密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

明日はサンクスギビング。Big Fat America,ホリデーシーズン突入

ハーロウィンは日本でも盛んになったが、サンクスギビングはどうだろう。明日はサンクシギビング、Dさんの妹さんの家に家族が15人!!程集まる。11月の最後の木曜日がこのサンクスギビングで、学生たちもみんな家に帰り家族とすごす。例外は高校のブラスバンド部で,この日各州から選ばれたブラスバンドの高校生がマンハッタンでパレ−ドに参加する。この数日マンハッタンのホテルは高校生と付き添いの両親でいっぱいになる。翌日は都会に大興奮した高校生たちであふれかえる。パレードはとても華やかで,テレビで見るが最高である。


各家庭は、大きなターキーをオーブンで6−8時間かけて焼き、クランベリージャムとグレービー(肉汁ソース)で食べる。昔ミスタービーンがターキーを料理していて頭がターキーにハマってに抜けなくなって大騒ぎになると云うコメディーをみたときは,まさかぁ!!と大笑いしたが、実際あり得るな,もの凄く大きいし重い。中の掃除も両腕で,下手したら頭も入る。料理とは違う何かをしている錯覚に陥る。TPPでもし日本に入って来ても、駄目だろうなぁ、、と思う。パンプキンやアップルパイ、ヤム(アメリカのサツマイモ)インゲン,マッシュルーム、小タマネギなどのクリームソース煮、トウモロコシなどが典型的な食事だ。木の葉やターキーの飾り付けをし、ナプキンテーブルクロスなども,オレンジと茶色を基調に整える。そして,翌日からしばらくは,(お正月のお餅みたいに)ターキーサンドイッチを食べ続ける。これは,もう苦痛、お餅ならいいのに(泣)。


このあとすぐにクリスマス、そしてイヤーエンドまで、パーティーつづきで,食べまくりタイム。皆この時期はダイエットを忘れ,ここぞとばかりにハイカロリーの食べ物を詰め込む。大ショツピングタイムでもある。サンクスギビングの翌日は。黒字の金曜日とよばれ、朝からどこも、大バーゲン。毎年怪我人や悪くすると死者がでることも,そこまでして買わなくても良さそうなもんだが,年中行事で殺気立つんだろうな。


クリスマスはキリスト教の呼び方で、ユダヤ教は同時期にハヌカと云うホリデーになる。アメリカでは,メリークリスマスと云わず,ハッピーホリデーと云う人もいる。


イスラム教徒はクリスマスのようなものは無いようだ。ラマンダと云う断食と,断食あけに豪華な夕食をとると聞いている。今ヨーロッパ各地にいる、シリアの子供たちは,これからのクリスマスデコレ−ションにびっくりするだろうか。祝うことはできなくても,町を埋め尽くすきれいな飾り付けは,きっと好きになる。見て楽しんで、家族が少しでもハッピーに過ごせるといいなぁ,と思う。


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