密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプを育てたロシア+脱税にNY司法長官の捜査

MushupNYが、英ガーデアン紙の元KGBの諜報員のインタビューを紹介。
なんと、ロシアは、40年余り前に、トランプに目をつけ、政界に進出するようにそそのかしていた!!というものだ。彼らにとってトランプは”アセット〜資産”であり、年数をかけて育てていたということだ。ロシアにとってのアセットは、アメリカを混乱させ弱体化させる要素ということで、予想以上に期待される行動をとったトランプ。
もし本当なら、今保身で頭がいっぱいの共和党もトランプをかばうことのリスクを考えるだろう。弾劾を潰し、トランプを政界にのさばらせ共和党を乗っ取られればロシアは大笑いだ。



ロシア 40年前からトランプ氏をアセットに育成、元KGBスパイ
元KGBのスパイだったというYuri Shvets氏は、英紙ガーディアンの取材に答え、ロシアは約40年前からトランプ氏をアセットとして育てていたと語った。


Shvets氏は1980年代にワシントンに配属され、表向きはタス通信の記者として活動した。1993年に米国に永住し、市民権を取得した。企業のセキュリティ調査員として働いており、2006年にロンドンで毒殺されたアレクサンドル・リトビネンコ氏とパートナーだったという。Craig Unger氏が今月出版した新著「American Kompromat(アメリカン・コンプロマート)」に協力している。


Shvets氏によると、ロシアがトランプ氏に最初に目をつけたのは1977年で、チェコスロバキア出身の元モデル、イバンナ氏と結婚した時だったという。トランプ氏は、KGBと協力の元でチェコの諜報機関が監督するスパイ活動の標的とされたという。


この3年後、トランプ氏は、マンハッタンで初めて成功させた大型プロジェクト、グランド・ハイアット・ニューヨークをオープンする。オープンに際し、5番街にあった「Joy-Lud electronics」から200台のテレビを購入したが、この店の共同オーナーはソ連から移住したSemyon Kislinだった。Shvets氏は、店はKGBに管理されており、Kislin氏は「スポッター」と呼ばれる若きトランプ氏のアセットとしての可能性を評価するスパイとして活動していたと話している。


1987年にトランプ氏はイバンナ氏とともに、初めてモスクワとサンクトペテルブルグを訪問した。Shvets氏によると、この時、トランプ氏はKGBにトーキングポイントを吹き込まれ、工作員から政界に進出するべきだとおだてられたという。


KGBはこの時、トランプ氏の性格に関する大量の情報を収集しており、トランプ氏は知性と精神の両面ともに脆弱で、お世辞に影響されやすいと考えていたという。


トランプ氏は帰国後まもなく、共和党からの出馬の可能性を探り、ニュー・ハンプシャー州で政治集会まで開催した。同年9月1日には、ニューヨークタイムズとワシントンポスト、ボストングローブに出した全面広告で、「何十年も日本や他国は米国を利用してきた」と同盟国を批判。自ら守る余裕のある国の防衛に金を払うのをやめるべきだと主張した。


この数日後、ロシアに戻っていたShvets氏は、獲得工作(アクティブメジャーズ)の成功を祝する電報を受け取ったという。


Shvets氏は「前例のなかったことだ。70年代と80年代のKGB、その後のロシアによる獲得工作についてよく知っているが、これに類似したことは聞いたことがなかった」と述べ「自分の名前で出稿して、これが西側の人々に強い影響を及ぼすなど考えられなかった。しかし実際に行われ、この男はついに大統領にまでなった」と語った。


2016年のトランプ氏の大統領選勝利を、ロシアは再び歓迎した。ロバートモラー特別検察官は、ロシア疑惑操作で、トランプ陣営が「2016年米大統領選挙に影響を与えるためロシアと共謀を図った、または協力したという点は見つからなかった」」と結論づけた。


Shvets氏は「基本的に私たちが修正しようとしたのがこれだ。だから自分で調査をし、Unger氏と出会った」と、モラー捜査の結論が本に協力するきっかけになったと説明している。


ベテランジャーナリストのUnger氏は、2018年に「House of Trump House of Putin」を出版した。「アメリカン・コンプロマート」ではジェフリー・エプスタイン氏とトランプ氏との関係も探っているという。


今トランプは、フロリダ州で下院共和党トップと会談し、共和党内でしっかり根を伸ばそうとしている。このトランプの延命はアメリカにとって大変危険だ。癌細胞を一部切除して放置するようなものだ。しかし、トランプの後ろにロシアがいるという事実は、議事堂襲撃同様に民主主義にとって震撼すべき事だ。



正直、弾劾はもっとゆっくりで良かったと思う。やるなら、きちんと17人を説得してから
行うべきだし、今はトランプな人々もカッカしている。
100日後なら、彼らも、自分の信じたことに疑念を持つだろう。
トランプのために行動した、その陰に何をしても大統領恩赦が与えられる、
捕まっても弁護士費用はトランプが出してくれる(と過去に演説した)、と信じていたが、あっさり切り捨てられた。
そうした人々のトランプに対する不信、失望は育つのを待って、且バイデンが人々にとって、良い行政を行い、不安や怒りが癒されれば、半数くらいは洗脳も解けるだろう。
しかし、弾劾裁判をし、浅はかでプライドのない卑しい共和党員がトランプにすり寄り、
無罪になれば、またトランプがヒーロー的に注目を集まる材料になる。
まあ、なるようにしかならない。


しかし、天網恢恢疎にして漏らさず、NY司法長官がトランプ・オーガナイゼーション
の詐欺的脱税の調査に本腰を入れてきた。


ニューヨーク郡裁判所は29日、トランプ・オーガニゼーションの税務を担っていた法律事務所に対し、さらなる資料をニューヨーク州司法長官に引き渡すよう命じた。The Hillが報じた。
法律事務所「Morgan, Lewis & Bockius」が提出した資料を審査したアーサー・エンゴロン判事は、少なくとも一部の資料には、弁護士とクライアントの秘匿特権が適用されず、司法長官室に引き渡されるべきだと判断したと説明。事務所側が特権と主張するコミュニケーションの多くは、ビジネスタスクと意思決定に関するもので、リーガルアドバイスの要請や提供に関するものではないとした。


エンゴロン判事は先月15日にも、トランプオーガニゼーションがマンハッタン郊外に所有する地所「セブン・スプリングス」(Seven Springs)について、エンジニアによる資料を、レティシア・ジェームズ司法長官の要求に応じて、提出するよう命じていた。


ジェームズ司法長官は、トランプ氏の複数の物件について、ローンを保証するため、または経済的かつ税務上の利益を得る目的で、財務報告書で資産価格を釣り上げた値を報告するなどの不正行為がなかったか捜査を進めている。


トランプ・オーガニゼーションはセブン・スプリングスのゴルフコース開発を断念した後、2015年に約150エーカーの森林を保全することを約束。環境保全と引き換えに2,110万ドルの税控除を受けた。CNBCによると、トランプ氏はセブンス・スプリングスを1996年に750万ドルで購入したが、2012年の決算書で2億9,100万ドルと評価していたという。


なお今月、マンハッタン地検の捜査も、セブン・スプリングスの取引にまで拡大したと報じられている。
ニューヨークタイムズによると、ジェームズ司法長官の捜査にはこのほかに、Fortress Credit Corporationが1億ドル以上の債務を免除したトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー・シカゴの2010年の財務再編も含まれているという。



体感として、バイデンが就任後刺々しい空気が収まっている。彼の”ファーストドック”のニュースは、人々ををほっこりさせる。大統領のペットはこういう役割があるし、2匹ともシェルターから引き取られたことも、いい影響になる。



トランプはペットを飼わなかった。トランプは他人に愛情を注ぐことはなく、有益か、有益じゃないか、自分の敵か味方か、という価値観しかない、そんな人間は、動物に愛情を注ぐことなどないだろう。トランプは毎日ツイッターを使って、世の中を引っ掻き回し、差別分断を助長し、怒りを煽り、とげとげしさが伝染していくのを感じてた。


MushupNYはネットニュースなので、主要メディアが、このトランプのロシア・アセット証言を大きく取り上げるようになれば、かなり残りのがん細胞を叩くことができる。

No More Trump !!!です。



<

PVアクセスランキング にほんブログ村

ランキングに参加しています。
宜しかったら、両方をクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ