密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

終わりの始まり?ー常にイメージでしかものを捉えないこの国の未来。

またしても、イメージ操作が成功し、官邸は笑いが止まらないだろう。
一人の戦い・反自民のジャンヌダルク・初の女性知事のイメージに期待して投票した多くの都民は遅かれ早かれメッキがはげた後の失望と、そこで行われる圧政に苦しむことになる。しかし、小池氏と官邸、そして安倍首相と早々に会見したとされる橋下氏のトライアングル改憲チームは、マスコミも抑え、イメージ戦略を強固に推し進められるだろう。
すでに取りざたされている小池氏への政治と金の問題も、舛添氏のときのように、マスコミバッシングは官邸がおさへるだろう。あれほど明確な、甘利氏の問題さへ、司法まで抱き込んでうやむやにした安倍政権、朝飯前であろう。

今回、最も痛かったのは、野党統一候補が敗れ、民進党岡田代表が代表選不出馬を決めたことにより、今後の野党共闘が難しくなってしまうということだ。
共闘の呼びかけに、ぐずぐずし、党内右派からの共産党に対するひどい発言を許し、それでも参院選前には腹をくくった岡田代表。スタートが遅すぎるし、あきらめが早すぎる。


多くの反安倍政権を標榜し、護憲・戦争法廃案・政権交代を目指す人たちは今後どう戦えばいいのか?民進党は、野党共闘のスタートの好機を逃し、今、より強い結束が必要な時に逃げ出すのか? 右派を代表に据え、第二自民党、ソフト戦隊主義、党にとって支持母体連合の支持を取り付けやすい原発推進、そうであるなら、野党第1党民進党は死んだ。


在日韓国朝鮮人の人たちへの締め付けも強まるだろう。実際行政は、都道府県に、朝鮮学校への予算削減をソフトに脅しをかけて削減しようとしている。
小池氏は公約として、舛添氏が取り決めた、旧都立高校の朝鮮学校への貸し出しを白紙撤回するだろう。韓国との約束の保護は、日本政府の排外主義、右傾化を国際社会により表明することになる。


なぜ日本はかつて無謀な戦争に突き進んだか?理由は今我々が目にしている。自国賛美と、他のアジア諸国への蔑視、自立した考えを持たず、上からの支配をなんとなく受け入れる事なかれ主義、従順と我慢強さは、服従に転じ、最後はお互いを縛りあう権力に有利な監視社会となり、視野の狭い狂ったトップに引きずられて、一握りの利益や野心・虚栄のプライドのために多くの人の人生が食いつぶされる誤った道へ突き進む。


しかし、諦めるわけにはいかない。共産党・生活の党・社民党は改憲阻止のステイツメントを強く打ち出す必要がある。もはや分前の灯火の野党共闘なのだ、民進党に振舞わされず、団結し、一致した小グループで、真実の言葉を発し続ければいい。曖昧な協調よりよほど人々の心を打つ、信頼を勝ち取れる。最後は真剣な国民への愛、それを表明し続けることで、草の根から民主的革命を起こせることはバーニー・サンダースが証明している。


誰も何も言えなくなる徹底的な独裁支配確立が先か、国民の目覚めが先か?
もはや、民進党はあてにならない。



PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村