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”忠誠は民主主義に” 議事堂襲撃事件公聴会

昨年1月6日に起こった、キャピタルビルディング(国会議事堂)襲撃事件の公聴会が、昨晩行われ、全主要ネットワーク(フォックス以外は)でその様子が放映された。
委員会による関係者への聞きとり調査は約一年行われた(その映像も公開された)
公聴会はひと月前から非公開で行われており、今回が初の一般公開で、その後3回の計4回公開される。下院特別委は、2020年大統領選の投票結果を連邦議会が認定する両院合同会議中に、トランプ大統領(当時)の支持者たちが議事堂に乱入した事件について、昨年7月から調査を開始。9日を皮切りに今月中にゴールデンタイムに公聴会を複数回開き、最後の公聴会を9月に開く予定。その直後の11月には連邦議会の中間選挙や各地の知事選などが行われる。


新しい映像が公開され、その暴力の凄まじさは、衝撃的であり、あの日に受けたショックを上回る。これほどひどいことが起きていたのかと、恐怖と怒りを新たにする。今後あらゆる方面から分析する内容となっていくだろう。


面白いことに、フォックスニュースは、日本の森加計桜に対する”まだやっているか?!!” ”すでに終わったことで、重要なことではない”論調で番組を構成し、公聴会の中継は放送しなかった。彼らは、これは民主党の陰謀だと、彼らの視聴者に吹き込んでいた。
公聴会の副議長は、共和党のチェイニー氏だった。議長は中立に議事を裁く、重の副議長であるチェイニー氏が会を回していた。彼女はブッシュ2政権の副大統領の娘で共和党重鎮の一人だったが、”選挙は公正だった”と表明し、党内で干されている状態だが、決してくじけな。大統領候補だったミッド・ロムニー氏とともに、トランプに共和党を飲み込ませない抵抗を続けている。どこの国にも、良心をなくし、汚い権力にへつらう人間は同じようにいるしすぐに広がる、ただし情勢が傾けば即逃げだし、言い訳を述べ散らすだろう。
構成委員は、共和党2名、民主党6名 共和党の多くの議員は、トランプの目を恐れて(中間選挙も近いし)参加を拒否したそうだ。


とはいえ、この公聴会に無関心を装うことが、次期選挙に有利に働くとは思えない。


証拠の綿密な積み上げ、証言、特に、一般から、襲撃に直面し、頭を強打して意識不明に陥った、女性警察官の証言や、ドキュメンタリー取材のため、”プラウドボーイズ”の主要メンバーと行動を共にしていた、英国人映像作家(まさかここまでに天気になるとは予想もしていなかっただろう)の証言で、トランプ側が主張する平和的抗議行動などではなく、またあらかじめ計画されたテロ行為(トランプの演説が始まる前から、プラドボーイズとオースキーパーズの主要メンバーは議事堂の所定位置に待機していたという事実が明らかにされ、興奮した民衆の自発行動ではなく経過うされたものであったことも明らかにされた。


トランプ信奉者〜安倍信者の反応は近くても、法のもとに真実を追求する姿勢が、かなり違う。国政を歪める権力の暴走、民主主義の破壊行為を、決してなあなあで済ませない、法のもとに公平さ正当性を求める、法治国家の象徴のような公聴会だった。
英BBCと米CNNの記事を転載します。

昨年1月6日の米連邦議会襲撃事件を調査してきた米下院特別委員会の公聴会が9日夜に行われ、アメリカのゴールデンタイムに生中継された。その中で委員会は、議会襲撃は「クーデター未遂」で、ドナルド・トランプ前大統領が扇動したものだと非難し、これまでに集めた複数の証言を紹介した。


1月6日特別委員会の委員長を務めるベニー・トンプソン下院議員(民主党)は冒頭で、議会襲撃は「選挙結果を覆そうとする多岐にわたる陰謀」による「クーデター未遂」だったと非難し、「その陰謀の中心にはドナルド・トランプがいた。究極的に、合衆国大統領のドナルド・トランプが、憲法に敵対する国内の暴徒を扇動し、連邦議会へ向けて行進させ、アメリカの民主主義を覆そうとした」のだと述べた。


トンプソン委員長はさらに、議会襲撃につながったのと同じイデオロギーが今なおアメリカを脅かしていると指摘した。


トランプ氏が率いた共和党で同氏を強く非難する数少ない議員のリズ・チェイニー下院議員は、1月6日調査委の副委員長として出席。委員会のこれまでの調査で、トランプ氏が大統領選の結果を覆すための大がかりな計画を策定していたことが分かったと述べた。


「トランプ大統領が暴徒を呼び寄せ、集合させ、この攻撃の炎に火をつけた」とチェイニー議員は批判し、「この議事堂を襲撃し、何時間にもわたり警官たちと戦った者たちは、トランプ大統領から聞いた内容を自分たちの動機としていた。つまり、選挙が盗まれた、自分こそが正統な大統領だという、トランプ氏の言い分をよりどころにしていた」と述べた。


さらにチェイニー氏は、トランプ氏が大統領の座にとどまるため、いかに政府や共和党内の助言を聞き入れず、2020年大統領選が不正だったと主張し続け、白人至上主義団体などを扇動したかが明らかになったとして、今後の公聴会でその証拠を国民に示していくと述べた。


Reuters
昨年1月の米議会襲撃事件を調査してきた下院特別委のトンプソン委員長(左、民主党)とチェイニー副委員長(共和党)
下院特別委は、2020年大統領選の投票結果を連邦議会が認定する両院合同会議中に、トランプ大統領(当時)の支持者たちが議事堂に乱入した事件について、昨年7月から調査を開始。9日を皮切りに今月中にゴールデンタイムに公聴会を複数回開き、最後の公聴会を9月に開く予定。その直後の11月には連邦議会の中間選挙や各地の知事選などが行われる。


側近や家族の証言紹介
公聴会では、委員会に対するトランプ氏の娘イヴァンカさんの証言映像も紹介された
この日の公聴会では、約1年にわたり委員会が行ってきた関係者の聞き取り映像などが紹介され、トランプ氏の家族や側近の証言映像も流れた。


その映像の一つで、大統領選後の2020年12月に退任したビル・バー司法長官(当時)は、選挙が「盗まれた」と繰り返すトランプ氏の主張はまったくでたらめだと本人に「はっきり」伝えたと証言。「具体的な証拠がないまま、選挙は不正だったと現政権が信じるからと言って、その政権が権力を握り続けるような世界に、生きることはできない」と、バー氏は委員会に話していた。


同様に紹介された証言映像では、トランプ氏の娘イヴァンカ氏も委員会に対して、自分の父親の陰謀論をバー氏が拒絶したことを「受け入れている」と発言している。


米議会襲撃 副大統領や議員らに肉薄した暴徒の映像
チェイニー議員は、暴動が始まり政権関係者が繰り返しトランプ氏に、暴徒に対して議事堂を出るよう呼びかけるよう懇願したものの、トランプ氏はこれに強く反論し、なかなか応じようとしなかったという複数の証言を得ていると紹介。選挙結果の認定を進めたマイク・ペンス副大統領について、暴徒が殺害しようと叫んでいたことについても、トランプ氏が「それがふさわしい」と発言したという側近の証言も得ていると述べた。


トランプ氏は間違っている、副大統領は選挙結果を覆せない=ペンス前米副大統領
米議会襲撃から1年……何が起き、何が残されたのか
死ぬかと思ったと警官証言 1月6日米議会襲撃の公聴会
チェイニー議員はさらに、米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長の証言映像も紹介。その中でミリー将軍は、暴徒鎮圧に軍や州兵を派遣し、司法省と連携するよう強く明確な指示を出したのはペンス副大統領で、トランプ大統領や側近ではなかったと述べている。


「この私を裏切り者と……」 負傷警官が証言
公聴会は、襲撃当日の約10分間の動画を紹介。中には初めて公表される映像も含まれていた。さらに公聴会では、暴徒が議事堂に乱入した際に負傷した議会警察のキャロライン・エドワーズ警官が証言。議会と議員たちを守ることを職務としてきた自分を、暴徒たちが「裏切者」や「犬」と罵倒し(正確にはナンシーペロシの犬と言われた)自分が守っていたフェンスを押し倒した様子を話した(その映像が流れ、押したおされるというよりフェンスごと振り回され投げ倒されたという方が近い)。フェンスの下敷きになったエドワーズ警官は、意識を失い負傷した。


警官は現場の様子について、自分は床に飛び散った大勢の血に滑りそうになっていたと話し、「まるで戦場」で、「白兵戦のようだった」と述べた。(彼女は戦争映画の中に投げ込まれたようだ、と語っていた)


「まさか自分が、警察官として、戦闘のただなかに巻き込まれるなど、考えたこともなかった」とエドワーズ氏は述べたほか、顔面蒼白のブライアン・シックニック警官とも現場で顔を合わせたと話した。シックニック警官は襲撃の翌日、脳梗塞のため亡くなった。


襲撃当日には、議事堂内に侵入しようとした女性が議会警察に射殺されたほか、3人が心臓発作などで死亡した。100人以上の警官が負傷し、警官4人が後日、自殺した。


共和党は「煙幕」と批判
デンタイムの公聴会は、アメリカの主要テレビ各局が生中継したが、保守派FOXニュースは中継しなかった。FOXは代わりに、人気のタッカー・カールソン司会者の番組を放送し、司会者は議会襲撃は民主党が言うような「反乱」などではなかったと反論した。


トランプ氏はこの日の公聴会が始まる前に、「政治的なでっちあげ」だと批判した。トランプ氏は2024年の大統領選に出馬する可能性を、繰り返し示唆している。野党・共和党は、ゴールデンタイムに公聴会を連続して開くことを、中間選挙へ向けた民主党の作戦だと批判。ケヴィン・マカーシー下院院内総務は、民主党による「煙幕」だと述べている。


厳しいインフレや石油価格の高騰が続き、赤ちゃん用粉ミルクの不足に見舞われるアメリカでは、ジョー・バイデン大統領の支持率が急落。就任から同時期のトランプ氏の支持率を下回っている。このため11月の中間選挙では、上下両院で民主党が多数党の地位を失う可能性もある。


(英語記事 Capitol riot hearing: Trump accused of 'attempted coup' / Capitol riot committee prime time hearing live)





(CNN) 昨年1月6日に発生した米連邦議会議事堂襲撃事件を調査する下院の特別委員会は9日夜、ゴールデンタイムでは初となる公聴会を開催した。これまでの調査結果の詳細が明らかにされたほか、事件現場での暴力を捉えた新たな映像も流れた。同様の公聴会は今月複数回予定されており、特別委員会による調査の結果に焦点が当たるとみられる。



調査では1000人以上を対象とした聞き取りを実施。当時のトランプ大統領とそのチームがいかにして2020年の大統領選の結果を覆そうとしたかを巡り、あらゆる方面から分析する内容となっている。


詳細の多くはCNNをはじめとするメディアがすでに報じているが、委員会は公聴会を通じ、事件の顛末(てんまつ)を米国民全体に周知する意向とみられる。


生々しい映像でよみがえる事件の恐怖
委員会は、事件の様子を捉えた最も不快な部類の映像を流した。そこには防犯カメラで撮影された上から見下ろす構図の映像など、これまで公開されていなかった映像も含まれていた。

映像には、トランプ氏支持者の大群衆が議事堂の敷地内を埋め尽くしていく様子が映っている。暴徒の1人は、トランプ氏のツイートをメガホンで読み上げ、他の暴徒たちに聞かせているツイートは選挙結果を覆さないと表明した当時のペンス副大統領を非難する内容だった。ペンス氏がこのとき議長を務めていた両院合同会議では、バイデン氏の勝利が承認されることになっていた。


この後は、トランプ氏支持者らが「マイク・ペンスを吊(つ)るせ」と連呼したり、ペロシ下院議長の名前を叫びながら本人のオフィスに向かう映像などが流れた。
事件では140人以上の警察官が負傷したほか、複数の死者も出た。公聴会での生々しい映像は、事件当日が米国の歴史に残る暗黒の日だったことを恐怖と共に思い出させる内容だった。


トランプ氏は暴徒の阻止を望まず
委員会は、当時のホワイトハウスの当局者から得た証言を公開。それによるとトランプ氏は議事堂襲撃を阻止するのを望まず、暴徒の制止を強く呼びかける自身の側近にも怒りを露わにして抵抗したという。
さらに委員会のリズ・チェイニー副委員長が触れたある証言によれば、トランプ氏は「ペンスを吊るせ」の連呼に気づいていながら、心情的にそれを是認するような反応を示したともされる。


極右2団体が話題の中心に
委員会は議事堂襲撃の現場にいた2つの極右過激派団体「プラウドボーイズ」と「オースキーパーズ」に言及した。これらの団体のメンバーは議事堂に最初に侵入した暴徒に含まれており、暴力を計画したとして非難されている。


ドキュメンタリー映画制作者のニック・クエステッド氏は9日の証言で、事件当時プラウドボーイズとともに議事堂に集結したと述べた。ホワイトハウス近くでトランプ氏が演説する前だったとし、彼らが集会に関心を持っておらず、議事堂に目を向けていたことが分かると説明した。
チェイニー氏らはトランプ氏とこれらの過激派団体とを直接結びつけようとした。トランプ氏は20年9月の討論会でプラウドボーイズについて「下がって待機」するべきと呼びかけている。委員会は今回、プラウドボーイズのリーダーらによる新たな証言を紹介。その内容から、彼らがどのようにして当該のコメントを戦いへの招集と受け止めたかが見て取れるとした。
さらに連邦検察がここまでこれらの団体のメンバー17人を扇動共謀罪で起訴していることにも触れ、極めて重大な罪状だと強調した。


議会警察警官の証言が心をつかむ
この日の1人目の証人は襲撃の現場で警備に当たっていた議会警察の警官、キャロライン・エドワーズ氏だった。委員会によればエドワーズ氏は暴徒らが最初に負傷させた警官。殴られて気絶し、外傷性脳損傷を負った。
エドワーズ氏は証言の中で、事件後自身に向けられた様々な声に言及。英雄視されることもあったが、無能呼ばわりされたり国への裏切り者という非難も受けたと振り返った。
それでも朝鮮戦争を戦った元海兵隊員を祖父に持つという同氏は、「制服を着て、国に奉仕することに誇りを持っている」と明言。自身の誇りや忠誠心、義務感に疑問の余地はないとし、「私は誇りある米国人だ。祖父が守った米国を将来にわたり存続させるためなら、喜んですべてを犠牲にするだろう」と述べた。


トランプ氏のチームや家族が不利な証言
複数の未公開映像の中では、当時のホワイトハウスのメンバーやトランプ氏陣営関係者が同氏に不利な証言をしている。娘のイバンカ氏やその夫のジャレド・クシュナー氏を含むこれらのメンバーは、大統領選の結果が盗まれたものだとするトランプ氏の主張をいかに信用していなかったかについて語っている。
ウィリアム・バー元司法長官は不正投票があったとのトランプ氏の主張を「でたらめだ」と指摘。イバンカ氏は、バー氏に敬意を抱いており選挙については「同氏の発言を受け入れる」と述べた。
委員会はこのほか、トランプ氏の報道官や陣営の弁護士の証言も引用。当時のスタッフが選挙での敗北や主要な州で大規模な不正が見られない点などについて認識していたことを示唆した。


共和党下院トップは事務所からスタッフ逃亡も、トランプ氏支持に戻る
暴徒が侵入する中、共和党の下院トップ、マッカーシー院内総務の事務所からスタッフが慌てて逃げだす場面の映像も新たに公開された。
マッカーシー氏は当日、暴徒が迫る中でトランプ氏に白熱した電話をかけた。その数日後にはトランプ氏が攻撃の「責任を負う」とも発言した。だがその後はトランプ氏の元に戻り、調査委員会の立ち上げに反対し、委員会の調査を批判し続けた。


マッカーシー氏によって共和党要職から追いやられたチェイニー氏は、マッカーシー氏を含む議会幹部が大統領に助けを懇願していたと言及。マッカーシー氏はおびえた様子で、トランプ氏本人の説得に失敗した後に同氏の家族に相次ぎ電話していたと語った。
州兵出動命令はペンス氏から
新たに公開された別の動画では、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長がインタビューに答え、襲撃発生を受け州兵の出動を命令したのはペンス氏だったと明らかにした。にもかかわらず、当時ホワイトハウスからは、トランプ氏からの命令だったと言うように告げられたという。
ミリー氏によると、ペンス氏からは2~3度電話があった。非常に生き生きとした様子で、極めて明確かつ直接的な指示の下、事態の収束に当たるよう命じられたという。
一方でミリー氏は、同日交わしたトランプ氏の首席補佐官、マーク・メドウズ氏とのやり取りの内容も明かした。
それによるとメドウズ氏は、「副大統領がすべてを決定したという内容は打ち消さなくてはならない」「大統領がまだその任にあり、事態は落ち着いているといった内容を成立させる必要がある」などと語っていたという。
「そこに政治的な意図があるのをすぐさま理解した。自分に対する直接の危険信号だった。結局何も起きなかったが、今もはっきりと覚えている」と、ミリー氏は当時を振り返った。



文中の、キャロライン・エドワーズ氏の表現『「制服を着て、国に奉仕することに誇りを持っている」と明言。自身の誇りや忠誠心、義務感に疑問の余地はないとし、「私は誇りある米国人だ。祖父が守った米国を将来にわたり存続させるためなら、喜んですべてを犠牲にするだろう」』は英語と日本語でニュアンスが違うように思う。ウクライナ侵略で頭が沸騰している仮想戦争ヒロイズムが蔓延している日本の人々に誤解がないように、このことはいいい。彼女は、Patriotic for democracyと言っていた。民主主義を守るために、そして、その上に生まれた土地、家族友人を守る心がある。
彼女は軍属家系で、多分共和党支持ではないかと推測する。それは彼女が”ナンシーペロシの犬”と呼ばれたことへの屈辱を語ったからで、犬、よりナンシーペロシ、共和党の男性はもとより、良き母良き娘が価値観の女性陣に最も憎まれる人である。それはペロシ氏が有能で雄弁で、そして女だからだ。
エドワーズ氏は、共和党の裏切り者と呼ばれても、民主主義のために戦ったのだという。彼女は終始、石のような表情で、ともすれば流れ出る感情を必死に食い止めているように見えた。逞しく鍛えているように見え、意志も強そうで、立派な警察官なのだろう。最後にトンプソン議長が彼女の証言を労い、心身ともに大変辛い経験をされたが、再び制服を身につけ、任務に当たって欲しい、と告げた時、彼女は初めて、頬を紅潮させ本当の笑顔を見せたことが印象的だった。


国への奉仕、という言葉は、状況でいかようにも解釈され、時に美化され、権力者に利用される。大切なのは、国民主権・法の支配そして民主主義である。
余談だが、共産党は共産主義で、民主主義と敵対しているという考えを持つ人が入りが、共産主義に相対する言葉は、資本主義、両方とも経済のスタイルで、共産主義=全体主義・独裁支配というイメージの刷り込みは、悪意のある印象操作だと思う。民主主義国家で共産主義スタイルの経済を行うことは、矛盾ではない。今日本の選挙は混沌としている。主張も右左ごちゃごちゃで、ルールも何も、奇策や屁理屈が横行している、そんな中でぶれない共産党は、日本の民主主義の要だとさえ思っている。


話は逸れたが、反オバマ(黒人)の熱情から誕生した、正規のトリックスタートランプは、民主主義の理念を理解できていない(彼にとっては理解する必要さへないだろうが)憲法も”つまびらか”に読んでいないだろう。大統領=王様くらいの認識だから、自分のために動く人々に気にの根幹のルールを破壊させ、自分に逆らう人々を蹂躙するのを高みの見物で楽しんでいた。トランプタワーの中でなら、何の罰も受けず済んだであろうが、大統領の権力を楽しんだそのツケを、責任という形で払うことになる。


公聴会は、つづけてリポートする予定です。


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