもわかる気がする。共産党の方がしなやかに純粋を貫いているのは、やはり歴史の重みか。


ともあれ、山本太郎氏は、いっそ共産党の会派になったらいいんじゃない?
国民+小沢氏は、安倍政権を倒し、”保守”二大政党を打ち立てる夢に邁進し、何かを履き違えていると思う。枝野さん、本当の保守とは?なんて理屈をこねてないで、ここはもう少し柔らかく国民に語りかけ、保守でも革新でもそんなのどうでもいいから、正直で公平な政治をする、その一言で語りかけてほしい。力関係に目を奪われないで、国民を見て発言すべきだ。純血主義で排他するのは、かつての共産党のイメージだ。今、共産党は開かれた市民と直接語る政党であり、男女平等も、最も実現している政党だ。


枝野氏は共産党とも、もっと正面から向かい合い、市民のための政治をアピールしてゆくべきで、国民民主の雑音にイライラしている場合ではない。Stack Upな態度も改まるべきだ。ナロード・ニキ(人民のもとへ)だ


橋下氏を担ぎ出すのは、小池人気にあやかってなんとかしようとした以前の民進党の行動と大差ない。国民民主+小沢氏打倒安倍だけに目を向けた迷走。なんだか、がっかりだ。


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