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外交辞令もできないペンス副大統領と腰巾着安倍首相の子供じみた対応

米メディアも、ペンス副大統領が五輪歓迎行事に遅刻したことを報じている。ペンスサイドは意図的ではないと言い分けしているが、見え見えの確信犯と巷では認識している。
トランプほど馬鹿ではないと思ったが、融通がきかない狂信者の偏狭さ頑なさがこう言う結果を招いたと言える。そして、ハンギョレが報じている詳しい経緯を読むと、単に遅刻したり、握手の機会がなかったりと言う程度のものではなさそうだ。そして我らが安倍ちゃまも、しっかり狂信者ペンスのお供をしていた模様。


要点は以下のごとく
ペンス副大統領と安倍首相、10分過ぎて会場に到着 
入場せず、他の部屋で二人で記念撮影 
歓迎の辞終えた文大統領が出迎えたが 

ヘッドテーブルに近づいて座らず 
キム・ヨンナム常任院長除いて要人らと握手した後、退場 
外交上の非礼冒してレセプション出席約束を破棄 
当惑した大統領府波紋の縮小に奔走


マイク・ペンス米副大統領が9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が主催した平昌(ピョンチャン)冬季五輪事前歓迎レセプションに事実上欠席した。ペンス副大統領の欠席で、キム・ヨンナム北朝鮮最高人民会議常任委員長との初の朝米首脳級の遭遇もなくなった。事前に調整された首脳級要人の公式行事で、予期せぬ波紋を広げたペンス副大統領の行動は、外交的な常識を外れた非礼と言える。平昌五輪を機に、ペンス副大統領とキム・ヨンナム常任委員長が顔を合わせることで、今後の朝米対話に連結しようとした文大統領の構想も難関にぶつかることになった。
 
文大統領は同日午後、江原道平昌郡龍坪(ヨンピョン)リゾート・ブリスヒルステイで、平昌五輪をきっかけとして訪韓した外国首脳級要人夫妻やトーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長、アントニオ・グテーレス国連事務総長など、国内外の要人約200人を招待し、事前のレセプションを開いた。文大統領夫妻が座っている円形の主賓席(ヘッドテーブル)にはキム・ヨンナム常任委員長とマイク・ペンス米副大統領夫妻をはじめ、日本の安倍晋三首相や韓正中国共産党政治局常務委員、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領夫妻、バッハ国際オリンピック委員会委員長夫妻、グテーレス事務総長など12人が座る予定だった。ペンス副大統領の席は文大統領の左隣に、キム常任委員長の席は文大統領の右から4番目に配置された。


レセプションに先立ち、文大統領と夫人のキム・ジョンスク氏は、午後5時17分頃から会場前でバッハ国際オリンピック委員会委員長夫婦を皮切りに、簡単な挨拶と記念撮影を行いながら、外賓らを迎えた。しかし、ペンス副大統領と日本の安倍首相はレセプション開始時刻(午後6時)を10分も過ぎて到着した。文大統領は、行事場の中で待っている他の要人らのため、6時11分にレセプション会場に入場し、歓迎の辞を述べた。文大統領は「平昌五輪がなければ、一堂に集まることが難しかった方もいますが、私たちが一緒にいて、一緒に選手たちを応援しながら、未来を語ることができるというのが重要だ」としたうえで、「私たちが一緒にいるという事実そのものが、世界平和に向けて一歩近づくための大切なスタートになるだろう」と述べた。


文大統領が歓迎の辞を終えるまでペンス副大統領と安倍首相は入場せず、別途の部屋で2人だけで記念撮影を行った。
歓迎の辞を終えた文大統領は、2人が待機していた部屋に行き、彼らと共に記念撮影を行った。<挨拶をすっぽかし別室にこもる尊大な馬鹿二人に対して、迎えにゆく、、。文在寅、偉い人だ!!>



3人は6時39分に並んでレセプション会場に入場しており、この時までは円満に行事が行われるものと思われていた。
 しかし、ペンス副大統領は主賓の席に座らず、キム・ヨンナム常任委員長を除いた残りの要人らと握手を交わした後、6時44分に行事場を後にした。


ユン・ヨンチャン大統領府国民疎通秘書官はペンス副大統領の予期せぬ行動をめぐる外交的波紋を縮小しようと、「ペンス副大統領は米国選手団と6時30分に会う約束になっており、事前通知が来た状態だった。テーブルにも席が用意されていなかった」としたうえで、「フォトセッションに出席した後、すぐに帰る予定だったが、文大統領が『友人らに挨拶したらどうか』と勧めたため、レセプション会場に立ち寄った」と釈明した。
彼は「ペンス副大統領は日程の協議の過程から欠席の意向を示唆した」と付け加えた。
<ホスト国として、また民族大変な気配りと忍耐だ。頭がさがる。> 


しかし、同日午前までも大統領府側は「ヘッドテーブルの座席配置に関して朝米双方の了解を得た」とし、ペンス副大統領がレセプションに参加すると説明した。
大統領府関係者たちは「ペンス副大統領とキム・ヨンナム常任委員長が一緒に座るだけでも、意味のあるメッセージになるだろう」と話した。実際、晩餐が始まる前、ヘッドテーブルには「ユナイテッド・ステーツ・オブ・アメリカ」という名札が載せられていた。結局、ペンス副大統領が突然レセプション会場から出て行ったもので、これは深刻な外交的非礼である。


ペンス副大統領がこのような行動に出たのは、キム・ヨンナム常任委員長との“相席”に対する不満のためと見られる。文大統領が推進している南北対話に続く朝米対話に対する強い抵抗を、レセプション出席の約束を破棄する外交的な非礼まで冒して、露骨に示したものだ。ペンス副大統領は前日、文大統領との晩餐会で、「米国は、北朝鮮が永久的に不可逆的な方法で北朝鮮核兵器だけでなく弾道ミサイル計画を放棄するその日まで、米国にできる最大限の圧迫を続ける」と述べた。


訪韓前に日本で安倍首相と行った首脳会談でも、「近日中に北朝鮮に最も強力かつ攻撃的な制裁を加える」と明らかにした。
 

ペンス副大統領のこのような態度は、今後、米朝対話の険しい道程を予告していると言える。平昌で平和五輪を開催→南北対話を拡大→米朝対話→朝鮮半島の非核化と平和体制の構築につながる文大統領の構想も大きな障害に直面することになった。キム・ヨンチョル仁済大学統一学部教授は「ペンス副大統領の行動は今後、米国の対北朝鮮強硬政策に対するメッセージと見られる」としたうえで、「文大統領が構想した朝米対話への道は険しいかもしれない」と話した。


こちらがCNNのこの件の記事

(CNN) 米政府当局者は10日までに、韓国の平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開会式に出席したペンス米副大統領が直前の首脳級の歓迎レセプションに遅れて加わったのは北朝鮮側との接触を避ける意図的な行動とする韓国メディアの一部報道を否定した。


報道は、ペンス氏は会場で主賓テーブルに近付き挨拶を交わしたが、北朝鮮代表団率いる金永南(キムヨンナム)最高人民会議常任委員長とはしなかったとしていた。
副大統領に同行する米政府当局者はペンス、金両氏間の接触はなかったとしながらも、故意の行動ではないと指摘。ペンス氏が他の首脳級らと握手などした場所に金氏が着席していなかったためと説明した。
<合意の上で前以て用意されていた主賓席に座らなかったのはペンスなのだ。ペットの安倍ワンコくんも付き従ったのだろう。なんて意固地で子供じみた態度か。>


ペンス氏はまた、開会式で韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領や安倍晋三首相に挟まれる形で首脳級用座席から選手入場などを見守った。席のすぐ後ろには金委員長と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キムヨジョン)氏がいた。
米政府当局者は、この場で北朝鮮要人がペンス氏に挨拶したら、副大統領は丁重に受けただろうとも述べた。

主賓席に着くことを拒否した相手に、改めて挨拶しろと言うのか。
”Arrogant American”ここに極まれりだ。


ただ、首脳級用の席に誰がいるのかは事前に承知していたとも明かした。その上で、日韓首脳との一緒の着席は強固な同盟関係を誇示する上で望んだ結果とも語った。ペンス氏は北朝鮮要人が背後にいる中で安倍、文両氏らに語りかけ、後ろの誰とも言葉を交わさなかったとし、この光景は効果的とも強調した。
<相手を読んで態度を変え、沈黙より積極的交渉を好むトランプの方がマシだったかもしれない。保守的な地元の秀才が地元で偉くなり国際的多様性もなく、柔軟な対応も出来ない奴なのだ。>
ペンス氏は開会式で米選手団の入場だけには立ち上がり、拍手を送った。統一旗の下で現れた韓国、北朝鮮の合同選手団にはそうしなかったが、米政府当局者は釈明せず、自国に声援を送るのは当然と主張した。


この人、人種差別や黒人への警察暴力に抗議するプロフットボール(NFL)の選手たちが
国歌演奏時の起立を拒否し、膝をついたことに怒って試合から立ち去った。ちなみにトランプはお得意の“You're fired!・クビにしろ”とツイートした。エンターテナーのトランプに比べ陰湿で頑ななペンス。最悪のコンビだ。せめてティラーソン国務長官か、イバンカが行ってくれてたら、、、と思う。


安倍ちゃんはペンスの陰に隠れて強行姿勢貫きの、嫌がらせができてさぞ満足だっただろう。微笑外交なんてネーミングをして何が何でも北朝鮮を孤立させたい日米に比べ、
文大統領の「平昌五輪がなければ、一堂に集まることが難しかった方もいますが、私たちが一緒にいて、一緒に選手たちを応援しながら、未来を語ることができるというのが重要だ」「私たちが一緒にいるという事実そのものが、世界平和に向けて一歩近づくための大切なスタートになるだろう」挨拶に込めた深謀遠慮は到底理解できまい。もう少し時期がずれて、オバマ大統領の任期中であれば、東アジアの状況は大きく平和に舵きり出来ただろうと残念でならない。


それでも、文大統領の忍耐と粘り強さ、深謀遠慮に大きく期待する。

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