密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

やっぱりずれている、安倍首相軍部増強外交

アメリカの、シリアと北朝鮮に対する外交努力.シリアではロシアとの停戦合意に至り、
北朝鮮は、合意形成はされなかった。


CNN;シリア内戦、27日に停戦発効へ 米ロが合意
http://www.cnn.co.jp/world/35078300-2.html
プーチン大統領は「我が国はシリア当局に対して必要な策をすべて講じる。米国も同じように、同盟国や支援対象の勢力に働き掛けることを期待する」「ロシアと米国の代表者が選んだ手順を、シリア指導部や各勢力が支持するよう願っている」と述べた。
米国のケリー国務長官も「停戦案が最終合意に至って満足している。全勢力がこれを受け入れ、全面的に従うことを願う」との声明を発表。「停戦が履行、順守されれば暴力が減るだけでなく、人道物資の届く地域を拡大し、国民の願いを反映する政権への移行を促すことにもなる」と強調した。


米国とロシアは共同声明で、戦闘停止を表明した組織に関する情報を共有する方針を示した。停戦を守っているグループが両国やシリア軍から攻撃を受けるような事態を避けるためだ。同声明によると、両国は緊急時に備えてホットラインを設けるほか、必要に応じて情報交換のための作業部会を開く。


内戦の解決へ向けた「国際シリア支援グループ」(ISSG)で共同議長を務める米国とロシアの共同声明によると、停戦案は両国による交渉の結果だという。停戦は現地時間の27日午前0時に発効する。
シリアで活動する過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」や国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」などのテロ組織は、今回の停戦案に含まれていない。


北朝鮮、米国に平和協定交渉を提案していた
http://www.cnn.co.jp/world/35078325.html
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは当初、米国側が交渉を持ちかけたと報じた。これに対して国務省のカービー報道官は、「交渉を最初に提案したのは北朝鮮のほうだ」とする声明を発表した。 米国側は提案を受けて慎重に検討した結果、北朝鮮の核開発問題を議題に含めることを要求。北朝鮮側がこれを拒否したため交渉は実現に至らなかった。


オバマ米政権はイランやキューバなど、米国と長年にわたり敵対関係にあった国との間で交渉を成立させてきた。北朝鮮に対しても、昨年10月の米韓首脳会談での記者会見で、核開発の中止と引き換えに制裁解除を約束したイランとの合意と同様の交渉に応じる用意があると表明した。


その際オバマ政権は、「北朝鮮がまず非核化の措置を取る」ことを前提条件としていた従来の立場から、「非核化を議題の一部とする」との条件に切り替えた。
北朝鮮側は、新たな条件にも応じることはできないとして、核開発の中止に関する協議の再開を拒絶。一方で、朝鮮戦争の終結に向けた平和条約の締結を提案してきた。
米高官によると、その後数週間以内に北朝鮮の国連使節団を通して、再び同様の提案があったという。


北朝鮮外務省は10月17日の声明で、非核化のみを対象とした協議の試みは失敗に終わったと述べた上で、「平和条約が緊張を緩和し、核開発競争の最終的な停止を可能とする」との姿勢を示していた。


だが、その後今年1月に実施された北朝鮮の核実験で米朝間の決裂が決定的となった。北朝鮮が「水爆実験の成功」を発表したのに対し、米当局者らの間では「水爆の部品が含まれていた程度」との声が強い。真偽はどうあれ挑発行為との見方に変わりなく、米政府は先週、北朝鮮の核開発計画や人権侵害にかかわった個人、企業の資産凍結などを柱とする制裁強化を発表した。


北朝鮮、体制危機なら「大量破壊兵器使用も」 米司令官
http://www.cnn.co.jp/world/35078371.html
その後 在韓米軍のスカパロッティ司令官は23日、米上院軍事委員会で証言し、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記は追い詰められた場合、大量破壊兵器(WMD)を使用する恐れがあると述べた。


どこの国も、現場の軍人の意見と云うのは常に、戦闘の可能性に向かう。大事なのは、軍人の意見が最終的な国家の声明でないと云う事を理解することだ(一律にアメリカの発言と報道するのはよくない)。軍人が国をコントロールすれば、必然的に力の戦略を行使する。文民統制がいかに大事か、ということである。



交渉の成立、不成立、その後の展開と、国際社会のバランスを取る事は一朝一夕には出来ない。粘り強く冷静に、まず対話のテーブルを用意する事から始めなくてはならない。

しかも、現在、ロシアも北朝鮮も対話による解決も門戸を開いている。

この様な状況下で、国家主義を上げ軍備増強をし、アジアの隣国を挑発、侮辱する発言を繰り返す安倍政権は、火薬の上で花火遊びをする無知で気ばかり強い反抗期の子供同然だ。 ロシアも北朝鮮も、人を選んで話を使い分けている事は明白。
彼らにまともに相手にされない安倍政権、国際社会の対話のテーブルに招待されない安倍政権。状況も冷静に読めず、自意識過剰で警戒警報、我田引水危機管理の安倍政権。
お子ちゃますぎ!!



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