密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ゴルファー絶賛も接待ゴルフなしの韓国 対等対峙中国、

文大統領就任後(パククネ氏を民衆の力で弾劾に成功して以来)韓国の民主主義力は上昇している。国を挙げての、トランプ&ミレニア&トランプおもてなしモードに国を挙げた日本の軽さに引き換え、トランプへの差別主義デモを繰り広げた韓国の人々。


日本は恥ずかしさに輪をかけ、トランプ歓迎会に元慰安婦招待に難癖をつけた日本。

最終的不可逆的解決の意味も理解できずいい気になってまたしてもお金で頬を叩いたつもりの安倍政権。最終的不可逆的解決は、日本政府と韓国政府の間で取り決められた、慰安婦問題をめぐる摩擦の解決であって、被害者である慰安婦とその歴史的事実をなかったことにする取り決めではない。女性蔑視のトランプは、どういう気持ちでこの会見を行っていたかはさておき、こうしたことをに口を出し避難する態度こそ、最終的不可逆的解決に反する態度だ。


トランプもアンパイ安倍日本と違って、韓国ではそれなりに相手の様子を見て行動したようだ。演説で韓国国民の歓心を買うためか、優秀な同国のゴルフプレーヤーを絶賛。ただし最後は我田引水のトーナメント会場はNJのトランプゴルフクラブというオチをつけ、自国で顰蹙を買った。国トップとして忙しく、より真剣な議論が必要な文大統領は接待ゴルフなどしなかったし、この絶賛のゴルフプレーヤーたちを動員したりもしなかった。

ソウル(CNN) アジア歴訪中のトランプ米大統領がソウルの韓国国会で8日に行った演説で、韓国のゴルフ選手の有能さに触れ、世界の最高級レベルをそろえているとたたえるくだりがあった。
傾聴していた国会議員らを喜ばせる趣向の演説とみられ、韓国人選手が優勝した今年の全米女子オープンに言及。笑顔で「私の言いたいことはおわかりだろう」としつつ、「試合はニュージャージー州のトランプ・ナショナル・ゴルフグラフで実施された」と続けた。
また、同オープンで上位10人のうち8人は韓国人選手で、1〜4位は同国人選手が占めたと説明。議員らの拍手を浴びながら、「おめでとう」と締めくくった。


トランプ大統領が異文化にある外国指導者らとの親交を深めるためゴルフを使うことは今回が初めてではない。訪韓では、文在寅(ムンジェイン)大統領とはプレーを共にしなかったものの最初に訪問した日本では安倍晋三首相と2度目のゴルフに興じた。
今回の演説で自ら関与するゴルフクラブの名前に触れたことは政府要人らの倫理問題の側面から批判を招く可能性がある。専門家はこれまで大統領の公務と個人的なビジネスの間の境界線が不透明だとしてトランプ氏を非難している。

アメリカで英語化されている日本語、スシ(寿司) ジュク(塾) ニンテンドー(任天堂)、ここに”セッタイ”を加えてもいい今回の異常な日本の対応。


さて中国はというと、こちらも食えない大国同士のにこやかな腕相撲が拮抗。


(CNN) 中国を訪問中のトランプ米大統領は9日、北京の人民大会堂で習近平(シーチンピン)国家主席と首脳会談を行い、「米中関係以上に重要な問題はない」との認識を確認した。米中間の貿易不均衡については、過去の政権による政策の責任だと指摘したうえで是正への意欲を示した。
トランプ氏はこの中で、習氏に対し「あなたに対する大きな尊敬の念を抱いている。中国という国を代表しているからだ」と語りかけた。そのうえで「ただ、過去の政権により米中貿易がこれほど均衡を欠いた状態になってしまったのは非常に残念だ」と主張。「だが我々はこれを公正にし、両国にとって素晴らしいものとしていく方針だ」と述べた。
トランプ氏はまた、前日夜の夕食会についても習氏に謝意を示した。夕食会は当初、短いものとなる予定だったが、実際は2時間に及んでいた。
一方、習氏は、米中関係をめぐりトランプ氏と協力していく用意があると表明。「中国と米国にとっては協力関係のみが唯一妥当な選択肢であり、我々をより良い未来に導いてくれる可能性があるのは協力だけだ」とした。

2時間の夕食が満貫全席であっても、トランプは一口も食べられないだろう?アメリカの頑なな食文化を体現する男である。まあそんなことはさておき、トランプ強気の不均衡攻撃に、一歩もしかないこの笑顔。不動産屋の不良息子の恫喝交渉が、孫氏の兵法にかなうわけがない。まあお互いに一番の協力国というエールの交換というところ。


散々尻尾を振って、砂まみれで後をついて回り、膨大なそして高価な不良品兵器を買う約束をさせられ、これから、貿易もいいようにむしられるであろう安倍首相は、彼が敵視する両国へのトランプの対応に、泣きっ面に蜂の思いでいてもおかしくはない。
もっとも日本は、もう、そうした冷静な報道が人々の耳に届かなくなっている可能性もあり、こうした悔しさは首相の胸の中のみに抑えられるだろう。


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