密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

過剰反応とSympathy

ロシアのシリア爆撃について、調べていて、 Shamil K Tsuneokaさんのフェイスブックをヒットした。
彼のフェイスブックには、ロシア空爆の犠牲になった子供たちの写真、現実に起こっている事の悲惨さが伝えられている。かなりショッキングな画像ばかりであるが、これが現実なのだ。そして、また国境なきピエロの到来に喜ぶ、シリアの子供他たちのビデオや、タイの”飲んだくれずに働こう”のプロモーションCMなどのハートウォーミングなものも紹介されている。


私は自分のフェイスブック でShamilさんの下記のページを紹介して発信したのだが、
https://www.facebook.com/shamil.jp/posts/1015328077247666
偶然,すぐにこれを見た夫Dさん友人が,電話をかけてきて『テロリストの通信を載せている??』と言って来た。フェイスブックアカウントをハッキングして,使われている!!と心配したらしいのだが、このページは、”シリア人による革命ーカフランベル地区”から、『プーチンよ。栄光は子どもらの髑髏の上に築くことはできない。我らは生き延びてお前の経歴に唾を吐きかけてやる。』というメッセージを紹介したものだが、これがテロリストに見えるのだろうか?彼らのメッセージには、報復の,ほの字もない。生き延びる事で、ロシアの空爆を指示したプーチンに軽蔑をしめす、といっている。
Revolutionは,武力革命だけを意味する物ではない。大きな変革を望む,市民に声。海外に空爆の非道を訴える為の,英字のメッセージである。


この友人の反応は、メッセージを読まず、写真の印象での、過剰想像力?反応なのだけれど、反面アラブ民族の外見の人たちがスローガンをだしている=テロ、という図式が頭の中で出来上がっているのかもしれない。
この友人は、極普通の保守的な昔なじみなので,特別右派でもリベラルでもない。彼の反応が、今のアベレージのアメリカ市民を代弁しているようにも思えた。だとしたら、国内の中東系、イスラム教徒は,冷たい疑惑の目線に晒される時期を耐えなくてはならない。


十数年前『Loucus-遺伝子座』とうい版画集の作品の一つ中に『luxury comforter−贅沢な慰安者』というタイトルをつけ,小さい詩もつけた


テレビのなかのニュースに同情心をしめすだけの自分に向けた作品だった。今も変われないていないけれど、まず,出来る事は、独善や偏見を排除する事に努め、”Sympathy”を持つ、これも小さなスタートだと思っている。


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