”いい人”はマイナス要素か?岸田氏総裁選出馬
常に、”はんなり”した印象の岸田さんが、次期総裁選に立候補した。
自民党総裁となれば、これは次期総理大臣ということだ。
頑迷・コントロールフリーク・冷徹・ポンコツの現総裁に比べ、弱腰、優柔不断 平凡な良い人は総裁に物足りない、と考えるむ向きもあるようだが、アメリカでも、クレージーなポピュリストの後の、常識のある良い人の国内政治は、憂いや怒りが収まって、癒しの大統領の面目躍如と思っている(アフガン問題に対しては、難しい局面でそれについては別に書きたい)
権力の座にすがりつく”菅りヒョン”にすがりつく”二階小豆洗い”はどう抵抗するのか?
反自公政権の人たちは、ここは菅続投のままの方が選挙的にはいいという考えだろう。
7年間で日本の政治倫理をぶっ壊した安倍政権下の実績+もっとひどい、政策のピント外れに加え、本人の人気のなさ、というマイナスなバックグラウンドを背負って、負けがこんでいるのに大博打をしたい菅総理にガチでぶつかるか?!岸田文雄。反菅・二階表明なのか、『党役員任期制限案』を打ち出した。
自民党の岸田文雄前政調会長は29日、党総裁選(9月17日告示、29日投開票)の出馬表明会見で打ち出した党役員任期制限案への執行部内からの批判に「理解できない」と反論した。都内で記者団の取材に応じ、党内で反対されても「しっかりやり切る」と強い意欲を示した。
任期制限案は二階俊博幹事長を念頭に置いたとみられる。二階氏は、岸田氏が挑む菅義偉首相の総裁再選を支持。首相に近い佐藤勉総務会長は、任期制限は柔軟性に欠けると批判している。
岸田氏は、衆院小選挙区制の導入で党執行部の権限が強まったと指摘し「権力のチェックを考えれば、任期制限はあってもいい」と意義を訴えた。
『任期制限は柔軟性に欠けると批判』ていうのが、総理官邸が、根拠も示さず自分の都合のいい人間を配置できる、ルールなき人事の掌握の一つだ。
AAの命令での、二階追い落とし策なのか、自民党内の体質改善を目指してのことなのか。
立候補する理由を「自民党が国民の声を聞き、幅広い選択肢を示すことができると示し、日本の民主主義を守るため」と語ったそうだ。岸田さんは、今の安倍菅政権は民主主義の破壊者と認識しているのだろうか。
岸田文雄前政調会長
「去年、総裁選挙に敗北してから、『岸田は終わった』といったような厳しい評価もいただきました。そして1年間、先ほども申し上げたように、多くの国民の皆さんの声を聞き続けてきました」
国民の声を聞く、岸田氏は10年以上前から、有権者らの要望など、さまざまな国民の声をノートに書き留めてきたといいます。
皆川玲奈キャスター
「その国民の声がつまったノート、見せていただくことってできますか?」
岸田文雄前政調会長
「これは中身は見せられません。(コロナ禍による)この我慢、いつまでしなきゃいけないのか、そして私たちの我慢がどんな意味があるのか、これが見えないのが一番つらい。こういう声を聞いてきました。そのために具体的な政策、どういう意味があるのか、こういった全体の図式を示すことは大変重要だと思っています」
幼少期の3年をNYの人種混合のPSスクール(公立小学校)で過ごし、差別を身に受けたと語っている。早稲田大学法学部卒業後、長銀入行、配属は本店勤務で外国為替業務を2年半経験し、こののち海運業界担当の営業マンとして高松市に2年半赴任。世界の金融マーケットで巨額の資金を動かす外国為替は銀行における花形業務から、高松の地方営業に移り、利息すら払えなくなった会社から経営再建の支援継続を相談されたり、倒産や夜逃げを目の当たりにして世間の厳しさや経済というものの激しい実態を知ったという。銀行員として社会の矛盾を感じながら、5年間勤務。その後父の秘書となり政界へ。宏池会の議員古賀篤の話によると、会長の岸田は「人の意見を受け止めるタイプのリーダー」と評された。
大きなポイントは、ちゃんと英語が喋れること。
岸田氏が自民党トップになれば、今の冷血独裁から一息つけそうだ。もちろん自民党は国民のことより同選挙に勝つかが大問題だから、岸田さんがトップでも色々としがらみパワハラで縛られ、仕事ができるか?という問題もある。
【コロナ・五輪 改めて問う!政治の責任とは】報道1930まとめ21/6/24放送
前回総裁選では、禅譲待ちをすっぽかされた、いい人岸田さん、今回は自分で奪い取る覚悟を決めた?自民党的には、もう強権頑迷で人の意見を受け付けない菅さんにご退場いただき、ソフトタッチ岸田総理で、戦う方がいいかもしれない。それこそ、癒しの総理大臣という押し出しかたもある。
野党的には、戦うなら打倒・安倍菅政権 の方が盛り上がる。しかしソフトタッチの対抗策も考えておいた方がいい。
どちらにしろ、あの陰気臭い総理も、逃げ足の速い嘘つき前総理も、もう見たくない。
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