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米大統領選「偽ニュース」(フェイク・ニュース

CIA及び FBIの調査で、ロシアのハッキングが大統領選に影響を及ぼしたという結論が出ていて、かつで元不明のフェイクニュースも大統領選に影響を及ぼしたという指摘も上がっている。トランプ側は、CIAも FBIもあてにならず、大統領就任後、トップ職員の入れ替えをすると豪語している。

【ニューヨーク田中義郎、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の間、虚偽の情報を記事化した「偽ニュース」(フェイク・ニュース)が大量に伝えられたことを問題視する声が、米国で高まっている。偽ニュースは民主党候補だったヒラリー・クリントン前国務長官を標的にしたものが多く、インターネット上で拡散した。米メディアからは「偽ニュースが大統領選の結果を左右した」との指摘も上がっている。


 偽ニュースの具体例には▽クリントン氏が過激派組織「イスラム国」(IS)に武器を売った▽(米芸術家の)オノ・ヨーコさんが「私は1970年代にヒラリー・クリントン氏と性的関係を持った」と告白▽ローマ法王がドナルド・トランプ氏支持を表明。その声明がバチカン(ローマ法王庁)から発表された--など事実無根の内容で悪質だ。


 偽ニュースが原因の銃撃事件も発生した。「クリントン氏らが首都ワシントンのピザ屋に拠点を置き、児童への性的虐待や児童売買に関与している」との偽ニュースが流れ、南部ノースカロライナ州在住の男が4日、ライフル銃を持って、ピザ屋で発砲した。負傷者はいなかったが、男は警察の調べに対し、「ニュースについて調べるつもりだった」と供述したという。


 偽ニュースが大量に流された背景について、詳細は不明だ。ただ、ワシントン・ポスト紙は「ロシアが選挙前、インターネットを通じクリントン氏の健康不安説など偽ニュースを拡散させた」と伝えた。


 クリントン氏は8日、連邦議会のイベントでの演説で「悪意のある偽ニュースやうそのプロパガンダ(政治宣伝)の流行がソーシャルメディアを通して氾濫している。そして、今、偽ニュースが現実世界に影響を与えている」と警鐘を鳴らした。


このような混乱で成立したトランプ政権。 現在、有色人種、イスラム教徒、移民、女性、現役政治家、学識者、そしてCIA・FBIにも暴言を吐き、自分の仲間と信じる、元大企業社長と元将軍の政府を打ち立てようとしているトランプ。


トランプ支持者はこんなことを期待しただろうか?



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