密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

地位協定改定の絶好の機会、でもそもそもやる気がない?

アメリがべったりというか自分が名誉アメリカ人になりたい?安倍晋三。そして、日本の主張を絶対アメリカに伝えない外務省。米軍と同化して勢力拡大・予算拡大の防衛省。


昨今 林外相が’ブリンケン米国務長官と電話協議、ブリンケン氏は「米国にとって地域住民の健康と安全が非常に重要。できる限りのことはしたい」と応じた。
このことを報じた東京新聞は、具体的な対応については明言は避けた。と書いているが、避けるも何も、電話会談で沖縄及び基地のある地域の現状・要求を聞いたのだから、何をすると明言できるはずもない。これは日本がアメリカに直接話をした、最初でないにしろ、長い間せずにたことだ。そして、話せば応じる、考える、話し合う、という民主主義が機能しているアメリカの国務長官が、できる限りのことはしたい、という発言は思い。
アメリカに住んでいるものは、そう考える。ところが日本は、どうせアメリカは宗主国で、口先でかわしている、という疑念がぬぐいきれない。



今回の基地内コロナクラスターとその地域の感染拡大は、地位協定見直しの絶好の機会だ。
これは、最もシンプルな、日本の安全保障の問題だ。中国やロシア北朝鮮も絡んでいない。
地域住民の健康と安全が脅かされる、しかも世界的な共通課題、コロナ感染症の問題だ。
だから、地位協定快晴の入り口として、強い主張と正当性が主張でき、共感と理解が得られるはずだ。


まず、米軍は感染症の状況や、汚染物質の問題は情報を開示し、必要に応じて立ち入り調査を認めることが最低条件だ。


今回のことで、国民の間に日米地位協定の不平等さが、広まったのではないかと思う。
きちんと物を言えば、アメリカは話し合い問題点を改正するだろう。きちんと物を言えば、だ。交渉をすることが大事だ。黙って悲しい顔をしていればわかってくれる、なんて通じない。リテラは岸田首相は見せかけだけだと書いていた。

岸田首相は昨日6日、沖縄県と山口県、広島県から「まん延防止等重点措置」を適用するよう要請があったと発表したが、そのぶら下がりにおいて、沖縄の感染状況と米軍基地の関係について質問が飛ぶと、こんなことを言い出したからだ。

「政府としては米軍側の全ゲノム解析の結果を待っているところであり、現時点で感染拡大の原因や感染ルートを断定するということは難しいと思っている」
 なんと、この期に及んでも、沖縄の感染拡大の原因が米軍にあることを認めようとはしなかったのだ。

これは無理やり攻撃感がある。米軍の解析閣下を待っているので、まだ断定はできない、と言っているに過ぎないし、最もでしょう。
岸田首相は「米軍側の全ゲノム解析の結果待ち」という理由で「感染拡大の理由が米軍だとは断定できない」などと寝言を言っているのである。アメリカのご機嫌取りに終始してきた安倍首相や菅首相と、いったい何が違うというのだろうか。
別にご機嫌取りではない。検査結果が出て初めて、原因が到底される。もし米軍が基地内感染と地域の感染拡大に因果関係がないという結果を日本政府に伝えて、初めて、ハイそうですか=ご機嫌取り になるし、それに対して、主張し交渉すれは、また日本国民が大変な反米抗議をおこなば、事態は変わってくる。
日本政府なら、国に対する訴訟などは『因果関係は認められない』が紋切り型の対応だが、果たして米軍の判断はいかに。


12月22日に林芳正外相が在日米軍のラップ司令官との電話会談をおこない、ラップ司令官は感染者が発生した米軍部隊がアメリカ出国時と日本入国時にPCR検査を実施していなかったと公表した。


日本は結果を急ぎ過ぎ、すぐに忘れる。熱しやすく冷めやすい。報道も、きちんと根強く状況を見続けて、正しい情報を伝えてゆくべきだ。
いたずらに、攻撃のための攻撃をして人々を煽ってはいけない。ブリケン国務長官の出来る限りの事をする、という言葉の実現性を報道しなければならない。
政府が発表しなければ、どうなったのか、と追及し、政府が米国への対応要求を続けることを求めるべきだ。


岸田政権を全面肯定する気もないし、彼らの安倍事象ウオッシュアウトが、虫のいい態度だとも思う。しかし今回、米政府に直接交渉し現地を得てまた米軍も対応をしている。十分ではないが、はじめている。


その上で、地位協定改定まで持っていけないのであれば、政権交代して別ん政権に託さなくてはならない。ただし、維新政権でも、立憲政権でも、できないだろう。クレージーとヘナチョコだ。地位協定改定交渉ができるのは日本共産党(れいわもありか?)と思う。連合政権でなければ、何かを変えることはできない。


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