密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

シールズ解散 今後に問われる、大人の責任

SMAPの解散にかき消されそうだが敗戦記念日の15日 SEALDsが解散を表明した。これを受けて、ネットには、得意げな嘲笑が多数見かけられる。言うは易し行うは難し。カリスマや人気者のように映り、それへの嫉妬がらみの攻撃を、若い心の柔らかい彼らが、どのように受けとめ傷つき、それでも運動を続けてきたことは、傍目からでは計り知れない困難でもあったろう。


大学生である彼らは、どのような社会であれ、学生から社会人にアダプトしなければならない。この不条理な社会に。それはこの真摯な若者たちにとって生易しいものではないだろう。なぜなら、日本社会は、”出る釘は打たれる” 真実の追求など社会生活には邪魔、”臭いものに蓋” 穏便にやり過ごすことが最善であり、昨今はこの低姿勢従順さを上から管理支配する体制にか耐えられることを許している。



彼らを、一過性現象としてとらえ、持て囃し忘れることは、大人として罪悪である。
野党連合も、SEALDsママの会などに背中を押されて、と言っているが、SEALs
解散を受けて、この国民運動の先駆けの牽引力を引き継がなくてはならない。


日本は若者が、がっかりする国である。世の中何をやっても変わらないという無力感と、微動だしない社会状況に合わせて飲み込まれるだけだという失望感。
実際に変えること成功しているのは、極右日本会議と安倍政権という皮肉。
それは、普通に生きる人たちが、自分の尊厳を保ち生活できる国、若者、いや全ての人たちが自分の人生に前向きな希望を持ち、努力は報われると信じられる国とは真逆の方向性に変わっている。それも正当な選挙の結果によって。


冒険を嫌う、変化より安全を重視する、いつまでも現状の維持を安全と考える人々は、その現状が、液化現象のように徐々にスライドして、奈落に向かっていることに気がつかない。”皆んなが希望の持てる国など不可能だ” 一部の希望のおこぼれを待つ、そんな社会に、この勇敢な若者たちが吸い込まれてゆく、その不条理を、精一杯変えてゆくのが大人の務め、政治家の役割だろう。 しばらく忙しい彼らの変わって、大人たちは声を上げ続けなければならない。ラップ調でも、演歌調でもいいから。


民進党は、中道保守路線を明確にし、極右政権の受け皿に?選挙協力だけ、他の野党を利用して、政権交代可能な2大政党を目指す?それでは、結局何も変わらない国、変化という希望を国民に提示できない、第二自民党であるだけだ。


共産・生活太郎・社民は、国民の心をつかむアピールを、イメージを、情報戦を、もっと真剣に展開するべきだし、大手メディアが安倍政権の傀儡である今、心あるジャーナリスト地方新聞、ネットメディアを駆使して、もっとイメージ戦を展開するべきだろう。


そして、国民はいい加減、安倍政権が実績?があって安全だ、などという馬鹿な現状しがみ付きをやめ、冒険的な一途に踏み出す時。今踏み出さないと、平和国日本は泥に飲み込まれる。 次回衆議院戦までに何が起こる、いや徐々に確実に変えられてゆくのか、しっかり目を見開いて注視しなければならない。


SEALDsの皆さん、凹むことも多いと思うけど、諦めなければ、未来は絶対に切り開ける。
Good Luck !!!

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