密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

国葬よりボランティア山本議員賞賛?+フロリダハリケーン事情

どうやら、St Petersburg FLのエリアは、猛烈な暴風、豪雨に突入した模様だ。二時間先の(アメリカでは二時間ドライブくらいは同エリア感覚)のネイプルス、大きな美術館などもあるのでよく出かける美しい裕福な町だが、すでに二階建てに家の一階まで浸水し、自動車は天井が見えるくらいになっている。

Hurricane Ian wreaks havoc across Florida | Nightline
St Petersburgは、タンパ湾の水が、メキシコ湾に吸い上げられ、また干上がっている模様。
以前置き去りマナティーの救出が行われたところだ。
この状態なら、我が家は安心だが、時間が経って逆流すれば、相当な被害が出そうだ。
いつもは羨ましい、海沿いの大きなガラス窓の邸宅も、窓の海の水が叩きつけられる恐ろしい映像が、、。お花の師匠はそういうお家に住んでいるので、かなり心配だ。
でも、そういうところに住める人たちはたとえ高額でも保険に入っているだろうけど。
避難勧告が全土に出ている、St Petersburgはいろいろな居住エリアが橋で繋がっているので、そこが閉鎖になると、自宅には帰れなくなる。みんな前もって避難場所を確保する。


亡きDさんママは、避難勧告など物ともせず、家を出ることを拒否し続け、連れ出されないように電気を消して潜んでいたという強者だった。そして生涯フロリダに住みながら、被害には合わない強運の持ち主だった。我々は大体ハリケーンシーズンにはNYにいて、ストーム(雪嵐)にはフロリダにいる。どちらもまず心配するのは停電で、故に移動の時は冷蔵庫を空っぽにして出る。フロリダでは加えて、着物とか版画作品とかを高いところに移動してNYに移動するが、今回は妹さんの、海から遠い高台の家に避難させてもらった。ネイプルスの惨状を見ると、大げさではないかもしれない。すでに山場は越えたので、今夜被害状況の確認を家族と電話でやり取りする。


今、電話がかかってきた。我々のエリアは特に被害なし。浸水も無し
電線が切れて停電のようだすぐに復旧するということ。
ママが守ってくれているんだな、あの家は。ご先祖というのは守ってくれるもので、祟るものではない。大きい存在なんだ。(無宗教ですが、ちょっとアミニズム入ってます)
とにかく一安心。ほっとしました。


アメリカはこんな有様で、島々を含め被害の全容はまだわからない。今もハリケーンは地中海側に移動している。


日本の、静岡がひどい水害だと聞く。こんな時に、不要不急の安倍国葬などの大枚と人的資源を費やす岸田さん、トルドーを見習え!!日本の人々は、カナダ国民が羨ましいと、思っていい。


ところで、この件で、違和感なのが、”さすが山本太郎!!国葬よりボランティア・信念貫く”的なことを耳にする。ワタクシとしては、山本議員には国会前、国葬反対デモの参加し、きちんと国葬反対を訴え、加えて、こんな非常時に国民の窮状を無視する政権を強い言葉で非難し、かつ静岡の現状をレポートし、現地ではどういう困難があるのか、何が必要かを多くの人に伝える絶好の機会だったのではないか、と思えるのだ。
気持ちに響く弁論の山本氏の存在は、国葬反対デモのは欠かせないし、俺は国葬なんかより一兵卒のボランティアというパフォーマスは、政治家としての動きとしてどうなんだろうと思った。 


冬場の炊き出しサポートなどを毎年続け、被災地にも足を運び、人々の声を拾い上げることを通常の行動としていることは、とても立派だと思うが、野党が結集し、政権の横暴に立ち向かう時には、そこにいて欲しかった。どうも、昨今の彼の行動には、立民に対しての批判も含んでいるというか、そちらが先に立つ場合がある。
3人(もっと?)れいわの議員を国会前に送り、その人たちに山本代表はボランティアに行っていますと言わせるのは、山本太郎宣伝以外の何物でもない。だったら現地から必要なこと、物を訴え、常にボランティアや寄付に積極的な全国民に、方向性を示すのも、国会議員の役目ではないか。川勝さんが来ないならわかるけど、言論の府の一員、山本議員が一ボランティアに徹するのはバランスが悪い。


日本は国民は、ある程度裕福?あるいは身を切っても困っている人を助けたい気質(だから苦しんでいる先祖のために人生壊しても献金しちゃう)であり、子ども食堂なども本当に、どんどん広がって、本当は政府がやらなきゃいけないことなのに、政府にお任せされている。あれを見ると良識のある日本人の優しさを感じる。


けれど、支援物資送付やボランティアなど、その場の気持ちで動いてしまうのは問題だ。度重なる大きな災害で、余って捨てられる寄付物資や、帰って迷惑ボランティア問題は随分改善されいるが、もっとシステムを作って、そこを通してやることが徹底されるといいのだろう。そして差配や計画など、そこに関わる人たちは、ボランティアではなく、政府から賃金を受け取るようにするべきだと思う。今の政権に、準公務員で差配や計画など任されと中抜きの温床になりかねないが。民間で活動してきた人々が組織し、選ばれて、行い、経費と報酬を政府が出す、というのはどうだろう。


山本太郎さん反骨ポーズが、立憲民主党に向いてしまっているなら、それは、ここしばらくは、岸田政権にのみ向けるべきと思う。その方が彼の良さ、パワーをまっすぐに発揮できる。立民も共産も社民ももちろんれいわも、彼の存在感には期待しているのだから。


ところで、国葬喧嘩の長い列、五時間待ち一般弔問客を見ていると、特別な修行・教義をお持ちの方々が召集されていると思うのはワタクシだけだろうか?
平日の昼間だよ。20代30代のの方々が数多くなんて菅さん言ってたけど、平日の昼間その人たち、どんなお仕事だれているんでしょうね。自分の仕事より、工事の指令が出ないと、なかなか、仕事やバイトや学校を休んで五時間も花を置くのに並べないって。


あべさんへの思いがすごいんだな〜などと思ってしまっている人、もう一度眉に唾。


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