密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

木村・船後議員ワクチン接種無料化法案賛成でも、山本太郎代表のワクチン様子見を公共に発言

この15日、2度目のワクチン接種を受ける。30〜40代の友人からは、体の痛みなどの副反応を聞く、ワタクシも体が痛く翌日は起きられなかった。70歳周辺の友人たちは全く平気の様だ。


日本でも、ワクチン接種無料化法案が成立し、あとはワクチンの確保と、合理的で速やかな接種体制が行われることだ。


ずいぶん前の動画なのかもしれないが(法案成立時、11月なかば?)れいわ新撰組の山本太郎代表が該当記者会見で、ワクチン接種について質問受け、個人的には保留と明言したのに驚いた。山本氏は、ワクチンは何年も様子を見てこそ信頼に足る、今回のワクチンは早すぎて信用に足らない、という様な事を話していた。
山本氏は、彼に近い(秘書も務めていた)方が子宮頸癌ワクチン反対を標榜して戦っている人であり、山本氏も賛同支援しているのは知っている。が状況が違う。
子宮頸がんワクチンは2013年に定期接種となりましたが、その後副作用の可能性がマスコミで大々的に報道され『積極的勧奨の中止』となっています。当時、子宮頸がんワクチンの副作用で歩けなくなった・計算ができない・痙攣するなどの症状を訴える車いすの少女たちの衝撃的な映像が連日マスコミにより報道されました。しかしその後、厚生労働省の調査の結果、マスコミで報道されたような多様な症状の原因が子宮頸がんワクチンであるという科学的証拠がなく、子宮頸がんワクチンとの関連は否定されています。子宮頸がんワクチンを打ってない人たちにも、同程度に急に歩けなくなった等の様々な症状を訴える症例があることが名古屋市の調査でも報告されています。有害事象は国内外890万回接種で副反応疑いが0.03%の2584人で、うち186人に通院を要する未回復な状態があり、10万回接種で2人になります。またフランス等で実施された再調査ではテレビ等で報道されていた複合性局所疼痛症候群(CRPS)や体位性起立頻拍症候群(POTS)、自己免疫疾患の発生率は本ワクチン接種者と一般集団で差がみられないことが示されています。


自党の参議院議員が、ワクチン接種無料化法案に賛成の立場を取り、山本代表は二人に説得されたという。それでも、公に、コロナワクチン接種に懐疑的な姿勢は崩さない。


ただ、今回のコロナワクチンの場合、アメリカのいう事、大政党のいう事、は眉に唾的に、我が主張を貫く姿勢であるなら、少し考えがこじれている様に思える。
世界で、感染者数1.36億の人々が感染し、294万人の方がなくなっている。世界の研究者の叡智と各国政府の全力要請を受けて作り出されたワクチンだ。10年も知見を繰り返せない状況なのだ。子宮頸がんワクチンにまつわる状況とはバックグラウンドが違うと思う。


政治家として、ワクチンは打つのは待った方がいいと発言する山本太郎氏、政治の現場から離れて、熱烈支持者に囲まれ、立憲民主党に腹を立て、共産党ともいい関係は作れていない、何か、以前のまっすぐさが傷ついてしまた様な、そして見通しの甘い、大きすぎる目標を掲げ(100人候補を立てるー野党共闘への圧力となると考えているのだろうか、今となってはそんな勢いはないだろう)自分たちで政治を動かす、そう主張する姿に、実現性も、好感も持てなくなっている。


大局観を失っている様な気がしてならない。目がいつも怒っている。自分を支援してきた人を切り、メディア記者を鳩、呼ばわりする様な、いやな感じの発言を平気でしてしまう。
あのバランスを欠いた、東京都知事立候補も変な感じだった。踏み外している感じがする。


野党共闘も、もうれいわ新撰組を重視していないのではないか?れいわ一揆の頃のある種の風は去ってしまった。ドキュメンタリーれいわ一揆を取った原監督とも、いい関係で無くなって様だ。原監督の作品であるドキュメンタリーに検閲まがいの注文を出したと聞いて驚いた。もっとも山本太郎らしくないものに、山本代表は変わっていく。

前略〜
そして、山本さんサイドにインタビューを依頼し、また映画祭のレッドカーペットを歩いてほしいとお話ししたら、まずはこれまでに編集したバージョンでの、作品を見せてくださいと言われたんです。それがなくては話にならないと。これは最後まで、先方の一貫した主張でした。隠し撮りなんかしてないし、それは向こうも知っているはずなんです。正直、検閲のような感じもして、違和感は拭えないわけですね。人に見せられる形にはまとまっていなかったし、撮影も並行していたから、山本さんへの働きかけもうまくいかない。  山本太郎さんって、もともとは俳優ですよね。劇映画でも、俳優さんがまだ見てないまま映画祭で上映することもありますし、ドキュメンタリーでも同じですよと主張したら、「山本太郎は政治家なので、マスコミからの取材を受ける時にうまく反応しなくてはなりません。だから事前にどういう内容か知っておかないとだめなんです」と。しょうがないから3時間に編集したバージョンだけ見せたんです。ただそれでも、インタビューに関しては許可が降りなくて、あげくには安冨さんの映画だから、こちらは関係ないでしょうと事務所の方から言われました。


質問を前もって知らせろ、これでは、安倍菅と同列だ。偉くなったんですね。典型的な日本の政治家らしくなったんですね。


かつて、まっすぐで陽のエネルギーを発していた、山本氏は、今、頑なに、固まっている様に見える。周囲は彼を’政治家ですから”と格付けして守る。気軽に声かけてもらっちゃ困ると、、。


大西事件の会見の中で、動物園を潰したい、という発言をした。自然保護に偏って動物園を虐待と考えていることの現れなのだろうか?動物園の果たす自然保護の役割をかん変えたことがあるのだろうか?動物園は子供達に珍しい動物を見せるためだけにあるのではない。そして、そこで働く人々の知識経験情熱愛情に想像が及ばないことにひどく驚いてがっかりした。


とはいえ、議員時代も、アメリカの1シンクタンクを司令塔呼ばわりしていることもあって、気をつけないと陰謀論者になりそうだとは思っていた。(顔はいかにも悪の枢軸だが、アミテージさんは、ただの日米関係の共和党寄りのリサーチャーで、指令ではなく提言。問題はそれを受け取る日本の政権、あるいはその言葉を印籠の様に掲げて自分たちの思い通りにことを運ぼうとする官僚組織だ。)


山本太郎氏の”弱者”を思う情熱がこの国の政治に注がれることは、希望を作る、そう思ってきた。だから残念でならない。政治の現場を長く離れたことにより、ひねたアウトサイダーの様な顔をして、同じリズムの同じ演説を繰り返す。自分の、それでもあるだろう影響力に対しよく考えず自分の気持ちで話してしまう。れいわ信者はワクチンを信用しないお墨付きを得たと感じるだろう。また自党の国会議員の決定に反対する見解を公に言ってしまう、そういう山本太郎氏が残念でならない。


コロナワクチンの副反応より、コロナ感染、後遺症・Long Govid 死亡の危機を考えたら場合どう考えても、ワクチン接種は、受けた方がいいと思う。
一人暮らしの人は、アナフラキシシーショックを起こした場合に備え(出る場合は15分くらいで出るため、待機を要求されるが)携帯を身近に置いて、病院・知人・家族に連絡がつくようにしておけば安心だと思う。


PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ