密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

全員で採決拒否 米民主党の戦い方

民主党(デモクラッツ)が抵抗戦を開始した。

(CNN) 米上院財政委員会で31日に予定されていた閣僚人事の承認採決が、民主党委員のボイコットで延期された。異例の事態に共和党は激しく反発している。
財政委員会ではこの日、トランプ大統領が次期厚生長官に指名したトム・プライス氏と、財務長官に指名したスティーブン・ムニューチン氏の承認をめぐる採決が予定されていた。
しかし民主党の委員らは開始予定時刻の直後に緊急記者会見を開き、全員が採決への参加を拒否すると発表した。
責任者のロン・ワイデン議員は、30日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルがプライス氏の株取引をめぐる不正疑惑を報じたことに言及し、本人の証言とは食い違っていると指摘。同氏が証言で「議会をあざむき、米国民をあざむいた」と非難した。
財政委員長を務める共和党のオリン・ハッチ議員は、民主党側の動きを「とんでもない愚行」と非難した。トランプ大統領に不満を持つ民主党議員の八つ当たりだと主張し、採決は必ず実施すると強調した。
ただし委員会の規則によると、採決を成立させるには民主党議員が少なくとも1人参加する必要がある。共和党がどのような対応策を取るのかが注目される。


結束し主張する。日本ではゆ党がいるため同様のことはできないが、一丸となって抵抗する姿勢は、立憲4党にいい刺激になるのではないか。


アメリカの議員はまず個人の主張(選出された地域の有権者の主張)である。党の意向に反する決断もあり得るし、それを非難されない。特にでもクラッツは、強権的、攻撃的な方法を好まずに来た。しかし、この危機に際し、彼らも、共和党スタイル(主張を通すためならゴリ押し、愚行もあり)を採用。この状況を、共和党がどう決着に導くかが興味深い。


PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら、両方を
クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

にほんブログ村


人気ブログランキングへ