密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

森友新文書、佐川氏はトカゲの尻尾にされるのか?

2012年の日本のドラマ『トッカン 特別国税徴収官』を見ている。小説が原作で、作者は特に元税務署職員でも、国税庁の人でもなさそうだが、こうした専門の部署を題材にした作品は取材力がすごいのだろう。とてもリアルである。

トッカン 特別国税徴収官 DVD-BOX
トッカン 特別国税徴収官 DVD-BOX
バップ
2012-12-26
DVD

納税時期は通常でも、これだけ大変なのだから、佐川氏がトップである今年の納税は税務署の職員が、悲鳴をあげても仕方ない。
この中で、日記の覚書を元に、不正な税のごまかしを立証する話がある。ここで、徴収官のセリフ『メモ、覚書は、税務署にとってお宝なんだ』


国会では、新証言や、新証拠が出るたびの、正式文章ではないとか、覚書だから、などと言い訳するが、そんな言い訳は現場では通用しない。国民からの徴税は、メモなどでも、入出金データーと重ね合わせ脱税を立証するのだ。
森友関連で、新文書が20件300ページも見つかった。これでも証人喚問を与党が拒否し続ければ、本当に、納税拒否一揆が勃発しかねない。



学校法人「森友学園」への国有地売却問題をめぐり、財務省は9日、新たに20件の内部文書を衆参両院に提出し、公表した。


 昨年の通常国会で同省理財局長だった佐川宣寿国税庁長官は学園側との交渉記録を「廃棄した」と繰り返し答弁していたことから、野党各党は「隠蔽(いんぺい)」「虚偽答弁だ」などと反発。佐川氏の証人喚問を求めていく方針だ。


 今回公表されたのは計300ページ余りで、2013年8月~15年4月に同省内で作成されたもの。土地の賃貸借契約や定期借地契約などに関し、法律的な問題点を内部で検討した結果を記録している。


 13年9月10日付の文書では、学園側から「8年間、国有地を借り受け、その後に購入したい」との申し入れがあったと記載。担当部署から契約を結ぶに当たっての法的問題について照会を受けた統括法務監査官が「問題ない」などと回答している。


 麻生太郎副総理兼財務相は9日の衆院予算委員会で、「学園との交渉に関して法的な論点について近畿財務局内で検討を行った文書だ。交渉記録ではない」と説明。「意図的に隠したものではない」とも主張した。立憲民主党の山内康一氏への答弁。


 立憲の辻元清美国対委員長は9日、自民党の森山裕国対委員長と国会内で会い、佐川氏の証人喚問を重ねて要求した。しかし、森山氏は記者団に、今回の文書は佐川氏が「廃棄した」とする記録には当たらないとして、喚問に応じない考えを示した。 


安倍総理の大好きな外遊と大盤振舞いも、庶民一人一人の納税がなければできはしない。
納税時の反発と混乱は、デモの何十倍も政権に響くだろう。
自分に近しい人間たちだけで全て動かしている、動かせると侮っている安倍政権、今度は佐川氏をトカゲの尻尾にするのだろうか?


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ