密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

枝野氏外国人特派員協会で会見に見る,なぜ民主党は愛されないのか?

毎日新聞が”民主党が愛されない理由”と云う特集を組んでいる。”安全保障関連法制を巡り、自民党があれだけ非難を浴びたにもかかわらず、民主党に支持が集まるわけでもない。逆に「あそこにだけは政権を任せたくない」との声は根強い。10月の毎日新聞の世論調査では、政党別支持率で自民党が31%に対し、民主党は9%。また失敗するのを恐れるあまり、弱腰になっている。政権交代という役割を終え、野党第1党に安住しているだけ。党内はリベラル派から保守系まで幅広く、思想やイデオロギーがわかりにくい。そして,解党してで直すべし、と看板すげ替えしても意味が無い,と両意見がでている。


枝野氏の外国人特派員協会で会見をきいて、国会であれだけの演説をしたのに、結局弱腰自己肯定に落ちつくのか,といささか失望した。特に沖縄対応は、”強権的な今の政府対応を非難しながら、対案が無いのに無責任な事は言えない、一度工事をおさめて時間をかけて話し合い分かっていただく”というのだから、話にならない。対案はある、普天間は返還、沖縄にもうこれ以上基地は作れない、その前提で、米国との交渉に臨むと云う,単純な事だ。もし米軍が必要としている基地なら、米軍からアイデアを提示させれば良い。何でもこちらから至れり尽くせりのサービスをしても、前にも書いたが,それは日本の自発的行為で、プレゼントー必要でも,必要なくても マイナスにならなければ”ありがとう”であろう。いっそ米国の知日シンクタンクから、アメリカハンドラーを雇ったら良いのだ。交渉の前に譲歩し,理解を示す事を口に出してしまう 岡田代表の安倍首相への質疑みたいだ。


安保も既にアメリカに伝えてしまったのに撤廃は無責任だとかなんとか,ぐたぐたになるに決まっている。解党して、右派勢力中心の数だけ多い政党(その数は選挙で選ばれている訳で将来にわたり確定されたものではない)をつくっても、自公よりましとは思われないだろう。怒っている国民は、いっそ共産党に歯止めになって欲しいと思うだろう。小沢氏を認めても、一緒に?と云う質問には,認めていますがそれを参考にこちらでやります、共産党の申し入れにも,認めていますがハードリ高い,選挙協力だけお願いして,後はこちらでやります。と云った調子。自信があるのか、ないのか、高慢で弱腰は始末に悪い。
結局方向性をしぼりたくない、我々の判断で,って,安倍の白紙委任と大差ない。だいたいその”我々”がまとまらないのだし、新党結成しても、たんにフレキシボー効果での票狙いくらいしか意味は無い。


民主党が愛されない理由、それは、目先の計算しかしない頭の良さで全てを判断し、日本にとって現在最も必要な目的に向かって無私の姿勢で手を差し伸べる、あるいは、協力を求める他党をないがしろにし,違憲の支配に抵抗し声を上げている国民を、愛する事が出来ないからだ。



PVアクセスランキング にほんブログ村


にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

ランキングに参加していますよろしかったら 
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。