密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

宗教の商品化,でもお布施高すぎないですか?

何と,お坊さんもアマゾンネットでオーダーできるとは!!
これは、実にいい事だと思う。何しろ,お坊さんに来てもらって読経してもらえば、『お心のままに』の料金はかなり高い。このシステムに全日本仏教会(全仏)異議を唱え米アマゾンに掲載中止を申し込んだそうだ。全仏は、斎藤明聖(あきさと)理事長名で「宗教行為をサービスとして商品にし、宗教に対する姿勢に疑問と失望を禁じ得ない」との談話を発表。斎藤理事長は25日、朝日新聞の取材に「イスラム教圏であれキリスト教圏であれ、宗教行為を商品化している例はない。申し入れをアマゾンとの対話のきっかけにしたい」と話した。 加えて「お布施が『ギャラ』のように表示され、寺が戒名を売買している印象も与える」


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しかしイスラム教は知らないがキリスト教の聖職者は、地域の人々が運営する教会に住みサービスを行うが、教会の予算から決まったサラリーも貰い,説教や葬式などで特別のお金は求めない。
毎日曜日ミサを行い説教する。ロサンゼルスで行ったパプティストのアフリカ系の人が集まる日曜ミサ(ゴスペルが聞きたくて行ってみた)の聖職者は,ロックスターさながらに,マイクを持ち、バックコーラスを従えて、大きな舞台を走り回り,力強く説教をする。(事情があってこられない人の為にテレビ中継もしているらしい−有名なチャーチだったみたい。)これを午前午後毎週やると云うのだから,大変な体力と情熱と勉強が必要だ。とにかくそのパワーに感動した。終わりに小さな箱が回って来て、普通の人は1ドルでも10ドルでも100ドルでも、いくらあげたか中身は他の人に見られない。そしてそれは聖職者にいくのではなく、教区の貧しい人への炊き出しとか教会の活動費に回る。
『お布施が『ギャラ』のように表示され、寺が戒名を売買している印象も与える』って言うけれど、お坊さんのサービスに適正価格がなく,ほとんど法外と云うギャラが支払われているケースが多い。戒名料も法外だ。どうも日本の宗教は,『神仏の沙汰も金次第』のような気がしてならない。


海外の人が不思議に思う日本の風習,結婚式は神式、お葬式は仏式というもので、もうこれらは宗教ではなく、セレモニーのサービスなのだから、だれでも申し込める,適正価格表示をするほうがいい。
檀家を抱え地域社会に一定の貢献をしているお寺もあるだろう。フロリダはベトナム移民が多いので仏教の寺院がありやはり毎日曜日に信者が集まり,説法を聞く,その後精進料理も振る舞われる。皆が楽しく集まれるサービスをしている。日本のお寺も,宗教は敬虔なもの、とお高くとまらないで、人々にとって魅力のある企画をし、魅力のある説法を心がけたほうがいい。
朝日新聞:お坊さんネット手配「中止を」 アマゾンに仏教会要請へ
http://www.asahi.com/articles/ASHDT5HRVHDTULFA02S.html?ref=nmail


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