密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

民主党が共産党と組めない理由

岡田、長妻、枝野各氏は共産党とは政権をともに出来ないと名言。選挙協力は受け入れてもいい。細野政調会長は、共産党との選挙協力に反対し「共産党と我々が目指すものは違うと明確に言わないと、民主党の存在意義はない」と強調。枝野氏らは「安倍首相は保守ではない。急進改革で、日本が大事にしてきたものを壊そうとしている」などと批判したうえ、民主党こそが「保守本流」と自称していることのこと。


民主党の真の狙いは、安倍政権に不満のある自民投票の取り込みではないのか?つまり、極右の安倍政に対して、枝野氏自認の「保守本流」として、かつての自民党路線の継承し、政権に返り咲く。自民おこぼれ票を取り込むには,共産党は鬼門であるが、一人区選挙協力での組織票の譲渡は欲しいのと、それよって,共産党が議席を減らせば,政権を取った暁の彼らの発言権を弱くできる。排他的であった過去立場の遠慮から、自己犠牲もやむなしの共産党を、政権に関わらせず、しかし野党共闘をある程度受け入れて民主党中心の選挙協力をさせ、共産党の勢いを削ぎ、SEALsやその他の団体にも、反安倍野党はまとまった、と見せて支援させ、寝返って与党になった後(もちろん暫定政権などにするつもりもないので)、野党は結果議席へらすので、発言など無視できる。反自民の民主党員の反発も回避できる。人としてどうか?を別にすれば、まさなWinWinの妙案である。もし政権に十分な票がえられなくても、自公の票を減らせれば,反自民で票を投じた人たちの気持ちを裏切って、彼らとの連立もありだろう。政策が近いんだから、問題ない。


民主党は、戦争法案撤廃NO-見直しである。原発再稼働OK, 辺野古移設賛成ここに、消費税増10%TPP問題 派遣法、残業代0法案、教科書問題、国立競技場問題、年金社会保障問題など、安倍政権が無茶苦茶に荒らしたものを、国民サイドに取り戻すのか?たしか企業増税は反対だった(蓮舫議員が共産党とめない理由でいっていた)。彼らは,一強他弱をくずし安倍総理を退陣させれば,特に今の路線は悪くないと思っているのではないか?国会でのあの反戦争法案は、一部の議員は本気だったと思うが,首脳人は、追求の詰めも甘かった。本心反対していなかった。若手中堅の真摯さの影で、口をつぐんでポーズを作っていたのではないか?


単に疑り深い私の憶測だが、彼らの言動を見ていると、どうもそんな気がしてならない。『政治は騙し騙されるパワーゲーム。真剣に野党でまとまって安倍政権の悪法をくじき、民主主義、立憲主義 国民主権を取り戻すなど、世間知らずの永遠に与党に慣れない共産党戯言ですよ。ご心配なく賢い我々に任せておけばいいのです。一度は与党になった、野党第一党ですから。』なんて、思っていない事を切に祈る。


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