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除染廃棄物も全国バラマキ?2 有識者会議の内容公開は必要 

やっと東京に帰ってきた。昨日”公共工事で除染土を再利用へ 全国の道路、防潮堤に”という記事を読んでそれについて書いたのだが、今日、北海道・東北新幹線の窓から、奥津軽今別辺りから,仙台のあいだに、土?をいれた黒いビニールを積み上げて、道路脇の斜面を固定したり、児童公園でも作るのか、高台を作る土台にしているのを何カ所か見た。
黒い袋のはナンバーがうってあった。


土木建築の知識が無いので,これが典型的な土台作りの工法で、黒いビニールの中がただの土嚢なのか、5000−8000ベクレル/kg以下の放射性廃棄物なのかは解らない。
これらは,安全な土なのかもしれない,しかし,何時の日か、5000−8000ベクレル/kg以下の放射性廃棄物の土が使われても、だれもわからない。
1キロあたり5000−8000ベクレル、あのような袋となると問う目に見た感じでは
80−100kgは軽くある.一袋、50万−80万ベクレル、それを何千個と積み上げ手、土台を作り,土をかけコンクリートで表面を固め、郊外のドライブを楽しむ道の補強や,ダムの側面壁や、学校や児童公園の土台に使われる可能性を,想像させられた。


そうした使用の際に,地域住民には情報の提供をし、承認をえるのだろうか?


大体有識者会議のメンバーは誰なのか?については,どこにも触れていない。



方針案によると、管理責任が明確で、長期間掘り返されることがない道路や防潮堤などの公共工事に利用先を限定。工事中の作業員や周辺住民の年間被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルト以下となるよう、用途や期間に応じて放射性セシウム濃度を1キログラム当たり5千~8千ベクレル以下と定めた。さらに工事終了後の住民の被曝線量が0.01ミリシーベルト以下となるよう土で厚く覆うとしている。災害時に想定される被害や復旧方法も示した。


 通常の原発の廃炉で出る放射性廃棄物が制限なく再利用できる基準は1キログラム当たり100ベクレル以下で、今回は最大80倍の高い濃度に当たるが、同省の担当者は「対策や管理の下に使用することが前提で、全く別の基準だ」としている。


全く別の基準? どこかできいたな? 全く新しい判断とかなんとか?
これはどう読んでも、あぶない。 土で厚く覆う、風化という現象雨風台風、地震、新たな津浪被害、覆ったってそれが恒久的である保障は無い。


環境省は、技術開発のため福島県南相馬市で実際の廃棄物を使った実証試験を行う予定。有識者からは「どんなに技術開発を進めても、実際の利用先がなければ無駄になる」などの意見が出た。


 井上信治環境副大臣は検討会終了後、報道陣に「安全性を確保することと、国民の信頼を醸成することが重要だ。福島県外も含め、再利用に理解をいただきたい」と述べた。


あまりにも御都合主義で安易な考えに聞こえる,とてもご理解などいただけないだろう。
密室で決めて、環境省が’決定して,人目につかないように全国バラまき。
とんでもない。大きな問題とするべきだ。


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