密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国民の率直な怒りの表明は、効果がある。ビビる安倍政権

『保育園おちた!』の怒りのブログを取り上げた山尾議員。
それを、スルーしようとした、安倍総理と、下品な野次を飛ばした自民党議員。


今回の出来事で、素晴らしかった事は、子育て世代の女性たちが、即座に反応し、


『落ちたのは私だ!』のプラカードを持ってデモに集まった事。



政府が何を言おうが、何をしようが、下々は我慢、せいぜい地元議員に陳情が関の山だったのが、戦争法案反対の市民行動のとき、『デモの仕方』のオーガナイズがとても良く国民に浸透したので、自分たちの声を上げるパイプが通った感じだ。


自分たちが偉いつもりでいる政治家たちに、国民に選ばれて今の地位がある事をはっきり判らせる手段として、今後も、多岐にわたりこうした抗議を出してゆく事がますます有効になって来るだろうと思う。


大体、男尊女卑の意識が強い保守系男性議員の本性が如実に現れたこのケース。


子育て女性を代弁して、真っ向から戦った山尾議員にたいしても、”女のくせに”


と云う侮りが見える。自分たちの知的レベルを鑑みても絶対侮れるはずのない、聡明論理的な山尾議員に対して、


『中身ある議論をしろ』『誰が書いたんだよ』『書いた本人を出せ』『やめろよ、やめろ』最後は『うざ~い』


特に最後の『うざ~い』は男に逆らう女、しかも論理的に責めてくる、男性のもの(と彼らが思っている)である論理性で勝てない=『うざ~い』と云う自分の情けなさも自覚できない卑怯なヤジ。


同じ気持ちの多くの子育て世代の女性を、まるでいないかのように扱う、実感のなさ、というか、口では女性活躍と云うが、じつはリアルに捉えていない。


ゲンダイ:安倍首相は今さら焦り「保育園落ちた」母親ブロガーに聞く

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177078/4
先月29日の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里議員に「社会が抱える問題を浮き彫りにしている」とただされた安倍首相は、「実際に起こっているか確認しようがない」と冷たく突き放したが、今月5日には母親らによる国会前デモに発展。ブログに共感した署名が2万7682人分も集まる事態になっている。全国の女性を敵に回し、このままでは内閣支持率がまた下落するのは確実。安倍首相は「なんでこんなことになったのか」とカンカンになっているらしい。


「直近の調査で支持率を下げたところに、子育て世代まで敵に回してしまった。4月24日の衆院補選や夏の参院選も迫り、安倍首相はイライラを募らせています。山尾さんがこの問題を取り上げることは、事前の理事会で分かっていたこと。それなのに、ブログ情報を上げなかった事務方に怒りの矛先が向いています」(永田町関係者)


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自分のいい加減さ、実のなさを棚に上げて、周りに当たり散らすとは、、、。
総理として国民に向き合っていれば、事務方が資料を出そうが出すまいが、きちんと対応できた事だろう。TPPじゃないんだから。つくづく小さい人物である。


ゲンダイ:保育園落ちた騒動 ヤジ認めた平沢勝栄氏と疑惑2議員の釈明
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177076/2
いったい、誰がヤジを飛ばしたのか。母親たちは、カンカンになっている。当初から「あいつが怪しい」と名指しされているのが、自民党の平沢勝栄議員(70)、石原宏高議員(51)、おおさか維新の足立康史議員(50)の3人だ。


平沢議員はこれ以上逃げ切れないと観念し、10日にヤジを飛ばした犯人だと認めた。ただし、出演したテレビ番組で「これ本当に女性が書いたのか」「日本語として汚い」「もっとまっとうな方法で訴えてくれればよかった」と、匿名ブログを書いた母親に難癖をつけている。まったく反省していないようだ。さすがに、選挙区の有権者が「落選させたいね」とネットに書き込んでいる。


石原宏高議員(51)、おおさか維新の足立康史議員(50)はヤジを否定しているが

郷原公述人に個人攻撃をして問題になった下品極まりないおおさか維新の足立議員


「僕がヤジを飛ばしたと、民主党の山井議員が吹聴しているらしいけど、事実無根、ガセネタですよ。たしかに、僕はヤジの帝王ですが、あの日は、維新の党の江田憲司議員をヤジると決めていた。あの日、ヤジは江田さん一人に絞った。だから、山尾さんの質問中はヤジっていない。安倍総理からは、直接『足立さんのヤジは影響力がある』とほめられましたよ」



こういう神経が問題なのだが、よほどセンス悪い人のようで、逆に誇っている。


こういう人も議員であるべきではない。




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