密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

考える事を拒む無知の壁

日本に着いて家族や身近な人と話すと、かなり違和感がある。
話が政治に向かうと、特に女性は、解らないからという。夫の言う通りに投票していると聞いて、ちょっとびっくり。 政治の事、本質的な事、戦争への危惧など、話題がいくと、途端に会話にならなくなる。「いろんな考えの人がいるからね」という平和的帰結に持ってゆこうとする。 考えたくないし、論争になる議題に関わりたくない、それが、平和な人間関係維持に不可欠であるという考えの元に、無知の壁を作る。


これは私の家族やその周辺が特別なのではなく、多くの人たちがそのような感覚で生きている、生活を守っているのだろうと推察する。 政治はお任せで、考えたくない、こういう層が安倍氏自立を支えているのか?


義理の弟(同じ歳)は、頭のいい人だが、かなり右寄り。2チャンネルが大好きらしい。
南京や、慰安婦についての見解は真反対。ただ、彼は安倍政権は好きではない、しかし、安倍政権に無責任に反対ばかりしている人々はもっと嫌いだと言う。具体的には九条の会をあげていたが、不思議に共産党にはそれほど拒否反応はない。まともなことを言っているからだ、といっていた。


反安倍の人たちの主張に納得できない、あるいは、民進党のごたごたが、信用できない。これも、安倍支持率が落ちない原因の一つだろう。右派のなかにも、野党がきちんとした体制で、政策を打ち出せば、支持してもいいという人たちもいる。


どうしても、自分で国会中継を見、複数のメディアを比較して、政権の態度を認識するなどという事は、大半の人はしない。せいぜいNHKをちょっと見て、それを信じる、あるいは、ネットの流される安倍自画自賛プロパガンダを信じる。民進党の中途半端さ、や共産党の危険さを触れ回る情報を、懐疑せずに受け取る。


それでも、共産党はまともなことを言っていると認識されてきているのだ。          
北海道5区では、民進党保守派が、共産党と共闘姿勢を示した。それは、民進党に取ってプラスとなった、なぜなら、くだらないアレルギーだ、誰が嫌いだという態度が、一番、反安倍の国民をウンザリさせ、安倍は嫌いだが、こんな党には任せられないと、無党派の浮動票要員も、ウンザリするからだ。


これから、2ヶ月、がっちり共産党とタッグを組み姿勢を示し、仲間割れ、足の引っ張り合い、などをせず、進む事が大事だろう。
我らが野党第一党が、つらん事をしないで欲しいと祈るばかりだ


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