密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

吉良上野介的ねちっこさ 神奈川県議共産党つるし上げ

選挙で選ばれた議員政党の発言権を奪う懲罰の話し合い。
傍聴した方々のツイッターによると、いように長い休憩時間を取り深夜に議事再会など、
明らかに傍聴人排除を行った模様。気になって、共産党議員が一体どんな重大なミスを犯したのか調べているが、未だ発言権を奪うほど、県行政に大きな影響を与えるミスはでてこない。 単に共産党の発言に、不快感煩わしさをためた議会の多数派がイライラをつのらせ、そのはけ口を求めているようにしか思えない。
神奈川新聞の記事は、議事の様子を伝えている。



通常毎年この時期にある議長選挙・首長選挙に対して慣例的という表現を使った事にこだわり厳しく糾弾。公式発表前の事象をツイッターで書いてしまったのは、よくないが、それがそこまで大問題?謝罪すべき点はきちんと謝罪しているし、問題をごっちゃにして全てに謝れ、謝罪文を出せ、発言権を取り上げろ、というのは、共産党アレルギーが相まっての集団ヒステリーだ。


毎年行われている事を慣例と表現した事が、この人数の県議が、集まって時間を使い協議するような事なのか?


県議会議員の給料・年収・収入 | 県議会議員の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden
ある試算によると都道府県議会議員の報酬年額は平均953万円。月額に換算すると約79万円になります。
ボーナスに当たる期末手当は平均416万円で、報酬年額にこれを加えた平均年収は1369万円です。
しかし実際に支給されている報酬は、都道府県ごとにかなり異なります。報酬月額とおおよその年収をそれぞれの自治体別で見てみると、東京都議は102万円と1697万円、宮城県議は84万円と1397万円、鳥取県議は71万9150円と1150万円です。



ここで、共産党を深夜まで吊るし上げている議員諸氏は、年収1369万円多分神奈川県なのでそれ以上を、県民の税金からもらっている。


糾弾自・公・民は、共産党に行っている事は解りづらいから、解りやすい言葉で県民に謝罪文を書けと言っていているが、それならまず共産党が何を言ってその事によりどれだけの損害を県民に与えたかを”解りやすく”県民に伝え、審判をあおぐ、意見を聞くという事を行ったのだろうか? 


相原委員『県議会のルールは先人の知恵と経験の積み重ねだ.そのルールを作る前提に共産党の問題発言やミスの連発は想定していないんですよ』
これって、今までツーカーで慣例的に馴れ合いで巧く言っていたのに異物の参入で混乱して不快だから、お前ら出ていけ、と言っているようなもの。
議会のルールが”先人の知恵と経験の積み重ね”てのは、まずずいんじゃないの?
どこの誰が選ばれて新規参入してもきちんと対応できる明解なルールの設定、暗黙の
”先人の知恵と経験の積み重ね”で出来上がったルールって、民主主義的なんでしょうか?


要は、糾弾自・公・民がいいたいのは共産党が交渉会として、成熟度に達していない、
つまり自分たちのレベルではないから、発言をするなということ。


ミスをしたかも知れないが、共産党井坂委員の発言は、とても筋が通っている。
『成熟していないとご指摘があったが、発言のミス二ついては、これからも努力しなければならないと感じている。しかし、成熟しているというのがどういう基準なのか、それは県民が判断する中身です.そういう中身で、制限を、ずっとではないということだが、
県民から付託を受けた私たちの発言権を制限する事は納得できない.その事はお話ししておきたい。』


自民長田進治委員『共産党とその他の会派の見解の相違は埋まるはずもないですから、裁決を取って進めてください


民進佐藤委員『井坂さんね、凄い堂々強弁されているんですよ.自らの正当性を主張されている.凄い違和感があったのが少し見えた。一つ一つについて受け止めかたが謙虚じゃなかったから、こうなってるんですよ。』


自民お得意の何でも数に任せた裁決と、内容より態度が癇に障ると明言の民進佐藤委員。
彼らは、論理的に話し合いを勧めるという事の根本がずれている。
こんな輩が、”先人の知恵と経験の積み重ね”で出来上がったルールにのっとって、まあまあ双方徳の折衷議案を出して、巧くやってきたわけだ。


彼らが言う”問題”こそ明解明解にされるべき。読めば読むほど気持ち悪い自・公・民議員の非論理的感情的な糾弾。
記事の最後のコメントが、とても明解なので転載させていただきます。


Jun Hanahaha
慣例やルールを破ったと抽象的言い回しで、その慣例やルールがどう大切なのか、過去の議事録を読んでも極めて不明確で、共産を攻撃する議員たちはご自分でそうした慣例がなぜあるのかの理由もわからずに食い下がってる様がにじみ出ています。ましてや、大事にされ、さらに怒りを井坂議員にむけているという子どもじみた様子まではっきりしています。先日からの議事録をみても、ひたすら「ミス」という言葉を繰り返すばかりで、それが具体的になんなのかを法的根拠をもとに誰も語れないという根拠のなさがこの話法に傾いてるのでしょう。


そして、共産党が議会を円滑に運ぶために非を認めるという大人の対応をしたことが、相原議員のようなモラルハラスメント議員の増徴を招くという悪循環になっています。むしろ、発言制限をされるべきは自民党や相原議員のような議員であることは明確です。神奈川新聞さんには、こうした不明確な議会運営がなされていることを今後も大きく扱ってほしいところです。


「先人の知恵」などではなく、腐敗の蓄積がこうした新人いじめを正当化させ、その中で発言を制限し、密室内での私刑を正当化させ、公的な場であるはずの県議会を、私物化する議員たちによって占有させてしまっていたということが、明るみに出ています。まるで、高校生の部活でのいぶりやしごきです。


こうした「野蛮」な議会運営がなされていること、法治国家として恥ずべきことですし、開かれた議会とは程遠いものになっています。


賛同・拍手!!!

PVアクセスランキング にほんブログ村
ランキングに参加しています。宜しかったら
下のバーナーをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村