密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

海外援助,国際社会での地位向上狙いだけではなかった!?

リテラが安倍政権が米国と敵対するシリア・アサド政権に25億円の援助約束の事実が発覚! しかも国民に情報を徹底秘匿”と云う記事をのせている。
http://lite-ra.com/2015/12/post-1763.html
西日本新聞のスクープで、シリアのアサド政権のために約25億円の拠出を約束していたことが発覚し,しかもその事実を隠蔽していると云うのだ。
同紙が国連開発計画(UNDP)の公式ウェブサイト上にシリアのアサド政権支配下にある火力発電所への事業計画書(英語)が掲載されていることを発見。しかも、この資金提供は名目上は「緊急人道支援」となっているが、記事でも指摘されているように〈電力は軍需産業や軍事活動にも欠かせず、アサド政権の延命に利用される可能性もある〉


安倍政権がシリア問題の元凶ともいえる非人道的なアサド政権を助勢したということなのだ。これは、ISやその他イスラムの反政府組織の反発を招く行為というだけでなく、反アサド政権を表明しているアメリカやNATO諸国との共同歩調を破るものだ。


こういう事は,いずればれる。ばれたからと云って,他国から抗議が来るほどではないが、完全に信用されなくなる。これだけなら,単なる底の浅い八方美人で,より国際社会から無視されるだけなのだが、言うまでもなく、このインフラ整備で費やされる約25億円は、日本の国民の血税から賄われている。にもかかわらず、今回の事業は日本外務省やJICA内で、日本の関与が明るみに出ないよう、隠蔽されているという。記者の取材に外務省は「電力インフラ整備への資金提供は一切ない」と答え、その当日にUNDP(国連システムのグローバルな開発ネットワーク)のウェブサイトからこの事業計画書が消されたそうだ。
UNDP駐日代表事務所が「ウェブサイトから消した理由は言えないが、事業そのものは存続している」と明言すると、JICAと外務省は態度を一転。「機微な政治情勢や治安状況などに鑑み、シリアにおける緊急・人道的性格の事業の詳細については公表を控える」(JICA)、「人道支援として、火力発電所の復旧はシリアにいる一般の人たちに必要不可欠との観点から行っている」(外務省)と、当初の回答を一変させたという。


これがどこに帰結するか、というと経団連。
「もともと、ODAの工事、事業の発注先は日本企業であることが多く、政官と企業の癒着はずっと指摘されていたのですが、安倍政権になって、それがさらに露骨になった。血税を使って、経団連に入っているような大企業が受注できるような援助に金をばらまくという構図です。実際、安倍首相の海外訪問には必ずゼネコンや建設機械、インフラ系などの日本企業の幹部が同行していますからね。今回も、欧米の反アサドという外交方針に背いてまでやったわけですから、官邸に近い企業からの要請や政治家の介在など、政治的な裏があったとしか思えない」(元外務省担当記者)


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国際関係的には考えの浅いコウモリコッコ安倍ではあっても、なんでここまで散蒔き外交を?と思っていたが、企業利益がからんだ、国民の血税をマネーロンダリングする、国際援助システムだったのか。外遊大名行列も伊達ではなかった。企業利益のためなら、国際的信用なんかなんのその。
外務省が今年3月に発表したODA実績を見ても、安倍政権になって、それ以前より9%、円ベースでは実に33%も増加している。しかも、安倍政権はODA大綱を改定。“非軍事分野での他国軍への支援”を明記し、「国益の確保に貢献する」との表現も加えた。それにより、これまでの途上国の貧困や医療を援助するということから、安全保障上の利益、さらには日本の企業に利益をもたらすような援助を優先するというように、性格が変わってしまったのである。



確信犯ですね。とにかく安倍総理は何でも,白紙委任が大好きで、追求されたり,反対されたりが大嫌い。木の葉を隠すなら森の中,とばかりに色々打ち上げ、いちいちチェックできないようにするのが常套手段。追求され行き詰まれば数の力で強行採決。もちろんこの状況を恒久的な物にしたい。次の選挙さえ乗り切れば、また当分は白紙委任天国。だから選挙までは、自衛隊は国内に、報道の自由の査定もされたくない、消費税施行も待って、小手先の補助金や、見せかけの基地ごぉく一部返還、負担軽減の軽減税率、TPPは食物が安くなる予感、皆で貧困児童を救おう!!の呼びかけ、で国民の機嫌取り+好感度アップ? しかし機嫌取りでもこの程度の事かしない人たちに、より長期の安定独裁政権を与えれば,国民は1%の為に働く家畜になる。やろうと思えば選挙法も改正して、より長期の支配を可能にすることも、ありえないとは言えない。日本はとても怖い瀬戸際に立っている。


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