密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

”万全の体制”?官邸にいない内閣総理大臣

本当に日本語を都合いいように使う名人である。ぼやっと聞いていると、そうかな?と思ってしまうのは、常識のある人間なら絶対に言わない使わない言葉だからだ。



安倍晋三首相は17日午前の参院内閣委員会で、大雨の予報が出ていた5日夜、東京・赤坂の議員宿舎で「赤坂自民亭」と称する飲み会に出席したことについて「政府で万全の態勢で対応に当たってきた」と述べ、初動に問題はなかったとの認識を示した。


また、飲み会の様子をツイッターに投稿した西村康稔官房副長官に「発信については注意するよう言った」と注意したことを明らかにした。【浜中慎哉】


万全の体制とは、気象庁の警告に注視し、これから起こる最悪の可能性、不測の事態を想定し、飲酒する場所への参加はしないこと。宴会主催が政権与党の場合、事態が収拾するまで、お楽しみは延期すること。最高司令官内閣総理大臣は、首相官邸にいて、常に状況に対応できる準備をすること。これに尽きる。


安倍総理の言う”万全の体制”とは、自分はいなくても、係り者がいて、対応していると言う程度のもの。万全の意味を理解していない。かつ首相がいなくても、緊急事態・災害対応できるなら、内閣総理大臣及び関係閣僚はいらないし、ましてや彼らに権限を集中させる”緊急事態条項など全く必要ない。


ナチスに学び、強気で言い切れば、白も黒で通ると言う成功体験を続けてきた安倍政権。
なんでも逆手にとって有利に変えてきた安倍政権。しかしこのところ、前ほどごまかせてはいないのではないか?今回の災害で、オームでごまかしはずのモリカケは封印できたと思っているだろうが、必ず再燃する。安倍総理の今回の被災者無関心、上っ面パフォーマンスと印象操作への大きな不信感と怒りの相乗効果で、国民は安倍の不誠実なごまかしを決して許さないだろう。


王様の部屋ツイートの河野太郎外務大臣にも見られる、彼らの感覚の国民からの乖離こそ、
坊々政権のもっとも大きな欠落だろう。彼らの坊々友人とそれを利用したい腰巾着が我が世の春を錯覚して、暴挙を暴挙と思わない現状。


しかし、「驕れる者久しからず 」だ。ただ長すぎる彼らの”春の夜の夢”は、確実に国民の命と生活を蝕んでいる。国民はできるだけ早く、この悪夢から覚醒しなくてはならない。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ