密接な関係にある他国から

アメリカと日本の社会、文化、日常感覚など、下から目線でつなげてみる。

ローマ法王の名言と、トランプのへ理屈

ローマ法王がトランプの考え方はキリスト教的でないと発言した。
トランプがメキシコ国境に、密入国者を防ぐため、長大な壁を作ると、公約している事にふれ「もし不法移民の強制送還やメキシコ国境における壁の建設を求めるならば”キリスト教徒”ではない」と述べた。「どこであれ壁を築くことしか考えず、橋を架けることを考えない人間はキリスト教徒ではない」とも述べた。
法王は17日、国境の町シウダフアレスでミサを行い、中央アメリカの人々が移民とならざるを得ない状況を「人類の悲劇」「人道危機」だと述べ、米国とメキシコ両国の指導者を批判した。「移民たちは、最も貧しい者たちを誘惑し破滅へと追い込む網へと巻き込まれている」と法王は述べた。

とってもリベラルなーマ法王フランシスコ


CNN;トランプ氏は「キリスト教徒でない」、ローマ法王が壁建設批判
http://www.cnn.co.jp/world/35078154.html


トランプは、『バチカンも壁に囲まれている』と主旨のすり替えへ理屈で対抗している。
トランプ氏は声明で、法王のコメントは「恥ずべきもの」だと反発。「どんな指導者にも、宗教指導者であればなおさら、他の人間の宗教や信仰について疑義を呈する権利はない」と述べるとともに(宗教的指導者はその信者の信仰を導く為にいる。)メキシコ政府が「法王に対して私の悪口を多く吹き込んだ」との考えを示した。
(世界は自分中心に回っている的被害妄想)


またトランプ氏は「もしバチカンがISISの攻撃を受けたら、法王はドナルド・トランプが大統領だったらと祈らずにはいられないだろう」とも述べた。(お前が神か、と突っ込みたくなる)


そういえば、どこかの国の首相にも、こういうへ理屈、主旨のすり替えだけが巧い、世界は自分中心に回っている的被害妄想をまくしたてる、人物がいたな、、、。


トランプの支持者は保守的なカソリック信者が多く、彼らは、教皇を取るかトランプを取るかの選択に迫られるだろう。いや、イエスを取るかトランプをとるかだね。


加えてオバマ大統領も、「トランプ氏は大統領になれないだろうと信じ続けている」と強調。その理由として、「米国民を強く信頼している。大統領の職務は重大であり、トークショーを仕切るようなことは違う」とし、「販売促進や市場戦略でもない厳しい職務である。多数の国民は我々に正しい事の遂行を望んでいる」と述べた。
また、米国の果たす世界への責任は自国の事だけだなく、分裂などの危機に直面する大きな問題を抱えて米国に何らかの対処を求める20カ国に対しても責任があると強調。「米国民は非常に分別がある。最後に賢明な判断を下すと考えている」と締めくくった。

CNN;オバマ氏、「トランプ氏は当選せず」 米国民の分別に期待
http://www.cnn.co.jp/usa/35078127.html?tag=mcol;relStories


世界には、変な平等粛正に捕われず、自分の信じた事を言葉として公に発する人々がいる。日本では、平等、公平は、本当の意味をねじ曲げる、いや理解さへ出来ていない人たちよって、言論統制の道具に成り下がっているなっている。メディアにはパワーと使命が有る事をもう一度思い出して欲しい。
オバマ氏の言葉を借りて、『日本国民は非常に分別がある。最後に賢明な判断を下す』
を信じたい。

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