密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

朝鮮半島情勢 ホワイトハウスで異例の上院会合も新情報なし 

就任100日を迎え、不人気と成果なしで歴代最悪となったトランプ政権。
トランプの富裕層、特に不動産業に有利な減税プランはなんと、1ページのみで、しかも行間のたっぷり空いたスカスカのもの。本日のランチのメニューのようだと皮肉られ失笑を買った。


非公開で上院議員全員を呼んでの”異例”の北朝鮮情勢について説明会も新しい情報は出ず
またしても国米向けパフォーマンスと言われている。



(CNN) 米ホワイトハウスで26日、上院議員全員を招集した異例の会合が開かれ、米政権高官が緊迫する北朝鮮情勢について説明した。ただ出席者のほとんどは、特に新しい情報はなかったと話している。



会合にはトランプ大統領も姿を見せ、すぐにティラーソン国務長官やマティス国防長官、ダンフォード統合参謀本部議長に説明を引き継いだ。当然だ。トランプには自分が強い大統領に見えるか否かしか頭になく、国際情勢なんてトランプホテル・トランプビジネスのある国しか興味もないんだろう。


会合の終了後、クリス・クーンズ上院議員(民主党)は、「我が国の安全に対する真の脅威に対し、トランプ政権が立案している計画について全上院議員が話を聞く重要な機会になった」と一定の評価を示した。民主党議員コメントなら、何にも考えていないのではないかと心配していたという皮肉の可能性大。


一方で、目新しい情報はほとんどなかったという声もあり、上院外交委員会のボブ・コーカー議長(共和党)は「まあまあの会合だった」とコメント。



ジェフ・マークリー議員(民主党)は、北朝鮮に対する政権の考え方も、再度の核実験が行われた場合の米国の対応についても詳しい説明はなかったと話し、「新聞に書いてある以上のことは何も分からなかった」としている。


今後の戦略についてトランプ大統領から直接話を聞きたいという声や、わざわざホワイトハウスで中身のない会合を開いたのは宣伝目的だったのではないかという声もあった。



ホワイトハウスのスパイサー報道官はこの会合について、「マコネル上院院内総務が主導する上院の会合であり、単に我々のスペースを利用したにすぎない」と説明。「戦略について説明する場ではなかった」と話している。また言い訳、いつも苦しいスパイサー。



ところで日本の報道は、

【ワシントン高本耕太】米政府は26日、上下両院議員に対し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮情勢に関する説明会を開催した。上院議員については100人全員をホワイトハウスに招き、ティラーソン国務長官らが「機密情報を含む現状説明」を行った。ホワイトハウスで議員全員を対象にした政策説明会が開かれるのは極めて異例。説明会後、北朝鮮の核開発は「差し迫った安全保障上の脅威で、外交上の最優先課題」とする北朝鮮政策の声明を発表し、北朝鮮の核放棄を迫るため経済制裁を強化する姿勢を示した。


 上院議員向けの説明会は非公開で行われ、トランプ大統領も冒頭のみ出席。ティラーソン氏のほか、マティス国防長官、コーツ国家情報長官、ダンフォード統合参謀本部議長も説明にあたった。トランプ政権はオバマ政権時代の対北朝鮮政策見直しを指示しており、政策の検討内容とともに、対処方針を説明したものとみられる。説明会は北朝鮮の脅威に対する認識を共有し、今後の対応時に議会の理解を得やすくする狙いがある。


 声明では、「朝鮮半島の平和的な非核化に向けて交渉の扉は開いている」と対話の道を示す一方、「北朝鮮に核・ミサイルを断念させるため経済制裁を強化する」と国際的な圧力を強める姿勢を鮮明にした。また、「米国と同盟国を防衛する準備をしている」と軍事的な選択肢も示し、北朝鮮をけん制した。下院議員に対しても、議会で説明会を開いた。


 ホワイトハウス高官は記者団に、説明会の意義を「予測不能の金正恩(キムジョンウン)政権による脅威の『深刻さ』を伝えるためだ」と指摘。政権の検討する「幅広い選択肢」には「軍事的な備え」も含まれると語った。また、米国が圧力強化への支援を求める中国について「北朝鮮問題を、自国に対する脅威と捉えている」と述べ、中国の認識が大きく転換したとの認識を示した。


 一方、米太平洋軍のハリス司令官もこの日、下院軍事委員会の公聴会で証言した。原子力空母「カール・ビンソン」を中心とする空母打撃群が現在、沖縄県東方のフィリピン海上を航行中で「命令があれば北朝鮮を攻撃できる範囲にいる」と述べた。また、北朝鮮のミサイル攻撃に対する即応態勢の強化が必要と強調し、韓国に配備した「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」が「数日内に運用可能になる」と語った。


 また米軍は26日朝、カリフォルニア州の空軍基地から大陸間弾道ミサイル(ICBM)の打ち上げ実験を実施した。6000キロ以上を飛行し南太平洋に着弾した。弾頭は装着していない。北朝鮮に圧力を加える意図があったと見られる。


なんか、ニュアンスの違い、温度差があると思いませんか? トランプの事を過大評価も深読みもしてはならない。、一貫性も期待してはならない。同調せずのらくらと、ただただ、トランプ・アメリカとは距離をとるべきだ。



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