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オバマ大統領ロシアのハッキング関与に報復措置を講じると表明

アメリカ民主主義の象徴である大統領選挙へのロシアの鑑賞に対して、オバマ大統領が、
報復措置を表明した。措置に関してプーチン大統領と直接電話会談もした模様で、どのようなことを行うのか、は公にされない部分も含まれるという。

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は15日、ロシアが米国の大統領選挙に干渉したことに対する報復措置を講じると表明した。
オバマ大統領は米公共ラジオ局NPRに対し、「外国政府が我が国の選挙の完全性に影響を及ぼそうとするならば行動を起こす必要がある。我々は時と場所を選んでその行動に出る」と語った。
対抗措置の内容については「公になるものもあるかもしれないし、公にならないものもあるかもしれない」とした。
この措置についてはロシアのプーチン大統領に直接伝えたといい、「プーチン氏はこれについての私の考えを十分認識している。私から直接話をした」と語った。
オバマ大統領とプーチン大統領は中国で9月に開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で会談。オバマ大統領は記者団に対し、会談の中でサイバー安全保障問題に言及したと話していた。
米情報機関は10月に、ロシアが選挙に関連したハッキングに関与したとの見方を示し、ホワイトハウスはこの時点で「匹敵する対応」を取ると表明していた。
アーネスト大統領報道官は15日、ロシアに対する対抗措置を既に講じているのかどうかは明らかにせず、「現時点で対応が講じられたかどうかについて私から言うべきことはない」と話している。


報復としては、全時代のような、両国民に死者の出る方法が取られることはないだろう。
しかし、報復の種類と強度、そしてそれが、ロシアに味方されて成立するトランプ次期政権でどのような扱いになるのかなど、気になることが山積み。


また、昨日のオバマ大統領、今年最後の記者会見でも、このロシアとの問題が中心を占めた。


大統領選はのサイバー攻撃については、「ロシアでプーチン氏なしに物事が動くことは少ない」「これはロシア政府の最上層部で起こったことだ」と述べた。


オバマ政権のこの問題への対応が遅すぎたのではという批判に対し、9月に中国で行われた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、米大統領選へのハッキングについてプーチン氏に自ら直接やめるように要求し、「やめなかった場合は、深刻な結果を招く」と警告していたことを明かした。それ以降はさらなる大統領選への介入は見られなくなったと認識、ただ、告発サイト「ウィキリークス」を通じたリークはこれ以前にすでに発生していたということだったと答えた。


ロシアに対して、「国としての弱体化」「石油や天然ガス、武器の他には人々が欲しがるものを生産しない」などと、激しい表現で評し、そのうえで、ロシアが米国内の政治的分断につけ込める可能性はあることを認め、「我々が自分を見失い自分たちの価値観を放棄すれば、ロシアは我々を揺さぶることが可能になる」と述べた。


共和党に関して、民主党への嫌悪感から米国の宿敵であるロシアに味方しているとして共和党を批判。共和党が最近ロシアを称賛していることについて、「故ロナルド・レーガン元大統領は安らかに眠れないだろう」と述べた。


ただ、この件にからんでホワイトハウスとトランプ政権移行チームとの間でいさかいは起きてはいないとも言及した。


米情報機関はこうしたサイバー活動について、共和党候補だったドナルド・トランプ氏を利する目的で行われたとの見方を示している。


さて、アメリカとロシアの対立軸はより明確になり、両者一歩も引かない状態。ロシアのおかげで?大統領になれたトランプも、あからさまに”ありがとう外交”はもちろん自分の首を絞め、彼の支持基盤の単純保守派、極右保守派からも猛反発を食うだろう。


W Kiss Ass Shinzoの浅薄外交のツケが日本に回ってくる。


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