密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

何の為の会談? 翁長知事ー岡田民主党代表

翁長雄志知事と民主党の岡田克也代表と党本部で初会談。会談後、岡田氏は「政府には沖縄に寄り添う姿勢がない。集中協議を1カ月で打ち切り、工事を再開したことは極めて遺憾であり、今の(辺野古新基地建設の)やり方は反対だ」と政府の姿勢を批判が、「対案がない中で無責任に辺野古反対とは言えない」
またしても,この論法。無責任にって、誰に対しての責任なんだ。日本の国民の幸福な生活に責任を持てない方が無責任だ。こんなことを言われる為に翁長知事はわざわざ千代田区の党本部まで足を運んだのか?辺野古基地予定地前では、県民(多くは高齢者)が,本土からの機動隊の暴力的撤去に抵抗しているというのに、何寝ぼけた事いっているんだ。しかも、知事に対案を模索するか問われた岡田氏は「われわれが与党時代もさまざまな案を検討したが見つからなかった」と否定。なんなんだいったい。失礼不遜にも程がある。


鳩山元総理は米軍基地県外移設交渉の時、アメリカ側は、柔軟に思えたが、外務省、防衛庁の強い反対ねあって、断念したとかたっている。加えて、米国家安全保障会議(NSC)が1973~76年に、72年の沖縄復帰を契機とした政治的圧力で在沖米海兵隊を撤退する事態を想定し、海兵遠征軍をテニアンに移転する案を検討していたことが、機密指定を解除された米公文書などで分かったこと。計画は74年に大幅縮小された、理由の一つに「日本政府が沖縄の兵力を維持することを望んだ」と記し、日本側が海兵隊を引き留めたこともあらためて明らかになったことなど。どんな対案を色々考えたんだか知らないが、基地問題の根っこは、外務省、防衛庁にさからえない事を、アメリカの要望と誤摩化していることだ。日本政府は官僚と利益をあるいは価値観を共有しているがために,沖縄の人たちの側に真剣にたっていない。これは今の日本全体にいえる。お上の価値観だけで、愚民のことなどどうとでもなる、という奢りが、もう隠そうともせずまかり通っている。野党の顔をした岡田民主党も、こんな対応を翁長知事、沖縄県民にしているということは、安倍政権と同根とみられてもしかたない。



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