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極右ステーブン・バノン政権内で勢力拡大

極右のインターネット・メディア経営者で、トランプ政権の首席戦略上級顧問、スティーブン・バノンがトランオウへの影響力を増しているらしい。


ニューヨーク・タイムズは、バノンの事を好戦的なポピュリストだとの記事を掲載した。さらにNYTは、批評家がトランプがバノンを戦略担当にしたのは、『レイシスト(人種差別主義者)の声』として起用したものだと断定した。


トランプ政権にあっても、傑出した極右、ネトヨウの大親分であり、孤立とも思われていたが、就任後トランプは、バノンを重用し、彼の意見に引きずられている。


トランプが、メディアとのあからさまな対立姿勢も、ネトヨウネットメディア主催のバノンとしては、自分たちのトンデモ論以外は全て嘘という下地が出来ており、対抗できるポジションを得たことにより、大手メディア憎しの発言を乱発している。


そのバノンを国家安全保障会議に加えるというトランプの暴挙。この会議のトップを務めてきた軍関係者を常任メンバーから追い出した。これについてゲンダイも書いている

トランプは同じ日、IS掃討作戦を実行しやすくするため、国家安全保障会議(NSC)を改編する大統領令にも署名した。


 米軍の制服組トップの統合参謀本部議長や情報機関を束ねる国家情報長官を、常任メンバーから非常任メンバーに降格。代わりに、過激な発言で知られるホワイトハウスのバノン首席戦略官・上級顧問らを常任メンバーに加えた。


バノンは「有色人種や移民は生まれながらの犯罪者」と公言してはばからないウルトラ右翼。国家の安全保障や外交の司令塔であるNSCに、こんな危険人物が入ったら、トランプの暴走に歯止めがかからなくなるのは必至だ。戦争に突入すれば、ISの報復テロは避けられず、日本も含め世界中が一気にキナ臭くなってきた。


というより、バノンはトランプの自分がありそうで、人の顔色でコロコロ意見を変える部分の補強、強い大統領としてトランプな人たちが賞賛し続けられるよう、リーダー前と無茶苦茶を押し通すのに、バノンの狂信が必要なのだろう。
共和党はこのトランプーバノン・ラインをどうにかする責任がある。



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