密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ロシア中国の北朝鮮問題6カ国協議で外交的解決を邪魔する安倍首相、見苦しい。


散々北朝鮮の危機を国内で煽り、軍事的制裁を匂わせていたトランプ・アメリカを目一杯賞賛。合同訓練と称し自衛隊を威嚇行為に参加させてきた安倍首相。


アメリカに千切れんばかりの尻尾を振り、かと思えば、ロシアを訪問。どういう神経をしているのかとも思うが、どちらにせよ、もう国際社会は安倍首相を本気で相手にしない。


プーチン・習近平が外交的解決という正論を表明し、アメリカも同意(と言っても毎日コロコロ意見の変わるトランプと、強面で行きたい素人+軍人行政だから威嚇は続けるだろうが)。
赤旗新聞:北朝鮮問題 6カ国協議で解決を/ロ大統領の発言受け 笠井政策委員長が会見
日本共産党の笠井亮政策委員長は28日の記者会見で、日ロ首脳会談(27日)でロシアのプーチン大統領が「北朝鮮問題をめぐる6カ国協議の再開が必要だ」と述べたことについて、「非常に重要だ。わが党は軍事的選択肢ではなく外交的解決を求めてきた。関係国による対話、6カ国協議の場における解決を強く求めたい」と表明しました。


 首脳会談でプーチン大統領は、北朝鮮問題をめぐって関係国に自制を促したうえで、「落ち着いて対話を続けることが必要だ。6カ国協議の再開は共通の課題だ」とのべ、外交努力の継続を訴えました。この問題では、米国トランプ政権が外交的手段で対話を促す「共同声明」(26日)を発表し、中国がこれに肯定的な評価をしています。


笠井氏は「ロシアが、日本も加わる6カ国協議の再開を呼びかけ、日本との協力姿勢を示したことは重要だ。対話による解決を強く求めたい」と強調しました。


プーチンが6か国協議による外交的解決を求め、アメリカ’中国も同意。安倍首相、威勢良く振り上げた拳をどこへ振り下ろすのか?と思いきや、6カ国協議に反対声明



【ロンドン=恩地洋介】安倍晋三首相は29日午前(日本時間同日夕)、訪問先の英国での内外記者会見で、北朝鮮を「挑発行動を繰り返し、非核化に向けた真摯な意思や具体的な行動を全く示していない」と非難した。そのうえで、中国やロシアが再開を求めている6カ国協議について「現状に鑑みれば、現時点でただちに再開できる状況にはない」と述べた。
何としてもアメリカの後ろ盾て戦争したい前のめりの安倍首相。
 首相は「対話のための対話はなんの解決にもつながらない」と指摘。6カ国協議の早期再開よりも「むしろ国際社会が国連安保理決議の履行を徹底するなど、北朝鮮への圧力を一致結束して高めていく必要がある」と訴えた。
「対話のための対話はなんの解決にもつながらない」ってなんだ?意味不明。それに誰も安倍首相に対話を期待していない。関係の強い中国・ロシアが対話で解決を試みようという最善策。それを日本が妨害!? ロシアで何を話していたんだろうか?「現状に鑑みれば、現時点でただちに再開できる状況にはない」ってロシアで直接プーチンに意義を申し立てればよかったのではないか。
共同記者会見でプーチンは安倍首相を尻目に6カ国協議の必要をはっきり発言している。
 
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は、2008年12月の首席代表会合を最後に中断した。トランプ米政権は北朝鮮への圧力を強めているが、中ロは対話を通じた問題解決の方法として同協議の再開を提唱している。


 ロシアのプーチン大統領は27日の安倍首相との会談後の共同記者発表で「レトリック(修辞)に陥ることなく落ち着いて対話を続けていくべきで、6カ国協議を再開することが必要だ」と主張。
安倍首相反対ならこのときプーチンの隣で何してたんだ?


中国の王毅外相も国連安全保障理事会が28日に開いた北朝鮮問題を協議する閣僚級会合で「対話再開を真剣に考える時だ」と述べ、6カ国協議の再開を呼びかけた。


 ただ、日本や米国には過去に6カ国協議を開いても北朝鮮の非核化につながる成果を得られず、結果として北朝鮮に核開発の時間的猶予を与えただけだったとの反省がある。外務省幹部は「北朝鮮が確実に非核化するとの確証を得られない限り6カ国協議の再開はない」としている。
北朝鮮のミサイル実験は過去に無数あり、今回も同様、かつ2回とも失敗している。
どうして今回に限りそう強気なんだろう。アメリカの威を借り、国内問題も煙に負けるからだ。


だいたい弱い犬程よく吠える。日本はこの強硬姿勢、軍事威嚇の結果起こり得る紛争、『中国の王毅外相は28日、朝鮮半島情勢について、状況が悪化し制御不能となる可能性があるとの認識を示した。』金正恩は、大戦末期の大日本帝国軍部よろしく、玉砕を自国の兵士、市民に強要、捨て身の攻撃に出れば、その被害は計り知れない。


そして、その収拾のつかない状態に、どのように対処できるというのか。
窓から離れ、机の下に隠れ、地下に避難。そんな無意味な避難行動しか国民に支持できないというのにだ!!
 
北朝鮮問題は、中ロ米の協議でが重要。アメリカも中国のリーダーシップに期待しているし、出しゃばってガタガタ言える立場ではない。結局北朝鮮の危機を回避せず、国民の不安を持続させ、非常事態を装い、森友問題封殺し、共謀罪成立させるためだろう。


今後の国際社会の対応をめぐっては、安倍首相は29日の記者会見で「中国の役割は極めて重要だ。中国の対応を注目している」と強調した。「中国が北朝鮮の非核化に建設的な役割を確実に果たすことを期待している」とも語った。


 米中首脳が頻繁にやりとりしていることについては「トランプ米大統領が米中首脳会談などを通じ、中国が北朝鮮への影響力をしっかり行使するよう働きかけていると承知している」と述べ、米国の働きかけに期待を示した。


 首相は「今こそ国際社会は一致団結しないといけない」とも強調。今回の外遊で会談したプーチン氏や英国のメイ首相とも北朝鮮情勢を巡って協力していくことで一致したとも語った。って一致してないじぁない!!!!一国のトップは、大局的にものを見て、ことを行う。しかし残念ながら、我が日本国首相は、非常に情念的で視野の狭い。これ以上北朝鮮を追い詰めては、多くの命を失わせる結果になるのは明白だ。
安倍首相には、6カ国協議潰しなど画策せず、アメリカのポチらしく黙ってお座りしていてほしい。


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