密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

オスプレイ大破の不時着。身内可愛さで激昂?直情型司令官への非難

怖い。海面でこんなに大破するほどコントロールを失う機種が平気で実用化され、民家の上を飛行する。 オスプレイは、私の実家木更津の航空自衛隊基地にも配備されたいる。
木更津はノンポリな町なので、誰も気にしている様子はないが、いざ事故が起こってから騒いでも遅い。沖縄の人たちの長い忍耐と屈辱の歴史を鑑みても、日本政府は、”未亡人製造器”オスプレイの国内での訓練・実用の停止を求めるべきだろう。




沖縄県名護市沖に米軍輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。


このニコルソン氏、部下思いの直情型軍人のようだ。「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」という言葉、”感謝されるべきだ”が”appreciate”を使っているなら、「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。評価してほしい。」とも訳せる。パイロットの努力で、大惨事を間逃れ、海面まで飛行着水した、この努力を評価してほしい。て気持ち。”不時着”=crash landing・forced landingで、landing=着陸・着水、つまりcrash landing=大破着水、forced landing=強制着水 墜落=accidental fall・crash つまり英語では、墜落するのでその対応として、不時着するというということなので、英文での”不時着”は、ごく当たり前の表現、それほど無理はないように思う。



このニコルソン氏みるからに叩き上げ軍人で、軍のこと以外頭になさそうだ。彼の頭には、あの状況下で、部下たちはよくやった!!!、彼ら非難をするな(まあたぶん植民地意識は持ってるだろうが)という意識しかなさそうに見える。
ただし、この人のコメントの原文を表示せず、こういうフリップは問題がある。なんとまあ、見事に悪人面の写真を持ってきたものだ。彼がどういう人物かは、さておき、映画によく登場する、”狂信的に軍の価値観信奉の鬼軍曹”の面構えも影響しての、日本国民の感情的憎悪を倍増させるやり方には、いささか危惧を覚える。


今回の問題は、パイロット達ではなく、強いて言えば現地司令官でもなく(彼らだって乗りたくないだろう)、こういう欠陥品を作った、ベル・ヘリコプター社とボーイング・バートル(現ボーイング・ロータークラフト・システムズ)社、および、その購入を決め、事故多発後にも何ら対策、見直しを講じない、米政府、日本政府の責任を認識させることである。


加えて、住民に大きな反発のある沖縄に、一方的米軍基地を押し付け続ける安倍政権の無法を正すことだ。 この怖い顔のニコルソン氏叩きではないはずだ。ああいった、こういったで騒いでは、逆に要求が感情的ととられて公正性を失ってしまう。今回の事例をあげ、過去の事故例を踏まえ、単に現場の司令官個人への憤りではなく、国レベルでオスプレイの日本国内使用禁止を訴えなくてはならない。そして、それには、、、政権交代が絶対必要なのだ。トランプ就任後に、米軍に出て行ってもらえるチャンスもあるかもしれないが、、、たぶん安倍総理、平身低頭で食い止めるだろうし、今の安倍政権が続く限り、あらゆる現行の理不尽は続いてゆく。


今回の米軍の対応に怒るを感じるなら、次回衆議院選で、野党統一候補に一票を投じるべきである。


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