密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

トランプ偽の寄付疑惑+リーダーシップとディクテーターシップ

今朝、検査で赴いた病院の待合室で面白いニュースを見た。

CNNTVNewsでは、ワシントンポストの記事を報じていた。『トランプ陣営は、トランプ氏は、彼の人生を通じて、数十カ所のチャリティーに一億単位の寄付をしている、と述べた。しかしその仔細も証明を求められても提示をしていない。』これは、”大金持ちの人格者”トンデモトランプ氏の数十カ所のチャリティーに億単位の寄付をトランプ陣営が宣伝のやぶ蛇で、実は架空申告の可能性をポスト紙が調査しているという記事。

加えて、トランプは、彼のキャンペーン集会などを、彼の所有するホテル、会場で開催し、その費用を共和党にかなり水まし、スペシャルレートで請求している。(この人何でもトランプ**と名付ける、トイレも自分所有のものでないと行かれないらしい)大富豪の大富豪たる属性で、絞れるとことからはどんどん絞れ、である。こんな人が大統領になったら、お友達人事、利益共有の前ブッシュ2政権や、どこぞの美しい東アジアの小国と同じになってしまう。


他国のことだから、ピンときていないのかもしれないが、日本でのトランプを、新しい経済・政治のリーダーシップ、アメリカの既得特権社会への破壊的革命児、強いリーダーシップと見ている向きもあるが、大間違えである。いくらビジネスに長けていても、ホリエモン氏に日本の未来を任せたくはないだろう、いくら強い意見でも、在特会会長氏に日本の指導者になって欲しくはないだろう(とはいえ安倍政権支持率が高いのだから、トランプはきっと日本向きの指導者なのかもしれない。いっそ日本に帰化させて総理にしてはどうか?)しかし、3ページ以上のレポートはおろか、数行の本も読めない人間が、どうして大統領が務まる。親のバックアップで、甘やかされて好き放題、失敗すれば親が尻拭い、箱入りワンマンの自称カリスマ、直情型短絡思考の病的潔癖性、マッチョの裏に隠された幼児的トラウマ、革命児ではなく、精神的未発達児である。


民主党の副大統領候補ケーン上院議員は、最近人々の強いリーダーップを求める動きについて端的な言葉で語った『リーダーシップと、ディクテーターシップ(独裁)取り違えてはいけない』まさにこの言葉に尽きる。
時々民衆は、派手な強い言葉に強いリーダーを求めるが、自分が絶対、自分についてこい、公正な判断を排除し、法を無視し、自分に反対意見を述べるものを、拘束したり罰したりするのは、独裁者であり、民主主義的リーダーではない。


ここのところ、日本の人たちも、よく考えてみた方がいいと思う。

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