密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ貢物インフラ投資51兆円は第二の”思いやり予算”

よりにもよって、トランプの歓心を買うために大事な年金投入。
前にも書いたが、アメリカ相手に、相手が要求する前に、何か相手の有利になることを提案するのは、間違えだ。以前も”思いやり予算”という愚かな提案をし、それが当たり前のスタンスになってしまった現在。 今回どれほど、トランプの喜びそうな提案を先回りしたとしても、相手は、それをスタートに、もっと要求してくる。それがトランプ。


よく、駐在記者とか、元外交官とか、米有識者が述べている意見、もちろん私が庶民の下から目線だからということもあるが、どうしても、違和感が付いて回る。
ですが、ニュースウィークのコラムをお書きになっている冷泉彰彦氏の見解は、いつも納得できる。下々目線でも納得できるアメリカ社会への視点である。
その冷泉氏がコラムの最後でこう書いておられた。
もちろん、合衆国大統領の権力は強大で、その言動に関しては真剣に受け止められて当然です。ですが、現時点における大統領の言動に「過度に振り回される」必要はないとも言えます。もっと具体的に言えば、現在のメッセージ発信の多くは、「現実を変革するため」というよりも、「支持者の期待に応えるため」の内向きのパフォーマンスという解釈をまずするべきではないでしょうか。


 例えば、テロリストに対する「水責め」復活の検討というのは、そうすることでテロ容疑者に「テロの計画や仲間の所在など」の自白をさせることが可能になるとか、テロ容疑者が「米国を恐れる」などといった「効果」を期待しているのではないと思います。
あくまで「水責めを中止したオバマの偽善に腹が立った」という支持者の感情論「自分は今後も迎合しますよ」というポーズに過ぎないということです。こうしたトランプのやり方には距離を置いて冷静に見ていくことが必要だと思います。


日本の対応は、反グローバリズムの改革児的なトランプ持ち上げ論も、トランプ叩きも、深読みありきの過剰反応。
だいたいトランプは円安操作批判とピッタリ同じことをドイツに言っている。
(トランプ)支持者の感情論に「自分は今後も迎合しますよ」というポーズに過ぎないということです。こうしたトランプのやり方には距離を置いて冷静に見ていくことが必要だと思います。
全くその通りだと思う。


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