密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

お任せ政治土壌で安倍独裁政権が育つ。

子供の貧困率、高齢者の困窮、ワーキングプアー、の問題に背を向けるように、防衛費予算は5兆円を超えた。武器兵器から備品に至るまで、防衛に関する物は、保秘をもうけやすい。自衛隊戦闘服の談合疑惑が浮上している。
ゲンダイ:自衛隊戦闘服で談合 「クラレ&ユニチカ」ボロ儲けのカラクリ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/176502/2
自衛隊の戦闘服などの入札をめぐる談合疑惑で、防衛省と化学繊維大手のクラレやユニチカのなれ合い構図が浮き彫りになっている。公正取引委員会は独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、この2社や、大手商社の丸紅など計8社を立ち入り検査した。

中略ー
相次ぐ不祥事で組織解体の憂き目に遭っても、防衛省は相変わらずコスト感覚ゼロなのだ。自衛隊の装備品調達をめぐっては、06年に旧防衛施設庁発注工事、10年には航空自衛隊による事務用品発注などで官製談合が続発。それを受けて昨年10月に発足したのが防衛装備庁なのである。


「戦闘服は特殊技術のかたまりで、国によって耐熱性や偽装レベルの高さは段違い。国防機密という大義名分があるので、調達の詳細は非公表のケースがほとんど。そういった背景からブラックボックス化しやすいのです」軍事ジャーナリストの世良光弘氏


 衆院で可決された16年度予算で、防衛費は史上初めて5兆円の大台を突破した。安倍首相は「計上した装備品や米軍再編経費はいずれもわが国の安全確保に必要不可欠だ」とふんぞり返ったが、こんなお手盛り会計を続けているようでは、だれも納得しない。


自民党は長く政権の位置にある。私の父たちの時代は『国民は政治は政治家に任せておけばいい』『多少金の問題があっても、政治家だから清濁併せ吞むぐらいでいい』と云う考えがマジョリティーだったように思う。


『理屈ばっかりのやつは信用できない』とか『政治は現実−理論理想通りにはいかない』と云う通念がまかり通っていた。また、それでも暮らしは豊かになり、一億総中流。政治はお任せで不都合なく暮らしていた。そういった意味で、日本は輸入された民主主義のスタイルの恩恵だけを受け、真剣のその価値、本質と向き合わずに来た。


安倍晋三とその一派のように、特別の目的を持って国のあり方を変えようと言う政治家が、長年の自民党お任せ政治の土壌に乗っかって、長いあいだ慣習化した、政治家が”巧くやる”政治のシステムを使い、国民の意識が追いつかないうちにどんどん国民主権、最低限の幸福で文化的な暮らしの規範を変えていく。


もう、昔の総中流には戻れない。お任せ政治システムも一握りの道理を無視した狂人愚人がでれば独裁そのもののシステムに早変わり。戦後70年で、国民は意識して、自分たちの手で民主主義を打ち立てる時がきた。政権を取った事があろうとなかろうと、自分の目と耳で判断し、積極的に政治を任せる人物を選ばなければ、生命のギリギリで搾取される制度が確立する。


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