密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

テキサス・ロッブ小学校銃乱射

12年ニュータウンのサンディフック小学校での惨劇を思い起こさせる小学校無差別銃撃事件が起こった。場所は銃王国テキサスのユバルディのロッブ小学校で子供達19人と職員2名が死亡、犯人は彼のおばあちゃんをまず殺してから襲撃に向かった。交戦したCBP(税関・国境警備局)の隊員も負傷した。


この事態を受けたバイデン大統領は、24日夜のホワイトハウスからの演説した。


「大統領に就任し、こうした演説を再びすることがないようにと願っていた」
「また虐殺が起こった。テキサス・の小学校で。美しい、罪のない、2年生、3年生、4年生が犠牲になった。いったい何十人の小さい子供がこの事態を目撃し、とんでもないことに、まるで戦場にいるかのように友達が死ぬのを目にしたのか。子供たちはこの経験を今後一生、抱えていくことになる」


別の虐殺。テキサス州ユバルディの小学校で。美しく、無垢な2年生、3年生、4年生。そして、何が起こったのかを目撃した何十人もの小さな子供たちが、彼らが戦場にいるかのように彼らの友人が死ぬのを目撃した。彼らは残りの人生でそれと一緒に暮らす。


まだわからないことがたくさんあるが、知っていることはたくさんある。


親たちが我が子に二度と会えない、子どものベッドに飛び込こんで、優しく抱きしめることもできない。親たちは以前と同じではいられない。子どもを失うということは、魂の一部が引き裂かれるようなものだ。胸に穴が空いて、そこに吸い込まれて出られないような、そんな息苦し感覚を、兄弟、祖父母、そして彼らの家族、そして取り残されたコミュニティで共有される。


聖書はこう述べている—ジルと私は、この一説についてついてさまざまな文脈で、話しあった。『主は心の傷ついた人の近くにいて、精神的に押しつぶされた人を救います。』あまりに多くの押しつぶされた魂。


それで、今夜、私は国民に彼らのために祈って、両親と兄弟に彼らが今感じている暗闇の中で力を与えるように頼みます。


国として、私たちは尋ねなければなりません:神の名において、私たちはいつになったら、銃のロビーに立ち向かうのでしょうか?神の名において、私たちは心して行わなければならないことがあると、私たち全員が知っている。それをいつ行うのか?


私がコネチカット州の高校(サンディフック乱射事件ーこの時、オバマ氏はバイデン氏を銃規制法制化のトップに任じた)に立ち上がってから3,448日— 10年になります。コネチカット州の小学校で、別のガンマンがサンディフック小学校で1年生20人を含む26人を虐殺しました。


それ以来、学校という場所の敷地内で900件以上の銃撃事件が報告されている。


フロリダ州パークランドのマージョリーストーンマンダグラス高校。テキサス州のサンタフェ高校。ミシガン州のオックスフォード高校。リストはどんどん増えていく。


そして、映画館、礼拝堂、ちょうど10日前に見たように、ニューヨークのバッファローにあるスーパーマーケットでの銃乱射事件が含まれる。リストは増えてゆく。


私はそれにうんざりしている。私たちは行動しなければならない。そして、私たちがこの大虐殺に影響を与えることはできないと、どうか私に言わないでください。


私は上院議員として、そして副大統領として常識的な銃法を可決するために働いてきたた。それでも、すべての悲劇を止めることはできないし、防ぐこともできない。しかし、私たちはそれらが機能し、プラスの影響を与えることを知っている。攻撃兵器の禁止を通過したとき、銃乱射事件は減少し、法律の期限が切れると、銃乱射事件は3倍になった。


18歳の子供が店に入って、アサルトウェポン(殺傷力の高い攻撃用銃器)を2丁買うことができるなど、ひたすら間違っている


誰かを人を殺す以外に、神の名において、あなたはアサルトウェポンを必要としますか?
鹿は防弾チョッキを着て森の中を走ってなどいません。もうたくさんだ。


銃の製造業者は、彼らを最大かつ最高の利益をもたらす暴行兵器を、積極的に販売するために20年を費やしてきた。私たちは業界に立ち向かう勇気を持たなければならない。


私が知っているもう一つのことは次のとおり。ほとんどのアメリカ人は常識的な法律、つまり常識的な銃法を支持しているということだ。


私はちょうどアジアの指導者との会合のための旅を終え、帰りの機内でこの悲劇の方を受け取った。そして、その17時間の飛行の間、この種の銃乱射事件が世界の他の場所ではめったに起こらないことに思いを巡らせた。


なぜ? 歴訪したアジア諸国でも、メンタルヘルスの問題を抱えている。彼らの国でも、家庭内の紛争を抱えている。彼らも失われた人々がいる。しかし、このようなの種類の銃乱射事件がアメリカで発生するような頻度で、起こってることはない。


なぜ?


なぜ私たちはこの大虐殺と一緒に暮らすことをいとわないのか?なぜこれを起こさせ続けるのか?神の名において、それに対処し、ロビーに立ち向かう勇気を持つ私たちの背骨はどこにあるのか?


この痛みを行動に移す時が来た。


すべての親、この国のすべての市民について、この国で選出されたすべての公務員に明確にする必要がある。行動する時が来たのだと。


今こそ、常識的な銃法を妨害、遅延、阻止する人々のために、私たちは忘れない、ということを知らせる必要がある。


もっとたくさんのことがでるはずだ。もっとやらなければならない。


今夜、私たちは子を失った両親のために祈る。彼らは、ベッドに横になって、試行錯誤をする「私は再び眠ることができるでだろうか?私は他の子供たちに何と言行ったらいいのか?明日はどうなるのか?」


この悲しい日に、神が罪のない失われた命にを祝福してくださいますように。
そして、主が心の傷ついた人々の近くにいて、魂を打ち砕かれた人々を救ってくださいますように。彼らは多くの助けと私たちの祈りを必要とするからです。
神はあなたを愛しています。


台湾問題で失言はしたけれど、帰りの機内では命の重さと、それを奪う軽さへの、怒りに震えていただろうバイデンさんだ。


2012年サンディフック小学校での惨劇(半年前にバットマン初公開の映画館での乱射事件もあった。)を受け、オバマ政権は本格的に銃規制の法案に取り組み、バイデン氏をこのプロジェクトのリーダーとした。銃規制はバイデンさんのライフワークでもあったからだ。
そして共和党が支配する議会によって10本の法案が全て否決された。
その様子をTV中継で見たいた。サンディフック事件の被害者遺族やそのほかのが十被害者遺族(オバマ氏の地元でも数日前に女の子が打たれて命を落とした)の膨張する中、全ては否決された時、”Shame on You!!!”という怒号が議場にあふれた。ワタクシもTVの前で怒りに震えた。オバマ氏は絶望的な怒りに立ち尽くし、バイデン氏は男泣きしていた。
今も目に浮かぶ。それから10年、大統領になり、彼の紹介の思いを形にし、銃規制を前に進められることを祈る。


日本では、アメリカ政府はお金のために他国の戦争しかけたり長引かせたりして、金儲けをしているという見方を、ロシア侵略戦争についてもそういう見解を話す人々が一定数いる。確かに、ライフル協会が大きな影響量を持ち、大企業も兵器製造部門を持つ。しかし彼らが支援するのは共和党だ。


自国の小学校で殺される子供達への思いと、中東で空爆に巻き込まれた子供達の命、今ウクライナで殺されている子供達の命を、分けて軽く考えているとは思わない。


石油利権(&ビン・ラディンファミリー?)のために、イラク戦争を起こしたブッシュ2でさえこの発言
(CNN) 米国のブッシュ(子)元大統領(75)は22日までに、米テキサス州ダラスでの行事で演説し、自ら率いていた政権が仕掛けた2003年のイラク侵攻を「全面的に不当で野蛮」と形容、その直後にロシアによるウクライナ侵攻と言い間違えたと訂正する一幕があった。
元大統領はロシアの選挙は操作されており、政敵は投獄されたり、選挙プロセスへの参加から排除されていたりしていると主張。「その結果はロシアにおける抑制と均衡の不在であり、一人の男の決定で全く不当で野蛮なイラク侵攻が始まった」と述べた後に、「いや、ウクライナのことだ」と言い直した。
その後、忍び笑いを見せながら、小声で「イラクもだ」と述べた。場内に笑い声が起きる中で、「私は75歳になった」ともつけ加えた。
ユーモアかませる事象かよ!!戦争責任とれ!!下手くそな油絵売ったお金くらいイラクの子ども育成基金に寄付しろ。
今更ユーモアで済ましていいことか!?戦争責任取りなさいよ。


もとい、銃規制への道のりは核兵器廃絶の道のりに似ている。道は遠く障害は多くても、歩む努力を知るづけることが、絶対に必要なのだ。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

経済・社会 人気記事 一覧 経済・社会ブログ天紹介所