密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ首位脱落−アイオワ世論調査

共和党大統領候補者選出のスタートを切るアイオア州で、テッドクルーズ氏がドナルドトランプを抜いて首位に立った。トランプ調子に乗って暴言が過ぎて,多方面から強い抗議。最近、言い訳したり情けないところをさらしていた。共和党の人々は経済政策でトランプに期待、テッドクルーズに安全保障分野で期待しているらしい。今日、ホームディポ(ホームセンターのようなところ)に材木を買いにいったら,自動車にトランプ支持のステッカー,その上、クリスチャン保守派、銃保持、銃規制反対ステッカーもはっていて、こんな狂保守派がNYにもいるんだ、、とちょっと寒気。


共和党の大統領候補に、まさかトランプが本当に出馬して、しかもトップを行くなどと予想もしなかった頃、主な候補は、ジェフ・ブッシュ(ブッシュ2の弟)マーク・ルビオ(若いラテン系候補でオバマ対抗意識満々)クリス・クルスティ(ニュージャージーの人気知事、巨体の持ち主で、体重問題を常に叩かれているが、一時期 ”エレファント イン オーブルルーム!?ー巨象、大統領執務室に入る!?”などと、共和党のマスコット”ゾウ”になぞらえて、タイムスの表紙を飾ったが、リベラル過ぎて、今最下位に近い−ちなみに民主党のマスコットは”ロバ”)そして現在首位のテッド・クルーズというラインアップだった。その中でテッド・クルーズは極右団体ティーパーティーのお気に入りで,タカ派の極右,この人では,中間層の票は無理と本命ではなかったが、テロと大バカトランプの出現で、トランプの良識政治経験ありバージョンと見られ始めたか。


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


にほんブログ村


トランプもクルーズもアブナイやつには変わりない。3位のルビオはまあ,小僧な感じで、4位カーソンは神ががっているが、二人とも大惨事世界大戦を(だいさんじ,と入れたら,こう変換された)を勃発させるような無茶はしないだろう。トランプやクルーズではどうなるか解らない。今夜は共和党候補のディベートがある。これで,また流れが変わるかもしれない。


ただ、これは共和党の中だけの事。どちらが出て来ても、大統領本選のディベートで,ヒラリーにこてんぱんにやられるのが目に見えている。(トランプは酷い女性蔑視の差別主義者、ヒラリーにぐうの音も出ないで叩きのめされるのを,見たい気もちょっとする。)前のテロのときはアメリカ中、頭に血が上って,ブッシュ2は支持率90%。史上最悪の大統領に8年も政権を与えた。今回は、少なくとも民主党支持者は、冷静にこの国際情勢をとらえているようだ。前大統領候補ロムニー氏が候補に出ていれば、接戦だったかもしれないが、この極右の二人を支持するのは、ガソリンタンクの上で,煙草を吸うようなもの。ともあれ,トランプはやはり大統領選というカーニバルの道化師にしかなれない。


PVアクセスランキング にほんブログ村


ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村